大阪大学先導的学際研究機構 住民と育む未来型知的インフラ創造部門 との協働第一弾 産学官民連携の地域密着型インキュベーション施設 「SeekS×pot」(シークスポット)を京阪シティモール7階に開設

 京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸 昌宏、以下「京阪HD」)のグループ会社である株式会社京阪流通システムズ(本社:大阪市中央区、社長:松下 靖、以下「京阪流通システムズ」)は、本年5月26日に締結した京阪HD、京阪流通システムズ、㈱かんこうと大阪大学先導的学際研究機構との「産学官共創拠点形成を目指す産学連携プログラムに関する包括連携協定書」を受け、同機構住民と育む未来型知的インフラ創造部門(略称:FICCT「フィクト」、以下「大阪大学FICCT」)と協働の場、第一弾として地域密着型インキュベーション施設「SeekS×pot」(シークスポット)を 2023年11月6日(月)に京阪シティモール7階に開設いたします。

【ロゴマーク】

違う価値観の三原色が融合し、新しい「かたち」を構築していく場

三原色を混ぜると基本的にすべての色(個性)ができるとされています。
三原色の割合が大きくなったり、小さくなったり。
様々な課題に適応し、形状を可変しながら解決策を模索する可能性を視覚的にイメージしております。

「SeekS×pot」は、「Seek」「Spot」「Pot」の3つのキーワードから成り立ちます。
「Seek」・・・探す、捜す、求める
「Spot」・・・場所、地点、拠点
「Pot」 ・・・壺 「ツボ」は容器という意味だけでなく急所や要点を表す
未来のツボ、創造のツボ、まちづくりのツボ、スマートで豊かな暮らしのツボ、「声なき声から課題を探し出し、その解決策(ツボ)を追究し、価値を求めて、人が集う場所(要所)となる。」それが「SeekS×pot」の目指す未来です。

【コンセプト】

大阪大学FICCTは、「過酷な環境でも命を預けることができる科学技術をコアに住民から信頼される社会基盤を創り、住民と共に“育む”未来型知的インフラを創出する」をミッションステートメントとして掲げ、現実と仮想の境界面技術をコアとして、「地域に広がるリアルな社会課題の解決」に向けて産学官民連携の地域共創の実現に向けた活動を展開しています。当社はその趣旨に共感・賛同し、「沿線住民とつながる仕掛け」を「データサイエンス」で解決するための現実空間に存在する起点として、「SeekS×pot」を立ち上げます。当社は、京阪グループの一員として「SeekS×pot」を、地域に広がる社会課題分析・発見拠点、課題解決のための社会実装基盤を創る第一線となる拠点として、その活動を進化させ成長していきます。

【「SeekS×pot」の特徴】

①大阪大学FICCTや参画大学研究者との連携・共創

「SeekS×pot」は、大阪大学先導的学際研究機構/共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)や、大阪大学の若手卓越研究者、その他参画大学研究者との交流を起点として「SeekS×pot」発・事業共創プログラムを展開します。

②商業施設テナントとの連携・共創

「SeekS×pot」は、商業施設運営会社ならではの拠点活用として、京阪シティモールのテナントとお客様(地元住民)との連携・共創をイベント等を通じて、産学官民連携に導く持続可能な商業施設のあり方について検証を行います。(今回、「SeekS×pot」の内装及び備品等は、京阪シティモールテナントである株式会社ニトリ様と協働、ニトリビジネス設計施工としてコラボレーションが実現しました。)

③メンバーシップ間の連携・共創

「SeekS×pot」は、商業施設テナントだけでなく、天満橋をベースとして新しい取組みを生み出そうとする活力あふれる企業や法人、教育機関等との協働・共創を起点としたオープンイノベーションを仕掛ける場としていきます。(今回、山形県酒田市において地元企業コンソーシアム(いろは蔵パーク)を組成し、地域再生(まちづくり)にチャレンジをされている株式会社丸高様と連携し、「SeekS×pot」を関西と山形県酒田市をつなぐ交流拠点とします。)

④拠点の活用/優待

「SeekS×pot」は、コワーキング利用や少人数でのブレストが可能な「フレキシブルエリア」(定員:約15名)と会議室やイベント利用が可能な「コミュニケーションエリア」(最大定員30名:分割により10名×2室)の 2エリアから構成され、メンバーシップ登録者は、優待利用を受けることができます。(拠点の優待利用を受けるには、メンバーシップ登録が必要です。詳しくは、下記「SeekS×pot」公式ホームページをご覧ください。)

⑤拠点発のスタートアッププロジェクト支援

「SeekS×pot」は、大阪大学FICCT研究者のテクノロジー(科学技術)をコアとしたスタートアップを様々な側面からサポートします。シードラウンド期間においては、京阪グループが、そのテクノロジーの実証から実装への協力体制を構築しつつ、「沿線価値向上」に資する仕掛けをオープンイノベーションで実現していきます。当社は、スタートアップ成長期間において伴走しながら、インキュベーション拠点運営ノウハウを積み上げます。


当社は、地域と共にあり続ける商業施設運営事業を通じ、京阪グループの一員として地域との共創を目標に関西エリアの地域活性化に貢献してまいります。

「SeekS×pot」重点SDGs項目


【物件概要】

施設名称

SeekS×pot(シークスポット)

所在地

大阪市中央区天満橋京町1-1 京阪シティモール7階

床面積

約165㎡

開業

2023年11月6日

営業時間

■フレキシブルエリア
 平日10:10~18:00 
■コミュニケーションエリア
〈会議室利用〉平日10:30~18:00
〈イベント・講習・セミナー利用〉
 平日18:30~20:30、土日祝10:30~18:30
※利用詳細は、下記「SeekS×pot」公式ホームページをご覧ください。

URL


【株式会社京阪流通システムズ】

鉄道事業を基盤として不動産、流通、レジャー・サービスといった幅広い事業を展開する京阪グループ。流通事業においては、沿線で暮らすお客様の満足を目指し、百貨店、スーパー、レストラン等様々な業態を開発・運営しています。その中でも長い歴史を持つのがショッピングセンター事業です。京阪流通システムズは、KUZUHA MALL、KEIHAN MALL、KEIHAN CITY MALL、KYOTO TOWER SANDOをはじめとする商業施設運営で培ったノウハウ、人材、旬のネットワークを活かし、商業施設を対象に、施設がより多くのお客様の“また行きたい場所”になること、オーナー様の資産価値を向上させることを目指して、多角的なソリューションを提供しています。

■会社概要

商  号:株式会社京阪流通システムズ
代 表 者 :代表取締役社長 松下 靖
本  社:〒540-0032 大阪市中央区天満橋京町1番1号 KEIHAN CITY MALL 3F
T E L :06-6944-3087
F A X :06-6944-3047
設  立:2002年8月8日
事業内容:ショッピングセンター等の商業施設の経営、プロパティマネジメント事業
資 本 金 :100百万円
U R L:https://www.mall-keihan.co.jp/

【添付資料】

  1. 大阪大学先導的学際研究機構住民と育む未来型知的インフラ創造部門について

住民と育む未来型知的インフラ創造部門(略称:FICCT「フィクト」)の活動は、2023年4月、文部科学省の外郭団体である国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の「共創の場形成支援プログラム」に採択されました。
FICCTは、「“信頼”される現実と仮想の境界面技術をコアとした、住民と共に “育む” 未来型知的インフラを創出する」というビジョンの達成を目指し、産学官民の連携体制を構築しながら進めています。
インフラ維持管理の新しい仕組みの構築や住民が安心・安全を確保しつつ幸せを感じるシステムの開発、またこれらの社会実装に向けて大阪大学をはじめとする気鋭の卓越若手研究者が中心となって、地域のリアルな課題の解決に向けて取り組んでいます。

2.施設写真

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