【名城大学】外国語学部の学生がドラマ教育・演劇教育の授業の集大成として英語で演劇を上演

ギリシャ神話が題材の「ユリディシー」を熱演

上演後、観客にあいさつする学生たち
上演後、観客にあいさつする学生たち

外国語学部の岩井眞實教授とアヤ・マレー准教授が担当する「基礎演習Ⅲ・Ⅳ」のドラマ教育と演劇教育の4月からの授業の集大成として、受講する国際英語学科の2、3年生9人が12月22、23日の2日間、ナゴヤドーム前キャンパスのマルチスタジオで、英語で演劇「ユリディシー」を上演しました。

今年から始まった英語と日本語による本格的なドラマ教育の授業は日本の大学ではほかに例がなく、学生たちは前期の「基礎演習Ⅲ」でゲームやエチュード(即興)を採り入れて心身を解放する「ドラマ」を学び、後期の「基礎演習Ⅳ」では具体的な作品作り「演劇」に取り組んで、発声やセリフの言い方の練習からストーリーの解釈に至るまでを行ってきました。
 

「華やかな舞台になりました」とマレー准教授 岩井教授は「いい芝居になりました」

演劇「ユリディシー」は、天才音楽家オルフェウスが冥界に出向いて亡き妻ユリディシーを取り戻そうとするギリシャ神話を下敷きにした米劇作家サラ・ルール作の戯曲です。統括を岩井教授、演出と衣装はマレー准教授、舞台装置は岩井教授と学生たちが担当し、週1回の講義に加えて12月からは授業以外にも週2~3回、本番に向けて稽古を積んできました。

23日の上演では観客約30人を前に、ギリシャ神話と違ってオルフェウスではなくユリディシーの視点から描かれた劇を学生たちは熱演。英語のセリフも分かりやすく表現したり、感情豊かな芝居を見せたりして、約1時間10分にわたって練習の成果を披露し、観客から盛んな拍手を浴びていました。

感情豊かな芝居を披露
感情豊かな芝居を披露
衣装や舞台装置も学生たちが担当
衣装や舞台装置も学生たちが担当

ユリディシーの父親役を演じた亀谷桃奈さん(2年)は「いい舞台ができました。みんなと練習して仲も深まりました」と振り返り、喜んでいました。マレー准教授は「発声力も表現力も別人みたいに変わり、ステージの雰囲気も華やかになりました」、岩井教授も「最後の2週間は毎日練習してくれ、稽古を積んでいい芝居になりました」と評価して学生たちをねぎらっていました。
 

1時間余りにわたった劇
1時間余りにわたった劇
岩井教授とマレー准教授に感謝の花束を渡した学生たち
岩井教授とマレー准教授に感謝の花束を渡した学生たち

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