2022年に全国9自治体の教員たちが受講した “話す力”をはぐくむ「Speak Up! プログラム」江東区で初導入。
~6/16・7/27・8/21教員研修を開催、児童・生徒向けのモデル授業も実施~
一般社団法人アルバ・エデュ(東京都文京区、代表理事:竹内 明日香、以下 「アルバ・エデュ」)が提供する「Speak Up! プログラム」を、今年度より東京都江東区教育委員会が導入を決定しました。
この度、江東区の小学校・中学校の教員に向けて、アルバ・エデュが提供する「Speak Up! プログラム」に基づき、子どもたちの可能性を引き出し、自己効力感が高まるような指導や評価ができることを目的とした、教員研修を実施いたします。なお、教員向けの研修は全3回を予定しており、1回目(6月16日)はオンライン、2回目(7月27日)、3回目(8月21日)は対面形式で行います。また、教員研修と並行して、児童・生徒を対象としたモデル授業も実施いたします。
江東区とアルバ・エデュは、新たな時代を自らの手で拓く子どもたちの育成に、一層尽力してまいります。
以下、参考資料
「Speak Up! プログラム」とは
「Speak Up! プログラム」は、子どもの話す力を育てることを目的とした「アルバ・エデュ」が提供する教育プログラムです。アルバ・エデュは2022年度より日本財団からの助成を受け、全国9自治体でこの教育活動を推進し、これまで全国の小学校、中学校、高校で、約5.2万人の児童・生徒が受講しました(2023年5月時点)。
- 教員研修のポイント
子どもたちを育成するためには、教員も「なぜ話す力が今の時代に必要か」「話す上で普段の授業と違う点はなにか」を理解することが必要です。今回の教員研修では、教員が子どもたちのプレゼンづくりを指導する際に、どのような声掛けをするかを学びます。教員の掛ける言葉一つで、子どもたちの自己肯定感は上がり、「もっと話したい」という意欲につながります。普段の授業から活用できるポイントを紹介し、教員同士のワークなどを通じて実践的な教員研修を行います。
- 児童・生徒向けモデル授業のポイント
モデル授業1回目では、自分の意見や思いを「考える」という、プレゼン作りの核となる部分について学びます。モデル授業2回目では、子どもたちが自己肯定感や自己効力感を高め、自分を堂々と表現できるようになることを目的に、「考える」ことをもとにして、「どのような伝え方をしたら聞き手の心に響く話ができるようになるのか」「どんな資料の見せ方をすれば自分の伝えたいことが伝わりやすくなるのか」について学びます。
- プログラムの教育効果について
過去にプログラムを実施した研究指定校では、「プレゼンに対するネガティブな自己評価が減少」、さらに「国語・数学・理科で約10%の学力向上」という結果も出ています。
一般社団法人アルバ・エデュについて
アルバ・エデュは、変化の激しい時代を生きる児童・生徒たちが、自己理解を深め自己効力感をもって未来を切り拓いていくために「話す力」を高める教育を全国に広げています。これまでに約5.2万人の子どもたちへの授業実績があります(2023年5月時点)。代表理事の竹内が、金融業界で海外投資家と日本企業をつなぐ仕事をする中で、「日本の優れた製品やサービスの良さが伝わっていない」という現実に何度も直面してきました。「話す力」は小さな成功体験を積み上げることによって高めることができるという信念のもと、教室内の心理的安全性をも高めるプログラムを提供しています。
所在地 : 東京都文京区音羽1-17-11 花和ビル308号
設立 : 2014年12月
代表理事: 竹内 明日香
URL : https://www.alba-edu.org/
■代表理事:竹内 明日香について
東京大学法学部卒業。日本興業銀行(現みずほ銀行)を経て、2007年に独立し海外投資家向け情報発信や日系企業のプレゼン支援を提供して今日に至る。2014年、子どもの「話す力」の向上を目指す(社)アルバ・エデュを設立。教員研修や児童・生徒を対象としたモデル授業を展開。NRS株式会社社外取締役。一般社団法人未来の先生フォーラム理事。公立小元PTA会長。二男一女の母。2022年5月には書籍『すべての子どもに「話す力」を』を出版。http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2308