クラウドサービス情報開示認定機関ASPIC 公式ホームページリニューアルのお知らせ
一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)(所在地:東京都品川区西五反田7-3-1 たつみビル2F、会長:河合 輝欣)は、「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を運営するクラウドサービス情報開示認定機関として活動しておりますが、この度、公式ホームページを全面リニューアルしましたのでお知らせいたします。
今回は、クラウドサービス利用者にクラウドサービスの開示情報へのアクセスしやすさと分かりやすさを大幅に改善するとともに、クラウドサービス事業者(申請者)に申請手続が容易に理解可能となるようにリニューアルを行いました。
◆新しい公式ホームページ URL: https://www.aspicjapan.org/nintei/
- リニューアルの背景
(1) 情報開示認定制度とは
「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」(以下、情報開示認定制度)とは、クラウドサービスの利用を考えている企業や地方公共団体などが、事業者やサービスを比較、評価、選択する際に必要な「安全・信頼性の情報開示基準を満たしているサービス」を認定するものです
平成19年、ASPICは総務省の受託調査研究によりISO27001等を参照したASP・SaaSの情報セキュリティ対策ガイドラインの策定を行いました。並行して、総務省とASPICが合同で「ASP・SaaS普及促進協議会」を立ち上げ、この協議会で、ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針の策定を行い、この指針をもとに平成20年4月、「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を創設し、認定機関をFMMC、認定業務運営をASPICとして認定制度が開始されました。また、平成29年には認定機関をFMMCからASPICに移管しました。以来、総務省ご指導の下、利用者が安心して利用できるクラウドサービスの普及推進を図る活動を継続し、現在、累計で215社の321サービスが認定されております。
詳細な経緯は、下記リンクをご参照ください。
https://www.aspicjapan.org/nintei/about.html
(2) クラウドサービス利用者からみた情報開示認定制度
2022年、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、クラウドサービス利用者がSaaS選定の際に参考としているクラウドの認定や認証制度について大規模なアンケート調査を実施しました。その結果、44%の利用者がASPICの情報開示認定制度を選定条件もしくは選定時の参考にしている事が判明し、他の認定・認証制度よりもまず、情報開示認定を参考にしていただいている実態が明確になりました。(図-2)
(3) クラウドサービス利用者がより分かりやすく、クラウドサービス事業者がより使いやすいホームページへ
上記のとおり、クラウドサービス利用者が思ったより多く参照いただいている実態がありますが、現状の情報開示認定サイトのホームページでは、各々のサービスの開示情報がpdfの表形式でしか提供されておらず、また各種の検索やフィルターが使いづらくお探しの情報にアクセスしづらいという問題点がありました。また、クラウドサービス事業者様からも申請方法などでの問い合わせが多く、ホームページの改善要望を承っておりました。
以上より、ASPICでは、早急にホームページのリニューアルに取りかかる必要があると判断し、今回のリニューアルを実施することにいたしました。
- リニューアルの概要
(1) クラウドサービス利用者向けの主な改善点
1:TOP画面から認定サービス一覧画面へのアクセスを容易にし、一覧画面内のフィルター機能やキーワード検索機能を充実させました(図-3)
2:個別サービスの情報開示内容についてWeb画面上の視認性を向上させ、また個別の表形式でもダウンロード可能としました。(図-4)
(2) クラウドサービス事業者(申請者)向けの主な改善点
クラウドサービス事業者が申請をお考えの際、申請手続きを素早く把握・理解可能とするため、申請ガイドとしてまとめたページを作成しました。(図-5)
ASPICでは、今後とも皆様のご意見を参考にホームページ等の改善を続けてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
- 本件連絡先
一般社団法人日本クラウド産業協会
クラウドサービス情報開示認定機関事務局
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-3-1 たつみビル2F
担当 : 岩田・池田
TEL : 03-6662-6854
Fax : 03-6662-6347
mail : aspic@cloud-nintei.org
認定サイト: https://www.aspicjapan.org/nintei/