トイ・プードルのしつけについて!開始時期や起こしやすい問題行動とは?
長年人気上位をキープしているトイ・プードルは、賢く活発的で、甘え上手な性格をしています。
賢いので、しつけは簡単と思ってしまいがちなのですが、しっかりとしつけをしないと、問題行動が多発して、手がつけられない状態になってしまうことも…
今回は、トイ・プードルのしつけ開始時期や、トイ・プードルが起こしやすい問題行動と対策についてなどをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください!
トイ・プードルのしつけ開始時期は3〜4ヶ月が理想的
トイ・プードルに限らず、わんちゃんのしつけを開始する時期は、3〜4ヶ月が理想的と言われています。なので、お家に迎え入れて、お家の環境に慣れた頃からしつけを行うのがベストな時期です。
成犬になると、幼犬に比べ、しつけに時間がかかってしまいます。保護犬などで、成犬を引き取った場合は、できるだけ早くしつけを開始し、根気強く行うことが大切です。
最低限しつけておく必要のある内容とは?
人間と共存していくためには、最低限しつけておきたいことが以下の6個です。
おすわりorふせ
まて
リーダーウォーク(散歩時)
トイレ
ハウス
ダメ
これらは、最低限覚えさせなければ行けない内容のしつけです。
そして、吠え癖、噛み癖、飛びつき癖がある場合も、それぞれ対処しなければいけません。
トイ・プードルが起こしやすい問題行動と対処法について
トイ・プードルの性格上、起こしやすい問題行動がいくつかあります。それぞれの対処法をご紹介をいたします。
分離不安
無駄吠え
飛びつき
分離不安の対処法
分離不安とは、飼い主さんと離れると不安になり、鳴き続けてしまう行動のことを言います。
トイ・プードルは愛着行動が高いため、分離不安になりやすい傾向にあります。
この場合、人と離れる練習をしなければいけません。
1日中つきっきりにするのではなく、ケージの中で一人で過ごす時間を少しずつ伸ばしていきましょう。
お留守番中は寂しくない様に、お気に入りの人形やおもちゃなどをそばに置いておいたり、どうしても鳴いてしまう場合は、マイク付きのペットカメラを設置するなどの工夫も必要となります。
無駄吠えの対処法
トイ・プードルは好奇心旺盛なので、通行人や車など、動くものに反応して、吠えやすい犬種です。他にも、インターフォンが鳴ったり、来客が来ると、ずっと吠えているという問題行動も見られます。
通行人や車など、動くものに対して吠える場合
外が見えないようにカーテンをする、ケージを移動する。散歩は人通りが少ないコースに変更するなどの工夫が必要です。
インターフォンに対して吠える場合
インターフォンに慣れてもらうために、何度もインターフォンを鳴らして、吠えなければご褒美をあげる、を繰り返し行いましょう。
来客に対して吠える場合
来客に対して吠える場合は、来客がきたと同時におやつを与えましょう。
来客が来ると良いことがあると、覚えさせることが重要です。
無駄吠えは、叱って直すより、良いことがあると覚えさせることが、ポイントになります。
飛びつきの対処法
トイ・プードルは、すぐに興奮しやすい一面を持っています。
例えば、おやつを見せたときや、飼い主さんが帰ってきた時など、嬉しい時に飛びつく癖を持っていることが多く見られるのが、トイ・プードルです。
飛びつき癖を治すためには、「お座り」や「まて」を完璧にしつけることが必要です。
できたら褒めたり、ご褒美を与えるなどを繰り返し行いましょう。
これを繰り返すことによって、わんちゃんは飛びつく前におすわりをすれば、良いことがあると覚えてくれます。
まとめ
いかがでしたか?
トイ・プードルに起こりやすい問題行動を学ぶことによって、慌てず対処することができる他、予防ともなります。
また、しつけを始める時期の理想は、生後3ヶ月〜4ヶ月からです。成犬になってから飼育を始めた場合、飼い始めてできるだけ早い段階でしつけを開始して、根気強く行いましょう!