SVP注目市場分析 「ドローン《機体》」を12月4日公開

~農業・建設から物流まで多様な用途~

 会員制マーケットリサーチサービスを提供している、株式会社SVPジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本 雅、以下「SVPジャパン」)は、本日、SVP注目市場分析レポート「ドローン《機体》-国内市場の現状と将来展望-」を、会員企業向けに公開いたしました。

ドローン《機体》の国内市場

 ドローン機体の市場規模は2023年に180億円と推定され、2022年以降二桁成長を維持している。産業用途向け機体の売上が市場拡大を牽引しており、農業や建設分野での需要が特に高い。農業分野では低コストで作業効率を向上させる手段として普及が進み、建設分野では測量やインフラ点検で活用が広がっている。今後も市場環境の整備や新たな用途の開発を背景に成長が期待されるが、人材育成や物流分野での安全性確保が課題となっている。市場は年間15~20%の成長が続くと予測され、2026年には280億円規模に拡大すると見込まれる。
 マーケットシェアは、中国DJIの日本法人であるDJI JAPANが70%近いシェアを占めると推定され、DJIは小型機から大型機まで幅広く開発し、ドローンの世界市場で圧倒的なシェアを占めている。日本メーカーは、農薬散布機を中心に、特定の産業用途に使用する中・大型機を中心に展開している。

ドローン《機体》の市場概況

 ドローン機体市場は産業向けを中心に拡大しており、特に農業分野、建設分野を中心に、マスコミ・映像分野でも災害や事故現場の空撮で需要拡大が続くと見込まれる。安全性確保のため、2022年に登録制度や機体認証制度が導入された他、「レベル4飛行」の解禁により配送サービスなど新たな用途も期待されている。また、経済産業省では、ドローンの産業活用の促進を目標に、「空の産業革命に向けたロードマップ2022」を策定しており、こうした国の取り組みも、市場の拡大を後押しする重要な要因になると考えられる。

■本レポートの構成

Ⅰ.市場の定義
Ⅱ.市場動向
Ⅲ.市場規模・予測
Ⅳ.マーケットシェア
Ⅴ.参入企業の動向
Ⅵ.業界構造

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 2021年には事業継承のため、経営体制を一新し、ガバナンスの強化、情報提供サービスの拡大、そして進化することを目指し、第二の創業をスタートしています。

《会社概要》
社名: 株式会社SVPジャパン
代表取締役: 橋本 雅
所在地: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-9 宮前ビル2F
設立年月日: 1974年7月1日
事業内容: 会員制のビジネス情報提供サービス
URL: https://www.svpjapan.com/

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