2024年4月に日本最大規模となる工学部の改組を実施 首都圏初の「課程制」本格導入へ 社会の要請に応える技術者養成へ向けた工学部の教育改革
芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田 純)は、2024年4月から工学部を学科制から課程制へと改組します。工科系単科大学としての特徴を生かし、社会の要請に答える工学技術者を養成すべく、1949年以来継続してきた学科制による教育から、より柔軟に分野横断教育が行える課程制へ教育プログラムを改革します。
本学工学部は9学科1課程で約1,000人となる定員を擁すため、今回の課程制への改組は日本最大規模となります。また、課程制の導入は首都圏の大学では初となります。
ポイント
・現在の9学科を5課程・9コースへ改組し、分野の枠を超えた横断的な学びを実現
・幅広い学びを具現化する、分野別科目群と副コース認定制度を導入
・卒業研究を3年次から始め、学生は2年間かけてじっくり取り組む
改組による教育の特色
1927年の開校以来、芝浦工業大学は「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神に掲げ、実学重視の教育を展開してきました。2020年代の今、産業構造の変化や社会の複雑化によって、社会で求められる人物像も変化しています。そこで、学科制から課程制へ移行し、「分野横断教育」「研究を軸とした実践型教育」「課題発見・解決型人材教育」を教育の柱に捉え、新時代を切り開く人材を育成していきます。
今回の改組により、「機械工学課程」「物質化学課程」「電気電子工学課程」「情報・通信工学課程」「土木工学課程」が新たに設置され、各課程内に合計9つのコースが誕生します。学生は入学時に選択した自コースを軸に、他コースの副専門分野を自由度高く学ぶことが可能となり、今後さらに社会から重要視される分野横断知識による課題解決能力を体系的に身に付けることできます。詳細は工学部課程制の特設サイトをご覧ください。
芝浦工業大学工学部課程制 特設サイト
学生一人ひとりの個性が輝く、工学部の新しい教育プログラムの特徴を紹介しています。
https://newengineering2024.shibaura-it.ac.jp/index.html#top
芝浦工業大学とは
工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科
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日本屈指の海外学生派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。東京都と埼玉県に2つのキャンパス(豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9,000人の学生と約300人の専任教員が所属。2024年には工学部が学科制から課程制に移行し、従来の教育の在り方を根本から変えていきます。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。