劇団「大人の麦茶」22年間の歴史に幕を下ろす ラストオーダー公演『ネムレナイト』 下北沢ザ・スズナリにて上演決定
キャスト・メインビジュアル初公開!! 全キャストコメントあり!!
大人の麦茶主催、大人の麦茶ラストオーダー『ネムレナイト』が2024年4月10日(水)〜4月21日(日)に下北沢ザ・スズナリ(東京都世田谷区北沢1-45-15)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/otomugi-last
大人の麦茶公式ホームページ
https://otomugi.amebaownd.com/
大人の麦茶X(旧:Twitter)
https://twitter.com/otonanomugicha
2002年に旗揚げした「大人の麦茶」。以来、相鉄本多劇場、下北沢「劇」小劇場、シアターグリーン、紀伊國屋ホール、本多劇場、池袋あうるすぽっと、紀伊國屋サザンシアター、下北沢Geki地下Liberty、下北沢ザ・スズナリ 等、様々な劇場で公演を打って来た「大人の麦茶」が、来る2024年4月の劇団公演をもって活動を休止する。
最終公演となる今作。2004年、2006年、2008年と過去3度公演し、再演を待望され続けた大人の麦茶の代表作『ネムレナイト』を16年ぶりにラストオーダー公演として復活上演が決定した。
これまで三十杯以上の公演を重ね、いよいよラストオーダー。 締めの一杯は脚本・演出の塩田泰造が二十九歳の時に描いた夢物語へ誘う。
主演には、1月大人の麦茶特別公演にて主演し、好評を博した「Candy Boy」のリーダー、tvk「猫のひたいほどワイド」レギュラー出演中の俳優奥谷知弘を迎え、ヒロインには、つばきファクトリーの元メンバーおよび初代リーダーの山岸理子、「ハイキュー!!」「弱虫ペダル」等、2,5次元舞台を中心に活躍中の髙﨑俊吾、劇団男魂(メンソウル)代表の杉本凌士が出演決定。大人の麦茶の劇団員、並木秀介、池田稔、辻久三、宮原奨伍、岩田有弘はダブルキャストで分厚く公演を固める。また、これまで大人の麦茶作品に数多く出演し印象深い浅田光、トップモデルとして活躍し異色の存在感を放つ山村紘未、菊地賢太が塩田泰造の世界を彩る。そして塩田泰造が作詞を手掛け、石澤瑤祠が作曲する劇中歌をはじめ大人の麦茶の風物詩となっている石澤瑤祠の生演奏は今回も健在。さらにロックからクラシックまで音楽業界で大活躍する杉山章二丸、五十嵐あさか他、豪華ゲストが生演奏に参加予定。
全キャスト&大人の麦茶劇団員のコメント
奥谷知弘
「すいません、どうかしてました。」に引き続き、大人の麦茶の皆さんと作品作りができる事を嬉しく思います。これまで劇団の皆さんやファンの皆さんが過ごしてきた時間や紡いできた物語の全てを僕には感じ取ることは出来ずとも、今回の最終公演の座長として目の前の瞬間を全力で全うしたいと思います。心からご来場をお待ちしています。
山岸理子
ラストオーダーという特別で貴重な公演に出演することができてとても嬉しいですし、歴史ある下北沢のザ・スズナリの劇場で演劇をすることが今から楽しみです。
塩田さんとは私が高校生の時に舞台でお世話になって以来、とてもお久しぶりなのですが精一杯、全力で演じます!皆様に楽しんでいただけますように!
髙﨑俊吾
大人の麦茶さんが22年の歴史に幕を閉じるラスト公演、関係者の皆様、ファンの皆様そして演劇を愛する多くの方々にとっても、特別な作品となるかと存じます。主宰の塩田泰造さんをはじめ、オトムギの皆様に沢山お世話になってきたので、ラスト公演、誠意をもって、そして愛を持って作品の一助となれるよう頑張ります。よろしくお願いいたします。
並木秀介(大人の麦茶)
「ネムレナイト」という作品は20代の時、塩田作品に2回目の参加をした時の書き下ろし作品です。その時から、かなりの月日が流れましたが、今回のキャストでまたこの作品を創る事は、とても楽しみです。新しく起こる事に刺激をもらい、今までの事も振り返りながら。
池田稔(大人の麦茶)
ここ数年、運営から一歩引いていた我が劇団大人の麦茶。ラストオーダーと聞いて慌ててもう一杯。終電は?タクシー代は?いや、今はただ最期の一杯を心から味わおう。劇団結成前の初演(99年)から「ネムレナイト」は個人的には16年ぶり5回め。まあご存知の通り酒飲みの「一杯だけ」っていう言葉は信用する方が野暮ってもんだ。
辻久三(大人の麦茶)
初演時の記憶。眠れ騎士(knight)眠れない夜(night)二つの意味がタイトルに込められているなんて斬新!あの頃の辻は、芝居の楽しさと、仲間と劇団を大きくしていく高揚感でいっぱいだった。時は過ぎて今。もう一度だけ悦生役を四たび演じられること、役者冥利に尽きます。
宮原奨伍(大人の麦茶)
14杯めの2008年の『美女木ジャンクション』が初参加、すぐ後の『ネムレナイト』はお手伝いして、そこから15年全本公演に出演させて頂きました。15年で18杯と特別公演かぁ、“劇団”というものはなんだろうと“演劇”を続けながら、ずっと考えてきたようにも思います。“オトムギ”こと“大人の麦茶”が自分と共にしてきた時間を思いながら、挑戦をし、皆と最高のラストオーダーにします。どんな味かな、共に呑みましょうぞ。
岩田有弘(大人の麦茶)
大人の麦茶に入りませんか?とお声がけ頂いて早11年。これがなかったら自分は今芝居を続けてなかったと思います。大人の麦茶が、塩田泰造が、今の道に導いてくれました。いつかこの恩をお返ししたいとこれまで大人の麦茶の仲間たちと劇団内外様々な芝居を創ってきましたがまだまだ返せたと思えない。「ラストオーダーです。」夢から醒める言葉。まだ眠れ!眠らないと!!…“ネムレナイト”。残念ながら最後にピッタリな作品です。共にオトムギのラストを心に焼き付けましょう。
菊地賢太
初めて大人の麦茶に参加した三年前。コロナ禍で様々な制限の中でも、全員で最上の作品を目指し奮闘しました。あの濃密な時間を再び体験できる事がとても嬉しいです。スタッフもキャストも、たくさんの人に一回でも多く観てもらいたいという想いがあります。数多のダブルキャストで臨むこの公演。日毎、公演毎に表情を変えるこの作品を是非お楽しみに。
浅田光
大人の麦茶さんのラストオーダー、一オトムギファンとして、本当に様々な思いが巡っています。それと同時に、この舞台に立てることにはやはり、ぐつぐつと湧き立つ思いがあります。今はすべてそのままお腹に抱き締めて、稽古を頑張りたいと思います。
オトムギのみなさんと、座組の皆さまと、劇場でお待ちしております!
山村紘未
七年前に観た「おしり筋肉痛」から大人の麦茶のファンになり、昨年初めて舞台をご一緒させて頂きました。
稽古場で過ごした日々や帰り道、舞台裏でのご指導だったり、舞台後のお客様の姿、とても鮮明に記憶に残っています。
またご一緒できることが嬉しく、有難く、この度も精一杯させて頂きます。どうぞよろしくお願いします。
杉本凌士
昔、多摩川にタマちゃんってアザラシがいた。22年前。えっ!たまちゃんって、そんなに昔?…月日なんてあっという間だ。
大人の麦茶さんもあっという間に22年経っただろう。
でもそのあっという間は血と汗と涙に溢れてたと思う。リスペクトしかない。その歴史の一部に組み込まれる事に興奮と感謝です。…頑張ります。…楽しみます。
塩田泰造(大人の麦茶 作・演出)
ネムレナイトの初稿は、会社員時代に深夜のオフィスで、残業のふりをしながら鉛筆を削って原稿用紙に書きました。芝居をつくりたくてつくりたくてたまらなくて、夜が明けてしまうのがもどかしかった覚えがあります。
あれから四半世紀も演劇を続けて来られたのは、ひとえに大人の麦茶を愛してくださったお客さまのおかげです。ほんとうに有り難うございます。ラストオーダー、よろしくお願いします。
石澤瑤祠(大人の麦茶 音楽)
'03年から観てきた大人の麦茶。メンバーとして誘ってもらってから、早13年。オトムギがなければ劇の音楽をやることはなかったし、そもそも音楽を作ることがなかったと思う。たくさんの景色を見せてくれた皆様に感謝してます。最後の公演、やり残したことをやらせてもらいたいと思ってます。
あらすじ
山奥の寺万願寺に棲みついた能天気な三人組の幽霊ミハル・ウサ吉・エツロー。
新人幽霊のトランは、ミハルと共に過ごす時間が大好きだった。
しかし、そんな幽霊たちが巻き起こす破茶滅茶な騒動が、檀家の未亡人新谷宝子殺人事件へと発展。
2名の刑事 田辺、春日部の捜査が始まると、寺の住職 宮坂悦生は容疑者になってしまう。
兄の無実を晴らすため、霊がみえるという噂の鬼姫ツバキが帰ってくると、
トランの楽園は、ガラガラと音を立てて崩れ落ちていった。
ホラーコメディーでありながらお客さまのハンカチを熱く濡れそぼらせた
大人の麦茶の代表作がキャストを一新して16年ぶりに再演。
花やかに哀しく狂おしく涼しく。
大人の麦茶とは
2002年に旗揚げ。主宰塩田泰造の脚本・演出による作品を上演する劇団。2005年「転がる太陽」で「劇」小劇場、2007年「ちがいますシスターズ」で紀伊國屋ホール、2008年「サバンナチャンス」で本多劇場、2011年「1974」で紀伊國屋サザンシアターに進出。2016年以降、下北沢ザ・スズナリにて年に一度、本公演を上演。失われゆくものをテーマに、様々なスライス・オブ・ライフを描く。『大人の麦茶』とは生ビールのこと。是非呑みにいらしてください。
公演概要
大人の麦茶 ラストオーダー『ネムレナイト』
公演期間:2024年4月10日(水)〜4月21日(日)
会場:下北沢ザ・スズナリ(東京都世田谷区北沢1-45-15)
■出演者
奥谷知弘
山岸理子
髙﨑俊吾
並木秀介(大人の麦茶)[人組、麦組]
池田稔(大人の麦茶)[大組、茶組]
辻久三(大人の麦茶)[人組、茶組]
宮原奨伍(大人の麦茶)[大組、麦組]
岩田有弘(大人の麦茶)[人組、麦組]
菊地賢太[大組、茶組]
浅田光
山村紘未
杉本凌士
[生演奏]
石澤瑤祠
杉山章二丸
五十嵐あさか
他
■スタッフ
脚本・演出:塩田泰造
音楽・宣伝美術:石澤瑤祠
美術:田中敏恵
照明:菅橋友紀(balance,inc.DESIGN)
音響:木下勝哉
舞台監督:HiRoE/鈴木克彦
演出補佐:望月麻里
衣装協力:黒田匡彦
ヘアメイク協力:伊藤有香
イラスト:Noor
票券:加藤七穂
映像収録:水野博章
製作:ISIプロダクション
主催:大人の麦茶
<協力>(五十音順)
アップフロントクリエイト/エンターテインメント風集団秘密兵器/Candy Boy/銀岩塩/KUMSTYLE/THE SHOJIMARU/SHIN ENTERTAINMENT/椿組/テレビ朝日ミュージック/ハッチ/balance,inc.DESIGN/ブラッドブラザーズ/本多企画/Mensoul流/model agency friday/ロングランプランニング
■公演スケジュール
4月10日(水)19:15[大組]
4月11日(木)19:15[人組]
4月12日(金)19:15[麦組]
4月13日(土)14:00[茶組]/18:00[人組]
4月14日(日)14:00[麦組]
4月15日(月)休演日
4月16日(火)19:15[茶組]
4月17日(水)14:00[大組]/19:15[麦組]
4月18日(木)19:15[茶組]
4月19日(金)19:15[人組]
4月20日(土)14:00[大組]/18:00[茶組]
4月21日(日)14:00[麦組]
[45分前受付開始30分前開場]
大組[池田、菊地、宮原]
人組[並木、岩田、辻]
麦組[並木、岩田、宮原]
茶組[池田、菊地、辻]
■チケット料金
<チケット>(全席指定席)
【前売】5,000円(税込)
【U-30】4,000円(税込)
【学割】3,000円(税込)(要学生証)
【当日券】5,500円(税込)