山梨おしゃれ賃貸・グレイスロイヤルのリノベーション部屋は、他社とはどこが違うの?
リノベーション賃貸は、どこも同じではありません。
甲府市大里町にあるグレイスロイヤルは、1993年に建てられた2LDK(一部は3LDK)賃貸アパート。
築年数が経過していることもあり、2018年から空き室を順次リノベーションをして、築年数を感じさせないお部屋を提供していますが、近年では他社管理会社物件においてもリノベーションを展開していることから「グレイスロイヤルも他社と同じではないの?」と疑問に思う方もいるはず。
結論から言いますと、グレイスロイヤルが展開しているリノベーションは
ナチュラルテイスト
に特化しているリノベーション。自然素材の漆喰や無垢材をできる限り使用しているので、まるでおしゃれなカフェのお店で生活しているかのような、温かみがある部屋となっています。
一方他社が手掛けているリノベーションは、設備や内装はメーカー既製品を導入し、できる限りコスト削減を図っていることから、完成したリノベ部屋は、どれも同じような部屋ばかりになっていて、まるで新築物件を真似したかのような雰囲気にも見えます。
今日のブログでは、当物件が手掛けるナチュラルテイスト・リノベーションについて、舞台裏を含めて説明させていただきます、
1.製作期間3週間、世界にひとつだけのキッチン
リノベーションの醍醐味といえば、今まで使用していた設備から「新しい設備」に交換することによって、使い勝手が格段によくなるところ。
一般的なリノベーション賃貸で、キッチンを交換する場合には『賃貸用のキッチン』を導入するのが殆どであり、こちらの方にした方が、コストを抑えることが可能となります。
ただ賃貸用のキッチンを導入した場合、確かに機能性の部分においては「使いやすく」なるものの、他社も同じようなことをしてくる可能性が高くなるので、差別化にはつながりません。
そこで、当物件では「築年数が経過している」ことを逆に武器にして、おしゃれなカフェにあるような「居心地がいいキッチン」を作ろうと考え、建具屋さんに全面協力の元、ナチュラルキッチンを製作いたしました。
当物件のキッチン扉に使用しているのは、本物の無垢材。
今まで使用していた扉は「お役御免」となり、新たに無垢材扉を加工~組み立てを行うので、完成するまでに約3週間ぐらいかかり、当然ではありますが「市販化」されてはいませんので、リノベーションをするたびに「特注」という形で製作してもらっています。
また今まで使用していたキッチンでは「調理スペース」が狭すぎて、まな板一枚置いてしまうと、他の物を置くことができないので、リノベーションを機に「調理台を付けた可動式のキッチンカウンター」を設置。
こちらも市販化されてはいませんので、特注となりますが、キッチン扉同様「無垢材」を使用していますので、キッチンによく合うキッチンカウンターとなっています。
キッチンカウンターは大型の家具屋では販売をしているものの、調理台=ステンレスが設置されていないものが多く、またキャスターがついていないものや、収納スペースが充実していないものが多いのですが、当物件のキッチンカウンターは、調理スペースと収納スペースが充実していることから、二人暮らしをされる方ならば「食器棚」を購入しなくても大丈夫なぐらい、収納スペースが充実しています。
2.自然素材の漆喰は、とてつもない効果を生み出します
リクシル住宅研究所が調べた所によると、賃貸物件に住む方の約8割は、部屋の機能性(断熱・湿気・防音)に不満を持っていて、そのうちの約3割は「引越しを検討」していることがわかっています。
さらに驚くべきことは、築年数が経過すればするほど「賃貸の機能性に不満を感じる方の割合が増えていく」ことが分かったので、築年数が経過している物件をリノベーションする場合には、機能性の部分をしっかりと対応しなければ、すぐに退去してしまう恐れが出てくるのですが、実際では「多くのリノベーション物件では機能性改善に向けた対応はしていない」のが現実。
そこで当物件では、上級グレードの部屋のみとなってしまいますが、室内の壁(ただしLDK・和室・洋室の壁のみ)に「自然素材の漆喰」を施工しています。
漆喰を室内に施工すると…
*室内の湿気が多湿/乾燥状態になったとしても、漆喰が吸湿/放湿してくれるので、夏場はジメジメすることなく、冬場は暖房を使用していなくても、乾燥状態にはなりにくくなります。
*漆喰は「多孔質構造」となっていることから、吸音・消臭効果が期待できます。
*調湿効果があることによって、室内干ししても嫌なニオイがつきにくくなります。
*調湿効果によって、カビが生えにくく、ダニ発生抑制にもつながります。
*ホルムアルデヒドを吸着・再放出させないので、健康的な暮らしをしたい方には最適な部屋となります。
*漆喰壁に付着した「ウイルスや細菌」の増殖を抑制する効果が期待できます。
漆喰を導入したお部屋にご入居されているお客様も、漆喰に対する効果を実感しています。
お客様の声を一部紹介させてもらうと…
窓は閉めっぱなしの状態で出かけるので、当然ですが、普通の賃貸ならば玄関を開けた瞬間「蒸し暑さ」が襲ってきて、すぐにエアコンをつけてしまいがちになりますが、こちらの部屋の場合、蒸し暑さは正直それ程感じませんし、何より一番驚いたのは、夜寝る時にエアコンの設定温度を低くしなくても快適に寝ることができる点です。
前住んでいた賃貸物件の場合、当然ですがエアコンの設定温度を低くしなければ寝ること自体難しかったのですが、こちらの部屋の場合エアコンの設定温度を低くしなくても(大体26度に設定しているとのことです)快適に休むことができ、場合によっては26度でも寒いぐらいで、タオルケットでは少し寒くなってしまうので、一枚ものの羽毛布団をかけて寝たこともあります。
漆喰が湿気を吸収していることもあり、寝苦しさは全く感じられず、エアコンの設定温度を低くしないことから、前住んでいた賃貸物件と比べて、夏場の電気料金が2000円ぐらい安くなったのは本当にびっくりしました。(2019年にご入居されたお客様)
漆喰を施工したことによって、調湿性や断熱性に効果があることがわかり、また防音に関しては、漆喰が「多孔質」構造であることから、通常の壁紙の部屋と比べると、生活音(話し声やテレビなどの音)が部屋の外に漏れにくくなるので、吸音性に関しては一定ではありますが期待をすることができると思われます。
3.和室をあえて生かした賃貸
ライフスタイルの変化などによって、賃貸では和室部屋はすっかりなくなりつつあり、また現在和室部屋がある賃貸は、集客強化のために「洋室に間取り変更」する所が多くなってきています。
賃貸で和室部屋があると、たとえきれいに使用していたとしても「退去時に表替え費用」を支払わなければならないので、余計な出費となってしまうばかりではなく、畳というとダニが発生しやすいといった、ネガティブなイメージが先行してしまうので、賃貸で和室部屋があること自体が「マイナス」となってしまっています。
ただ、和室部屋を様式に「間取り変更」したとしても「押入」や「木枠付きの窓」はそのまま使用しなければならないので、室内の雰囲気が変な感じになってしまいます。
そこで、当物件においては『あえて和室を生かしたリノベーション』を展開し、通常の畳ではなく「和モダン空間」が魅力的な琉球畳を導入することによって、堅苦しい和室のイメージから、おしゃれな和室のイメージに変えることに成功しました。
琉球畳は、おしゃれでモダンな雰囲気が一番の魅力ですが、それ以上に「日焼けしにくいので原則表替えの必要性がない」「通常の畳と比べてダニの発生が少ない」ので、和室で生活したことがない方であっても、琉球畳ならば生活することができますし、また畳には「クッション性」があることから、足音などの生活音対策にも効果的。
4.清潔感溢れるおしゃれな浴室
リノベーション賃貸の一部では、浴室はそのまま使用している所が意外に多いのをご存知でしょうか?
浴室をリノベーションする場合、大抵は「浴室を完全に新しくする」方法を選びますが、ただ浴室を完全に変えるとなると、50万円ぐらいの費用が掛かってしまうので、リノベーションを手掛ける管理会社では、予算的に厳しことから、浴室のみはリノベーションをせずにそのまま使用している場合が多いですが、水回りの部分は、どうしても「年数を感じさせてしまう」ので、お部屋探しをされている方にとっては「がっかり」してしまいますよね。
当物件においては、こちらも上級グレードの部屋のみではありますが、浴室の大きさと浴槽はそのままではありますが、壁・天井・床・鏡・水栓は新しくなっているので、古さが目立つことはまずありませんし、何よりリノベーションしたことによって、清潔感が溢れるおしゃれな浴室に生まれ変わったので、毎日のバスタイムが楽しくなることは間違いありませんね。
~まとめ~
当物件が手掛けるリノベーションは、できる限り「自然素材」を室内に導入していることから、おうち時間が長くなっても、逆におうちカフェを楽しめる部屋となっていることから、コロナ禍であっても快適に過ごすことができます。
また漆喰を使用していることから、調湿効果によって「少ない冷房でも快適に過ごす」ことができるので、電気料金を気にすることなく生活できる部分も魅力的ですし、なにより、漆喰を施工したことによって、室内の機能性の部分が改善された点においては、今までリノベーション賃貸に住んで「あまりいいイメージがなかった」方でも、納得して頂けるはずです。
お部屋探しの際、参考になれば幸いです。
今日も最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。