雪印メグミルク 自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD) フォーラムへの参画について
雪印メグミルク株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 雅俊)は、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD※1)フォーラムに参画いたしましたのでお知らせします。
TNFDフォーラムは、自然関連のリスクと機会の適切な評価や開示のフレームワークを構築するというTNFDの趣旨に賛同し、その議論をサポートするため、各種ステークホルダーによって構成、組織されています。本フォーラムへの参画を通じ、当社グループの事業が生物多様性にどのように関わっているか、透明性を持って開示し、ネイチャーポジティブ※2への転換に積極的に取り組みます。
当社グループの企業理念は、『消費者重視経営の実践』・『酪農生産への貢献』・『乳(ミルク)にこだわる』の三つの使命を果たし、ミルクの新しい価値を創造することにより、社会に貢献する企業であり続けることです。当社グループは社会課題解決を目指す「健土健民」という創業の精神で、乳で培われた私たちの幅広い知見や機能(ミルクバリューチェーン)によって、食の持続性を実現することを、存在意義・志と位置付けています。
当社グループにとって主力事業である牛乳・乳製品は、豊かな食生活と日本全体の自給率向上に欠かせないものですが、一方、酪農生産に対する環境負荷低減(GHG排出量の削減)が社会課題になっています。当社グループとして、これら自然資本・生物多様性に関連する課題の解決に向け、本フォーラムへの参画を通じ、当社グループのサステナビリティ経営をいっそう推進してまいります。
※1 TNFD (https://tnfd.global/)とは、2021年6月に正式に発足した、自然関連の財務情報を開示する枠組みの開発・提供を目指す国際イニシアティブで、2023年9月に開示提言正式版(v1.0)を公表しました。
※2 ネイチャーポジティブとは、自然資本・生物多様性の喪失を食い止め、回復基調に乗せることを意味します。