元ラグビー日本代表 大野均氏、元大相撲力士 嘉風雅継氏などが第1期受講生、 BBTが運営するアスリート向け教育プログラム「A-MAP」の入学式を開催
元ラグビー日本代表キャプテン廣瀬俊朗が専務理事を務める APOLLO PROJECTの人材育成プログラムがついにスタート
アスリートの価値を最大限に高め、その価値を社会へ還元するプラットフォーム「アスリートオープンイノベーション構想」の実現を目指す一般社団法人APOLLO PROJECT(代表理事:山内貴雄、専務理事:廣瀬俊朗)は2021年1月26日、当社団法人の教育事業で、アライアンス企業である株式会社ビジネス・ブレークスルー(所在地:東京都千代田区、代表取締役:柴田 巌、以下BBT)が企画運営を行う人材育成プログラム「A-MAP(ATHLETE-MINDSET APOLLO PROJECT)」の入学式をオンラインで行いました。
当日は、APOLLO PROJECTの理事・受講生・講師陣・賛助会員など約90名がオンラインで出席し、現役・元アスリートで構成されるA-MAP1期生による受講への抱負などが語られました。
●「A-MAP」ショートムービー(受講生アスリート出演):https://twitter.com/AP0LL0_PR0JECT/status/1354359615601819650
新型コロナウイルスによるパンデミックで世の中が大きく変わりつつある中、スポーツ界も大きな影響を受け、試合や大会が延期されるなど、競技人生に幕を下ろす決断を行ったアスリートも少なくありません。このような現状において、一刻も早くアスリートの価値を最大限に生かして輝ける仕組みを作り、結果として社会に還元できるようなプラットフォーム「アスリートイノベ―ション構想」を実現したいという思いでAPOLLO PROJECTは立ち上がりました。
入学式には代表理事の山内が登場し、本プロジェクトの趣旨を参加者に向けて説明しました。山内は、「アスリートは自らのキャリアに蓋をしがちですが、多くのアスリートと対話する中で、それぞれの方にあらゆる可能性があるということへの確信が持てました。アスリートが自らの可能性に気づき、アスリート自身がその価値を社会に還元できるようになれば、社会を良い方向に変えることができるということを信じて、理事6名を中心に皆でこのプロジェクトを進めていければと思います。」とコメントしています。
今回の入学式をもって、「アスリートイノベーション構想」の具体的な事業の一つであるアスリート向け教育プログラム「A-MAP」が正式に開講しました。A-MAPはオンライン教育のBBTが監修していることから、講義は全てオンラインでいつどこにいても受講できるため、現在のwithコロナ期においても影響がなく、特に現役選手は海外遠征の際にも学ぶことが可能です。
「A-MAP」のカリキュラムでは、実践・対話・内省の3つのアプローチを通じたマインドセット(気づき)を重要な学びとして位置付けています。また、集合研修や講義視聴に加え、AirCampus🄬(※)と呼ばれる学びのプラットフォームを通じてBBT大学に在籍する一般のビジネスパーソンと議論する機会など、他流試合による学びも提供します。加えて、専属のメンターが一人一人のキャリア相談に乗るなど、学び以外のサポート体制も充実しています。
APOLLO PROJECTの理事でBBT執行役員の白﨑雄吾は、「インプットも大事ですが、様々な人から問いを掛けられたときに、自分なりの答えを持てるようになって欲しいと思います。一年間、変化への痛みも伴う学びになると思いますが、それを通じて自分自身の可能性に気づいていただき、次のステージに一緒に進みたいと思います。」とコメントしています。
(※)BBT独自開発による遠隔教育用ソフトウェア。 PC・スマートフォン・タブレット端末に対応しブロードバンド環境さえあれば世界中のどこからでも講義が受けられる。
専務理事の廣瀬は、「スタートダッシュを頑張ればその後は流れに乗りやすいと思うので、まずは最初の1か月を大事にしてみてください。自分もビジネスパーソンとして学びながら、皆さんと一緒に成長していければと思います。人生の仲間として一緒に頑張っていきましょう。」と受講生にエールを送りました。
また、株式会社きらぼし銀行のAPOLLO PROJECTへの協賛も発表されました。入学式に登壇したきらぼし銀行の戸松氏は、「当行は、スポーツ振興への取り組みに力を入れています。廣瀬さんの新聞記事を拝見したことがきっかけで、APOLLO PROJECTの思いを知りコンタクトを取りました。お話をするうちに、APOLLO PROJECTときらぼし銀行の思いが一致したことで協賛させて頂くことになりました。面白いプロジェクトだと思いますので、私たちも今後色々な形で支援していきたいと思います。」とコメントしています。
APOLLO PROJECTは、「A-MAP」などの教育授業を皮切りとして、アスリートが自身の得意分野を生かし、現役時代のみならず”生涯に渡り”その価値を社会に還元するための本質的な仕組みを整えるために、今後もキャリア支援や独立・起業支援など様々なサービスを展開し、スポーツ界、ひいては社会全体に貢献して参ります。
【A-MAP講師陣一覧】
BBT大学 宇田左近副学長や、谷中修吾学科長など、一流の実務家教員を中心とした講師陣で構成されています。日本プロサッカーリーグ常勤理事の佐伯夕利子氏や日本バスケットボール協会理事の守屋志保氏など、アスリート界の指導者も講師陣として名を連ねています。
【「A-MAP」受講生のコメント】
※入学式後に現役Jリーガー・ブラウブリッツ秋田所属の飯尾 竜太朗(いいお りゅうたろう)氏の受講が確定し、「A-MAP1期生」は合計10名となりました。
浅川 隼人(あさかわ はやと)氏 現役Jリーガー ロアッソ熊本所属
『サッカー選手の他に「0距離Jリーガー」として、オンラインサロンやアスリート食堂の運営などの活動をしていましたが、もっと自分の可能性を広げたいと常々思っていました。そのような中で「A-AMP」を紹介して頂き、多方面の学びを提供していただけることに魅力を感じて受講を決めました。この一年を通して、サッカー選手としてだけでなく、個人の“浅川隼人”としての価値を高め、スポーツ界の発展に力を注いでいきたいと考えています。』
大野 均(おおの ひとし)氏 / ラグビー元日本代表・歴代最多キャップ保持者・東芝 普及担当
『現役時代から、経営者やビジネスパーソンの方とよく話す機会がありましたが、ラグビーの話題以外では自分から積極的に話をすることができませんでした。A-MAPを受講することで、自分とは違う生き方をしている人と関わり、一人の人間としての世界を広げられるのではないかと期待しています。受講を通じ、自身が本当にやりたいことを見つけ、それが見つかったら形にし、持続していきます。これから出会う講師、仲間、プログラムそのもの自体から、今までラグビー選手として得られなかった刺激を受け、自身の新しい可能性を見つけたいと思っています。』
菅藤 心(かんとう しん)氏 / 初代ラグビートップリーグ新人賞・元サントリーサンゴリアス・サントリー営業担当
『現在の仕事は楽しいですが、引退後にそこまで夢中になれることが見つからないということを自分の中で課題感として持っており、何か新しいことを始めたいという気持ちがコロナ禍において一層強くなりました。「A-MAP」の受講を通じ、様々な講師・受講生の皆さんと対話をして自分自身の思考の幅を広げ、成長した結果を、社会貢献などで具現化できればと思います。また、ここで学んだことは自分自身が現在本業としている営業職にも活用できると思いますので、しっかり学んでいきたいと思います。』
木村 貴大(きむら たかひろ)氏 / ラグビートップリーグ コカ・コーラレッドスパークス所属
『現在、福岡のコカ・コーラレッドスパークスに所属し現役プロラグビー選手としてプレーしています。ここに至るまで皆様から沢山のお話を聞いて、期待感がどんどん膨らんでいます。今まで知らなかった多くのことを学んで、沢山壁にぶつかりながら、選手としても人としても成長していきたいと思います。A-MAPは一年間ということですが、皆さんから是非“一生”学ばせていただければと思います。』
木村 勇大(きむら たけひろ)氏 / ラグビートップリーグ 日野レッドドルフィンズ所属
『現在、社員として仕事をしながらラグビー選手をやっています。選手引退後に何のビジョンも持たずにそのまま仕事をすることは、ただ流されていることにしかならないのではないかと常々思っていました。自分が会社で仕事を続けるにしても、納得して人生を選びたいという気持ちがあり、アスリートが学べるという「A-MAP」に興味を持ちました。流される人生ではなく、自分自身で人生を選んでいけるように1年間しっかり勉強して成長していきたいと思います。』
島田 譲(しまだ ゆずる)氏 / 現役Jリーガー アルビレックス新潟所属
『現役で長くアスリートをやっていると一般の社会から取り残されているということを感じることが多く、仮に知識やスキルを身に付けたとしてもそれが社会にどう役立つのかの答えが出ないことを課題感として持っていました。まずは、自分がこれからの人生にどういう目的をもって歩んでいくのか、どうありたいのかそういったことから学び始め、その後は、その目的を達成するための具体的な実践方法を学びたいと思います。受講に際しては、期待よりも緊張と不安が勝っている状態ではありますが、その全てが自分を成長させてくれる事だと思い、一生懸命取り組みます。』
竹田 謙(たけだ けん)氏 / 現役最年長Bリーガー、横浜ビー・コルセアーズ所属
『現在Bリーグで最年長の現役選手としてプレーしています。35歳で一度引退御をした後にコーチをしたりチームで働いていましたが、本当にこの仕事をやりたいのか迷っていた中、選手に戻るチャンスがあり現在もプレーしています。そういった経験を一度しているため、この先の人生を見据えた際に、自分の強みを把握して自分の人生の最大の目標を立てることが重要であると感じ、「A-MAP」の受講を決めました。このプログラムが終わるまでに、この機会を最大限に活用し、多くの人を巻き込みながら、自分の目標に突き進んでいきたいと思います。』
嘉風 雅継(よしかぜ まさつぐ)氏 /大相撲 元関脇
『私がこれまでの人生で一番大事にしていたのは人とのつながりと直感です。この2つを頼りに生きてきた中で、まさか自分が大相撲の世界で関取になり親方になるとは想像もしないことでした。自分で“成功”しているということはおこがましいですが、それを実現できたのは自身が進路を選択した際に“この人についていきたい”という直感に従った為だと思います。今回は、同級生に理事の白﨑さんを紹介してもらい、今回も直感を頼りに「A-MAP」の受講を決意しました。一年間、一生懸命取り組んでまいります。』
吉富 愛子(よしとみ あいこ)氏 / 元プロ女子テニスプレイヤー
『自分がテニスプレイヤーとして培ってきた経験をどう生かしていくのかわからない、今後テニスのキャリアを積んだ後何になりたいのか分からないという課題感をかねてより持っていました。「A-MAP」の受講を通じ自分がどれだけ成長できるのか仲間と探りつつ、女性としてのセカンドキャリアも成功させたいと思っています。自分で納得した人生を歩むために、今までの人生で出会なかった方々と、色々なことを教習し、新しい学びと通じて大きく成長していけたらと思います。』
飯尾 竜太郎(いいお りゅうたろう)氏 /現役 Jリーガー ブラウブリッツ秋田所属
『今年でサッカーを始めて25年が経ちますが、現役生活で学んだ事を社会にどのように生かせるのかのイメージが全くつきません。自分が所属してきたサッカークラブの経営方法や運営方法を知らず、どの様にサッカークラブが成り立っているのかという事も明確に答える事ができません。そのため、「A-MAP」で社会の仕組みや自分がどう社会に貢献できるかなどを学びたいと思っています。今までの現役生活と自分の考え方を振り返り、これからの現役生活とセカンドキャリアの為に、「A-MAP」の受講を通じて成長していきたいと思っています。』
【一般社団法人APOLLO PROJECTについて】
▶︎設立:2020年7月16日
▶︎本社:東京都中央区銀座1-22-1 銀座大竹ビジデンス2F
▶︎事業内容:アスリートに対する教育事業、アスリートに対するキャリア支援事業、アスリート・スポーツの価値を活用した国内外の社会課題解決、人材育成及び組織開発事業、新規事業開発等の法人向け各種コンサルティング事業、講演・イベント・セミナー等の企画及び運営、出版・メディア事業、社会貢献活動
▶︎アライアンス企業:株式会社ビジネス・ブレークスルー(教育事業のコンテンツ開発・運営委託)
▶︎代表理事:山内貴雄
▶︎専務理事:廣瀬俊朗
▶︎理事:八田茂、白崎雄吾、神田義輝、吉谷吾郎
▶URL:https://apollo-pjt.com/
▶Twitter:https://twitter.com/AP0LL0_PR0JECT
※受講生のメッセージ動画や著名人による応援メッセージ動画が掲載されています。
【BBTについて】
グローバル環境で活躍できる人材の育成を目的として1998年に世界的経営コンサルタント大前研一により設立された教育会社。設立当初から革新的な遠隔教育システムによる双方向性を確保した質の高い教育の提供を目指し、多様な配信メディアを通じてマネジメント教育プログラムを提供。大学、大学院、起業家養成プログラム、ビジネス英語や経営者のための勉強会等多用な教育プログラムを運営するほか、法人研修の提供やTV番組の制作などあらゆる年齢層に対し生涯に渡る「リカレント教育」を提供する。在籍会員数約1万人、輩出人数はのべ約5万人以上。また、1,300社以上の企業に対して研修を提供。2013年10月のアオバジャパン・インターナショナルスクールへの経営参加を契機に、生涯の学習をサポートするプラットフォーム構築をグループ戦略の柱の1つとして明確に位置づけている。https://www.bbt757.com/