国内インターネット関連サービスプロバイダ, 株式会社エアネットが、 セルフオーダー式ネットワークサービス、「Colt On Demand」を採用
-コスト効率が高く、俊敏な切り替えが可能な専用線サービスを自身で構築-
欧州・アジアの都市部に広がる自社光ファイバー・ネットワーク網により、広帯域、及び迅速なネットワーク・ソリューションを提供するデジタル・インフラ企業、Coltテクノロジーサービス株式会社(代表取締役社長:星野真人、所在地:東京都港区六本木、以下Colt)は本日、国内で1996年よりインターネット関連サービス事業を展開している、株式会社エアネット(代表取締役社長:吉村 隆、所在地:東京都品川区北品川、以下エアネット)が、自社サービスのより高コスト効率で迅速、俊敏な提供の為に、Coltのセルフオーダー式 ネットワークサービス、「Colt On Demand」を採用、自身で専用線の設定、運用を始めたことを発表しました。同社は既に今年4月から、Colt都内データセンター、大阪データセンター、クラウド接続の合計5回線を運用しています。
株式会社エアネットは、1996年に開始したISP (インターネット接続サービス) 事業を皮切りとし、データセンターを利用したサーバシステムの構築・運用サービス、クラウド型メールソリューション「ALL in Oneメール」、自社開発の飲食店向けに特化した予約管理システム「リザーブキーパー」を中心としたビジネスクラウドなど、IT サービスの領域において事業を拡大している老舗企業であり、2007年よりColtの都内データセンターを自社DCの一つとして利用しています。
また、同社は2015年より、東京―大阪間において、Coltのデータセンター相互接続ソリューションである、クラウド&DC接続サービス、「DC Net」の1GをDR(Disaster Recovery, 災害復旧)用に利用していましたが、平常時100M以下の利用であることから、運用コストが問題視されていました。
さらに、セキュアかつ高品質な通信回線が担保されることも必須でした。その為、Coltとしては改善案として、既存の回線からの変更も含めて、オンデマンドサービス、「Colt On Demand」を提案しました。
担当営業の宮村 忠幸は以下のように述べています。
「エアネット様は熟練した知識と経験をお持ちのISP様なので、特にColt On demandへの移行に不安はありませんでしたが、既存サービスと異なる時間課金の料金体系のご説明を行いました。また最初のポータル設定は弊社エンジニアサポートの元で行いました。その後はエアネット様ご自身で追加のオーダーを実施、問題無く回線開通しております。」
同社は検討の結果、Colt On Demandのフレキシブルモデルを採用し、今年4月から6月の間で5回線を使用、Colt On demandを採用したことにより平均で60%のコスト削減に成功しています。
今回導入を決定した、株式会社エアネット取締役 田中 政裕様は以下のように述べています。
「弊社は元々ColtのEthernetサービスを利用していました。今回のColt On Demand導入に際して、Colt Ethernetと同じプラットフォームを利用していると説明を受けていたので、サービス品質に不安はありませんでした。また、拠点の工事が完了するといつでもすぐに回線を追加できるようになったため、パブリッククラウドとの連携も気軽に試すことが出来るようになりました。昨今、弊社のお客様の中でも「エアネットのマネージドサービスを利用しながら、AWS等のクラウドサービスで提供されるSaaS サービスのデータ連携を試したい」といった声や、「AWS 等のパブリッククラウドを活用しながら、重要なデータを国内へバックアップし、加えてオフライン保管を行ないたい」といった声が増えており、Colt On Demandにより、時間単位で柔軟にクラウド接続サービスを提供できるようになったのはありがたいです。Colt On demandのポータル設定はある程度の習熟が必要ですが、この価格帯でこのオンデマンドサービスが受けられる例は他になく、スモールスタートから展開できるのも有難かったです。」
また、今回のエアネット様の「Colt On Demand 」導入に際し、Coltテクノロジーサービス代表取締役社長、星野 真人は以下のように述べています。
「弊社の「Colt on Demand」は、お客様ご自身でネットワーク注文が可能なポータルにより、新規のネットワークサービスのご注文や帯域の増減速などのご注文が可能です。契約期間も既存の固定契約に加えて、使用した時間に応じて課金されるフレックス契約が選択可能な為、契約期間に縛られない柔軟な利用が可能です。
エアネットのような企業が、必要なビジネス用途に合わせて固定とフレックスを使い分けているのを見るのは素晴らしいことです。 弊社は、このような柔軟性が拡張性につながり、将来的に同社のビジネスの更なる成長をご支援できると信じております。」
同社は今後、AWSへの接続で得たメリットを活かしMicrosoft AzureやOracle CloudへのDCA(Direct Cloud Connect)接続の拡張を検討しています。また、自社で展開しているクラウドやホスティングサービスにおいても、Colt On Demandの更なる活用を検討しています。
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エアネットについて,
株式会社エアネットは、1996年に開始したISP (インターネット接続サービス)事業や、データセンター環境内でお客様専用のサーバシステムを構築し、24時間体制で監視・障害対応までサポートを行うマネージドホスティング事業を提供する、ITサービス企業です。
日本国内のインターネット黎明期より培ってきた大規模Webシステムの運用経験をもとに、仮想環境上でのプライベートクラウド構築や、他クラウドサービスと連携を行うハイブリッドクラウドなどの構築において、多数の運用実績を持っています。近年では用途特化型のソリューションとして、メールサーバ運用からセキュリティ対策までワンストップで対応できる企業向けメールサービス「ALL in Oneメール」、飲食店向けクラウド予約管理サービス「リザーブキーパー」など、自社開発ソリューションの展開も行っております。
詳細については、www.airnet.jp をご覧ください。
Coltについて;
Coltは、顧客企業のビジネスを成功に導く、「想像を超えたつながり(Extraordinary Connections)」を提供する、グローバルなデジタル・インフラ提供企業です。
優秀な人材と同じ志を持つパートナーに支えられ、デジタル・ユニバースの力をどこでも、いつでも、そしてあらゆる方法でお客様に届けるという目的を持って行動しています。
1992年にロンドンで創業し、今では世界中に60を超える拠点を抱えるまでに成長したColtは、顧客企業への深いコミットメントで通信事業者としてのプレゼンスを確立しています。Coltは自社運用の「Colt IQ Network」により、欧州、アジア、北米を中心とする32か国222都市において、1,000か所以上のデータセンター、51の都市部エリアネットワーク、31,000棟以上の商用ビルを接続しています。
株式非公開企業であるColtは、最も財務健全性の高い企業の一社でもあります。
Coltは業界を牽引する優れた顧客体験の提供にこだわり、顧客企業の革新を、自身の価値観や顧客企業、パートナー、人々、及び地球への責任を以て支援します。
詳細については、www.colt.net/ja/をご覧ください。