リアルグローブ、「現場情報投稿システム REPORT & SHARE(レポートアンドシェア)」が、地方自治体における消防団の消防水利設備の情報共有においてご活用いただきました

 株式会社リアルグローブ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:大畑 貴弘、以下 リアルグローブ)が開発したリアルタイムで情報共有ができるアプリケーション「現場情報投稿システム REPORT&SHARE(レポートアンドシェア)」が、鹿児島県内の自治体における消防団の消防水利設備の情報共有の手段としてご活用いただきました。

 地方の自治体では、火災発生時、多くの場合は関係区域の消防団が出動します。発生した火災の規模により複数の消防団が消火活動に当たる場合がありますが、消防水利設備の所在については、各消防団が紙ベースで管理していました。所属する管轄エリア以外の消防活動時に、消防水利設備の所在確認に手間がかかりました。

 消防水利設備の所在情報を他区域の消防団と共有することで、消火活動をより円滑に行うために、「REPORT&SHARE」の正式リリース(2024年5月27日)以前の2022年10月にベータ版を導入いただき、継続してご活用いただいております。

◆現場情報投稿システム REPORT&SHARE(レポートアンドシェア)

https://report-and-share.realglobe.jp/

消防水利設備は所在を目立たせるため、その多くが赤や黄色で表わされていますが、以下のような問題も想定されます。

・経年劣化により塗装が剝がれてしまっている
・木や植物の成長により、標識や消火栓がわかりにくくなる
・中山間部においては目印になる建物がなく、番地や紙の地図では場所がわかりにくい

※中山間部における消防水利設備の状況(イメージ画像 )

【「REPORT & SHARE」導入のメリット】

 「REPORT & SHARE」は、地図上に所在地を正確に表示することができるだけでなく、登録されている画像によっても消防水利設備の現状を簡単に共有・確認することができます。

【導入で見込める主なメリット】

・地図上に正確に表示される
・画像も登録できるため、消防水利設備の形態や現状確認が容易にできる
・紙データ(紙の地図等)で行っていた引継ぎ作業が不要
・担当区域以外の消防水利設備の情報が検索できる

※中山間部における消防水利設備(イメージ画像 )

 「REPORT & SHARE」は、スマートフォンやタブレット端末で情報を確認できるため、火災や大規模災害発生時に「自宅や職場から現場へ駆けつける場合でも、簡単に位置情報を確認することができ、大変役に立つ」「現地設備を画像で確認できるため、わかりやすい」とのお声もいただきました。

《消防団の概要と位置づけ》
消防団は、消防本部や消防署と同様、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される消防機関です。消防団は、常勤の消防職員が勤務する消防署とは異なり、火災や大規模災害発生時に自宅や職場から現場へ駆けつけ、その地域での経験を活かした消火活動・救助活動を行う、非常勤特別職の地方公務員です。
(出典:総務省 消防庁 消防団のホームページより)

【現場情報投稿システム REPORT&SHAREについて】

現場情報投稿システム「REPORT & SHARE」は、さまざまな業界の「管理業務」「点検業務」「調査業務」等で使用される、写真・動画・テキスト情報などをスマホから投稿し位置情報付きで地図上に集約できる現場情報投稿システムです。

スマートフォン内の写真や動画、その場で撮った写真・動画を投稿することができます。投稿したデータは「REPORT & SHARE」のPC・スマートフォンのwebサービス上で同僚や仲間から確認できるようになります。

また帳票作成にも簡単にCSV出力を可能にしており、手間のかかる報告業務の作業削減も可能としているシステムです。

《「REPORT & SHARE」他の事例 》

消防水利設備の点検業務:https://realglobe.jp/cases/1546/
道路付属物の管理・破損報告 等:https://realglobe.jp/cases/1494/
砂防、落石・転石、土壌・地質調査 等:https://realglobe.jp/cases/1638/

☆「REPORT & SHARE」に関する質問やお見積り、お打ち合わせのご依頼など、下記にて受付しております。
URL:https://report-and-share.realglobe.jp/

【リアルグローブについて】

株式会社リアルグローブは、『世界の全てをWebAPI化』することで、適量生産・適量消費で地産地消、持続可能な社会を実現するため、社会にある様々な「現場」でAI・IoT・Roboticsといった「技術」の活用モデルを作り、社会実装を進めることで、よりよい社会の実現を目指しています。

■社名   : 株式会社リアルグローブ
■本社所在地: 〒101-0061
       東京都千代田区神田三崎町2-20-4 八木ビル201
■代表取締役: 大畑 貴弘
■URL   : https://realglobe.jp/

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