【名城大学】柔道部 全日本学生柔道形競技大会の「固の形」で石川・更谷ペアが優勝
初代学生日本一に輝く
全日本学生柔道連盟の創設70周年を記念した「全日本学生柔道形(かた)競技大会」が初めて開催され、東海地区代表として本学柔道部から4選手が出場しました。審査の結果、21組が出場した「固(かため)の形」で石川聖人選手(理工学部4年)・更谷岳選手(法学部2年)のペアが優勝し、「投(なげ)の形」では川原静真選手(法学部1年)・鈴鹿睦月選手(法学部1年)のペアが敢闘賞を受賞しました。
全日本柔道連盟の形強化合宿に参加 国際大会派遣の可能性も
柔道の「形」とはあらかじめ順序と方法が決まっている柔道の練習方法の1つのことで、技をかける人と受ける人の2人1組で攻撃・防御の理合を習得するために行われます。形競技は柔道の基本となる技や動作の正確性を競うもので、全日本学生柔道形競技大会は「投の形」「固の形」「柔(じゅう)の形」の3種目で、選手が提出した映像に基づく録画審査方式により行われました。
本学柔道部では、部員全員の昇段を目標とし、実技試験科目の一つである形を修得するため、日本ベテランズ柔道大会「極(きめ)の形」の優勝者で、7種目の形の審査員資格を持つ平野多俊(かずとし)柔道部監督の指導のもと、柔道競技に加えて形に特化した練習にも取り組んできました。
さらに、大会参加が決まってからは世界形チャンピオンを講師に迎えての講習会を2回開いてトップアスリートから直接の指導も受けました。特に代表となった4選手は柔道競技の練習前後に個別で形の練習にも力を入れ、技を磨いてチームワークを高め、エントリー用の動画撮影に臨みました。こうした取り組みの集大成が優勝と敢闘賞という好成績につながりました。
石川選手と更谷選手は初代学生日本一となったことで、全日本柔道連盟が主催する形強化合宿に参加し、一定水準以上の技量が認められた場合は2023年度に開催される国際大会に派遣される可能性を持つこととなりました。引き続き、柔道部の応援よろしくお願いします。