世田谷区と“福祉をたずねるクリエイティブマガジン”の連携プロジェクトによる「せせせマルシェ」3月16日（日）世田谷区「三軒茶屋ふれあい広場」で開催！

世田谷区（区長：保坂展人）主催、株式会社マガジンハウス（本社：東京都中央区、代表取締役社長：鉄尾周一）〈こここ〉編集部協力によるイベント「せせせマルシェ」を、三軒茶屋ふれあい広場（東京都世田谷区太子堂2-17-1）にて2025年3月16日（日）に開催いたします。dot button company株式会社（本社：東京都世田谷区、代表取締役：中屋祐輔）と、世田谷区が行う「SETAGAYA PORT（https://setagayaport.jp/）」プロジェクトも、本イベントにてブースを構え、イベントの運営を行います。

＜イベント概要＞
実施日時：2025年3月16日（日） 11:00～16:00
実施場所：三軒茶屋ふれあい広場（東京都世田谷区太子堂2丁目17−1）　
入場︰無料
※小雨決行・荒天中止

本イベントは、マガジンハウスが運営する“福祉をたずねるクリエイティブマガジン”〈こここ〉と世田谷区が連携し、2022年秋から始動した〈せせせ〉プロジェクトの一環です。

2024年開催「せせせマルシェ」の様子

福祉の現場から生まれる製品・商品には、一つひとつにユニークな物語が宿っています。〈せせせ〉プロジェクトでは、「福祉」に抱かれがちなイメージを超えて多様なモノゴトを届けるため、 世田谷区内の障害者施設とともに考え、工夫を凝らしながら魅力発信に取り組んでいます。

今回は〈せせせ〉プロジェクトに参加する世田谷区内の12の施設が出店します。さらに、マガジンハウス〈こここ〉編集部による交流スペース「喫茶せせせ」や、「ブックパーティー」なども実施予定です。

ぜひこの機会に、世田谷・福祉生まれの個性豊かなモノゴトに出会ってみませんか？

世田谷区×POPEYE特別編集「きみも福祉の仕事してみない？」（第3弾）（こちらの冊子も当日配布いたします。

〈せせせ〉プロジェクトに参加する世田谷区内の12ヶ所の施設が出店します！
日常のお供にするのもよし、贈り物にするのもよし。まだ世に広まっていない、作り手それぞれのこだわりが詰まったイッピンを、ぜひ実際に手にとってお買い物をお楽しみください。

＜出店事業者一覧（順不同）＞
※商品写真はあくまでイメージです。当日の販売内容と異なる場合がございます。

しあわ世のもりあわせとは、世田谷福祉作業所がつくったオリジナルブランドで、しあわ世のもりあわせの「世」には、世田谷福祉作業所のみんな、世田谷区にいる人たち、世の中の人たちなどを意味しています。自分も幸せに〜 大切な人を幸せに〜みんながハッピーに〜 商品を購入してくれた、施設に遊びに来てくれたお客さんに幸せを感じて欲しい！そんな商品を販売しています。

公式Instagram：https://www.instagram.com/shiawasenomoriawase
出店内容：焼き菓子(クッキー、ケーキ、サブレ)、手すき紙商品

Factory藍は、精神障害・知的障害のある方々が、藍染・織り・刺子製品などを製作する、就労継続支援B型事業所です。世田谷若林に工房を構え、主に下北沢の直営店にて販売しています。Japan blueとも呼ばれる日本伝統工芸の藍染、海外からのお客様にも浸透しつつある日本のステッチ刺し子、藍染グラデーションの糸を縦糸に使い、横糸は藍染服の裁断残布を裂いて織った裂き織など、メンバーさんと共に楽しく製作している工房です。

公式HP：https://aikobo.or.jp/
公式Instagram：https://www.instagram.com/factoryaishop
出店内容：藍染服、藍染小物

パティシエ指導のもと、利用者と職員が高いプロ意識を持ち、創業当時から変わらぬ“手づくりの味”を大切にしています。約30年に及ぶ事業のなかで手がけたお菓子は60種類以上！ 「働く」ことに重点を置きつつも、さまざまな側面から「自分らしい生き方」をサポートできる態勢を整え、利用者のニーズを尊重した支援にこだわり続けています。

公式HP：https://setagaya.paiyaki.net/
公式Instagram：https://www.instagram.com/paiyaki_setagaya
出店内容：焼き菓子、小物類

泉の家は、“一人ひとりを大切に「うれしい」と「たのしい」が見つかる場所”をコンセプトに、障害福祉事業を多機能型で行い、 地域での自立生活を支えるための支援に取り組んでいます。イベントでは、揚げせんべいや、いろんな用途に使えるよう30種類以上ものデザインがあるぽち袋、シールと封筒がセットになったメッセージカード、主婦層に好評なレインボーパッド（油とりパッド）、毛糸と刺繍糸でつくった２種類のミサンガ、犬用クッキーを販売いたします。１枚１枚手作りでつくっている揚げせんべいは、１口サイズで食べやすいという声を多くいただいています。心を込めて作った揚げせんべいを、是非この機会にご賞味ください。

公式HP：https://izumikai.jp
出店内容：揚げ煎餅・犬クッキー・レインボーパッド・メッセージカード・ぽち袋・ミサンガ

東急線「自由が丘駅」より徒歩5分。バス通りに面した住宅街にある奥沢福祉園は、その前身と なる等々力福祉園から名称と場所を変え、平成17年4月に開設しました。 知的に障害のある18歳以上の方を対象に作業、創作、運動、余暇等の日中活動をはじめ、 宿泊活動や外出、季節行事、施設まつり等を催しながら、暮らしの中での様々な経験を通じて 利用者の方が地域で豊かな生活が送れるよう支援する施設です。 今回、出品する自主生産品の中で、お勧めしたい「おりぞう」はストッキングを編み込んで作る カラフルなデザインが特徴的です。皆様の生活のお役に立てたらと思います。

公式HP：http://www.ikuseikai-tky.or.jp/~iku-okusawa/
出店内容：自主生産品の織物とビーズ製品の販売

TODAY喜多見は喜多見駅から徒歩2分の就労継続支援B型事業所です。様々な障害をお持ちの方が症状や特性にあわせて、無理のない範囲でご自分の目的にあわせてご利用いただいています。一般企業に就職することに対して不安があったリズム・生活スタイルを進めていきます。また就職に必要な訓練を行っております。弊社では水引商品・レジン商品を、ご利用者様中心に職員も含めて、一つの商品を作り上げていきます。デザイン・彩は1点ものです！ぜひTODAY喜多見のオリジナルアクセサリーをお手にとって頂けますと幸いです。

公式HP：https://ahc.co.jp/
公式Instagram：https://www.instagram.com/today.kitami
出店内容：レジン・水引アクセサリー・小物・雑貨等

喜多見夢工房は、ワイワイ賑やかな工房で仲間たちが手作りでよろこびあふれるクッキー・パウンドケーキを作っています。パッケージのシールにも仲間たちの個性がキラリと光っています。時には季節限定のお味やパッケージとの出会いもありますのでお楽しみに。

公式HP：https://ameblo.jp/kitamifukusaku/
公式Instagram：https://www.instagram.com/kitamiyumekoubou
出店内容：クッキー・パウンドケーキ・バターケーキ

世田谷区内の公園などの公共施設やご近所の家庭から提供される果実を使用してジャムをつくっています。果実を提供していただいたお礼に枝の枝草刈りをお手伝いすることもあります。果実の味が引き立つようにシンプルに作られたジャムは季節ごとに種類が変わります。その他、ぼーろや米粉を使用したクッキーなどの焼き菓子もつくっています。

公式HP:http://karasuyama.jp
出店内容：施設内で作っているジャムや焼き菓子など

わくわく祖師谷では自主生産品として革細工とシルクスクリーンを行っています。利用者の個性が光る商品を是非ご覧になってください。また、生地にこだわったパン作りも行っており、パンの種類もたくさんありますので、是非お試しください。

公式HP：https://www.kasinokikai.net
出店内容：自主生産品

社会福祉法人泉会が運営する、世田谷区岡本にある多事業型の通所施設です。利用者の方が日々絵画や陶芸といった創作活動の他、受託作業の活動に取り組んでいます。当日は焼き菓子や織り製品など様々な自主生産品を販売します。是非足をお運びください。

公式HP：https://izumikai.jp/okamoto
出店内容：クッキー、かりんとう、カステラなど焼き菓子(自主生産及び仕入れ品)、織り、陶芸、紙すき、ポプリ、青森ヒバ

給田福祉園は、京王線「千歳烏山駅・仙川駅」から徒歩25分のところにある生活介護の通所施設です。利用者さんが、日頃の活動で行っている刺繍作品を加工し、販売しています。エコバッグや小物入れが大人気！ステンシルを使った紙製品もデザインが豊富です。利用者さんがひとつひとつ丁寧に作られた作品ばかりです。是非お手にとっていただけますと幸いです。

公式HP：https://kyuden.ikuseikai-tky.or.jp/index.html
出店内容：刺しゅう作品、せっけん、紙製品

ゆにのお店は、就労支援事業の一貫として自主製品を製造し販売しております！！ 美味しいコッペパンサンドとポップコーンをおみやげにぜひ。アクセサリーなどは、１つ１つ手作りしており、同じ商品名でも形や色が違ったりしますので、味わい深いものばかりです。

公式HP：https://topos.or.jp/%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E5%B0%B1%E5%8A%B4%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%82%86%E3%81%AB/
出店内容：サンドイッチ、商品サンプル（マグネット、イアリングなど）アクセサリーなど

“福祉をたずねるクリエイティブマガジン”⟨こここ⟩編集部が一日限定の喫茶をオープン。
これまで⟨こここ⟩で紹介した福祉発のドリンクを販売します。こここ編集部スタッフが店頭に⽴ち、来場者とコミュニケーションをとりつつ、ゆるやかに福祉の魅⼒をご案内します。

開催日時：2025年03月16日（日）11:00〜16:00
提供ドリンク ： 〈ソーシャルグッドロースターズ〉のコーヒー、〈ムジナの庭〉のハーブ ティー、〈天⽔福祉事業会〉のジュース

テーマ：“当たり前”がとろける一冊｜ゲスト：佐々木誠さん

福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉と来場者の一人ひとりが、それぞれ「テーマから連想した一冊」を持ち寄る“本（ブック）パーティー”を開催します。
持ち寄った本をもとに、それぞれが大切にしていること、モヤモヤしていること、その１冊の中で気になったこと、話を聞いていて思い出したことなどを共有しあう、本を囲んだ小さな会です。
今回は、世田谷・福祉生まれのモノゴトを届けるプロジェクト〈せせせ〉のプロダクトの集まる〈せせせマルシェ〉の中での開催です。ゲストは世田谷区在住の映画監督・佐々木誠さん、持ち寄る本のテーマは「“当たり前”がとろける一冊」です。あなたの一冊を携えてぜひ〈せせせマルシェ〉へご来場ください。おいしいお菓子やドリンクと共に〈こここ編集部〉がお待ちしております。

開催日時：2025年03月16日（日）14:00〜15:30
定員：6名
参加費：500円（お菓子・飲み物付き）
参加方法：Peatixチケット事前予約制・当日支払（当日は「“当たり前”がとろける一冊」と聞いて連想した一冊を必ずお持ちください）
ゲスト：佐々木誠さん（映画監督）

チケットページ：https://cococobookparty002.peatix.com
イベントページ： https://co-coco.jp/series/bookparty/002-0316/

「福祉×クリエイター」によって誕生した音楽を通じて、新しい挑戦や可能性をかたちにし、社会に向けて発信していくことを目指したプロジェクト「セタオーレーベル」から生まれた楽曲を、BGMとして会場全体を包みます。日常の作業音や自然に生まれた環境音を活かした、心地よいサウンドにぜひ耳を傾けてみてください。

また、一人一人が持つアイデンティティを尊重し合い、新たな関係性を育んでいくことでインクルーシブな社会の実現を目指すプロジェクト「ART WALL PROJECT」によってつくられた製品を購入いただけるブースを出店いたします。

＜それぞれのプロジェクトの詳細はこちら＞
「セタオーレーベル」：https://setagayaport.jp/setaolelabel/
「ART WALL PROJECT」：https://setagayaport.jp/news-events/upcycleproducts

マガジンハウスが運営する“福祉をたずねるクリエイティブマガジン”〈こここ〉と、世田谷区による魅力発信プロジェクト。福祉の現場から生まれる製品・商品には、一つひとつにユニークな物語が宿っています。せせせプロジェクトでは、「福祉」に抱かれがちなイメージを超えて多様なモノゴトを届けるため、 世田谷区内の障害者施設とともに考え、工夫を凝らしながら魅力発信に取り組む事業です。施設スタッフ向けの情報発信講座やワークショップ、マルシェイベント開催の他、EC機能も併せ持つウェブサイトの開設などに取り組んでいます。

〈せせせ〉公式サイト：https://sesese.theshop.jp/

〈こここ〉は「個と個で一緒にできること」を合言葉に掲げ、株式会社マガジンハウスが2021年4月に創刊したウェブマガジンです。「福祉をたずねるクリエイティブマガジン」として、福祉発のユニークなプロジェクト、プロダクト、カルチャー情報から、現代社会を捉えるための思想や書評、対談まで幅広い情報をお届けしています。また、福祉にまつわる現場から生まれる課題やテーマについて、多様な専門家とチームを組み、クリエイティブの力で伴走する「こここラボ」事業も展開。「せせせプロジェクト」は、こここラボの一環として世田谷区と共同で実施しています。
参考URL：https://co-coco.jp/

◯ 施設との対話ではじめて見えてきた課題──それぞれの歯車が回り始める、
〈せせせ〉誕生ストーリー
これまで外部との接点が少なく、秘めた力を持ちながらもその可能性をなかなか発揮できなかった福祉施設。

〈せせせ〉プロジェクトは、地域で働く人々の「工賃向上」に悩んだ世田谷区職員のアクションをきっかけに始まりました。

「ものづくり」と一口に言っても施設によって形態はさまざま。

〈こここ〉と世田谷区職員が実際に世田谷区の各施設を回って、「ほかの施設が何をやっているか知りたい」「商品の撮影や紹介文の執筆はぜひやれるようになりたい」といった施設側の課題や要望が明らかとなりました。

こういったニーズを受けて、本格的なブランディングに向けたECの運営方法やセミナーやワークショップを開催してみると、プロからの声以外に他の施設の人の意見や感想を聞くことが刺激となり、施設間のつながりが生まれたそうです。さらにそこから、施設同士のコラボに限らず、ポップアップショップの出店など、施設と企業の連携に発展し、それを機にECサイト経由で別企業から大口の注文も増えるなど、施設運営や自治体の先行モデルを目指した事業が進んでいます。

〈せせせ〉のくわしい誕生秘話はここからお読みいただけます！▼
https://co-coco.jp/series/lab_sesese/administration_media/

“ここから、世田谷をリミックスする”をコンセプトに、世田谷発の持続的なビジネス・カルチャーを生み出していくプロジェクト。世田谷区内外の多様な企業・スタートアップ・フリーランス・会社員・プロボノ・大学・金融機関など、20～40代の若手の方々を軸に、多様な世代・業種が交流し、新たな波を生み出していくコミュニティプラットフォームです。社会や地域/ビジネスの課題を出発点とし、教育、福祉、防災、アート、エシカルなど、事業者同士や個人とのマッチングも促進し新たなプロジェクトを作っています。
SETAGAYA PORT公式サイト：https://setagayaport.jp/