オラクルが、四半期毎の修正プログラム提供方針を新たに採用
2004年11月18日--カリフォルニア州レッドウッドショアズ発-オラクル・コーポレーションは本日、四半期ごとに提供する「Critical Patch Updates」を基盤にした新しいセキュリティ修正プログラムの提供方法を顧客向けに発表しました。新サービスは(全世界のユーザを対象に)2005年より開始されます。
良質に統合された修正プログラムの包括的なセットは効率的にオラクル製品に関するセキュリティ上の脆弱性に対応します。また、同サービスでは、「Oracle Application Server」、「Oracle Database」、「Oracle E-Business Suite」、「Oracle Enterprise Manager」、「Oracle Collaboration Suite」向けの修正プログラムを視野に入れています。最新情報とパッチは同時に顧客向けにオラクルのサポート用Webページ「MetaLink」を通じて、来年1月18日、4月12日、7月12日、そして10月18日に提供されます。(*日本国内においては日本オラクルのOracle internet Support Centerからダウンロード公開となります。)
オラクル・コーポレーション最高セキュリティ責任者(CSO)のマリーアン・デイビッドソンは「(企業のような)組織は、ITシステムの修正プログラムについては計画的に提供されることを好みます。様々な業界の顧客に調査をしたところ、四半期毎にこれらを提供することが最も顧客のニーズに応えることがわかりました。四半期の提供計画は、顧客システムの重大な脆弱個所を守るのに充分な頻度で修正プログラムを提供し、また、顧客がそのシステムのメンテナンスの手順を管理するために必要かつ充分な期間とのバランスを保ちます。」としています。
四半期の提供計画への移行はオラクルが顧客の需要に応えながら次の三つのメリットを提供します。新しいプログラムでは、企業は予想外の修正プログラムの提供に逐次対応するのではなく、構成の管理をより計画的に行うことができます。また、スケジュールを決めることで、顧客がシステムを更新できない時期(ブラックアウト期間)を回避することが可能です。例えば、多くの組織では決算にあたる四半期の終わりにシステムをとめることはできません。さらに、「Critical Patch Updates」は複数の重要度の高い脆弱個所を直す、一つに統合されて検証された良質の修正プログラムを提供することによって、修正プログラムを適用するコストを低減します。
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