宝石・宝飾品市場- 成長、動向、予測(2023年~2028年)
株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「宝石・宝飾品市場- 成長、動向、予測(2023年~2028年)」(Mordor Intelligence Pvt Ltd)の販売を4月10日より開始しました。
宝石・宝飾品市場は、今後5年間でCAGR5.2%を記録すると予想されています。
新興国における中間所得層の増加と購買力の向上、および世界のファッション動向の高まりが、世界の宝石・宝飾品の需要増加に大きく寄与しています。金業界が金の高い需要を見込むように、ダイヤモンド業界もダイヤモンドの高い需要を見込んでいます。これは主に、国内で台頭しつつある中産階級の増加によるものです。その結果、大手企業は世界中に投資し、小売店舗を拡大しています。インド、中国、ブラジルなどの新興国市場が有望な見通しを示しているため、これらの国々の高まる市場需要を取り込むために、国際的なプレーヤーがこの地域に進出し始めています。
また、宝石・宝飾品市場では、異文化を取り入れたデザインの増加が最新の動向として注目されています。イタリア、欧州、エジプトなどの文化にインスパイアされた宝飾品への需要が、予測期間中の市場調査を牽引すると予想されます。都市化の進展により、アクセサリーに関する消費者の行動が変化し、より多くのジュエリーを身につけることから、スタイルの主張を保ちつつ、最小限の洗練されたジュエリーに切り替わってきているのです。こうした変化により、シングルストーンのスタッドイヤリング、ペンダント、リングの需要が高まっています。
宝石・宝飾品市場の動向
中産階級の台頭による宝石・宝飾品の需要増加
世界経済の安定的な成長、国民の可処分所得の増加、消費意欲の向上により、宝石・貴金属などの贅沢品に対する需要が飛躍的に高まっており、世界経済の成長に大きく寄与しています。また、世界各国の文化によって、装飾品の採用に関する習慣が異なります。したがって、祭事における新しい贈答品の交換習慣の出現や、友人や家族への祝儀や贈答品に対する消費者の嗜好の変化も、今後5年間の宝石・宝飾品市場の成長を後押しする要因となっています。今後5年間、宝石・宝飾品市場は、中産階級の消費者層におけるブランドジュエリー製品への需要の高まりと、ジュエリーに使用される高級金属・宝石の本物・純度の保証により、着実に拡大すると予想されます。
中産階級以上の家庭では、金や銀などの高級素材は富と名声の象徴とみなされています。プラチナ、ホワイトゴールド、ローズゴールドなど、現代のジュエリーのデザインや素材は、今日のジュエリー製作に使用されるもの一つです。その結果、軽くて着け心地の良いジュエリーを求める働く女性を中心に、急速に市場に受け入れられつつあります。宝石宝飾品輸出促進協議会によると、インドの現代素材ジュエリーの輸出は飛躍的に伸びています。2021年のラボグロウンダイヤモンドの研磨品の輸出は2020年比で211%、プラチナジュエリーは180%、シルバージュエリーは61%、スタッズゴールドジュエリーは60%増加しました。
アジア太平洋地域が最大市場
アジア太平洋地域の宝石・宝飾品市場は、欧米のライフスタイルの導入により、消費者の嗜好に変化が生じています。消費者は宝飾品に新しいデザインや種類を求め、ブランド宝飾店は地元の未組織業者よりも消費者の変化する要求を満たすことができます。さらに、一人当たりの所得が増加したことにより、ジュエリーがステータスシンボルとみなされているインドなどでは、ジュエリーの売上高が増加しています。特にゴールドジュエリーを中心とした高級ジュエリーの需要が伸びています。リアルジュエリーの好調は、アジアの宝飾品市場を牽引するものと期待されています。
この地域の宝石・宝飾品のメーカーは、消費者の変化するニーズや要求を満たすために、コンピューター支援設計(CAD)やラピッドプロトタイピング(RP)など、ジュエリーに3Dプリントを取り入れる際に重要な役割を果たす先進技術を使用して、新しく革新的なデザインの開発に一層力を注いでいるのです。さらに、宝石・宝飾品メーカーは、eコマースプラットフォームを通じて消費者への宝石・宝飾品の販売を拡大し、利益を上げることを目的として、eコマースプラットフォームの開発・更新を進めています。例えば、2022年12月には、宝石ショッピング体験の高度化を目指し、台湾のパーフェクト社が高精度なリアルタイムライブARとAIを活用したバーチャル試着技術を開発し、顧客がリアルタイムで3Dネックレスを体験できるようになりました。
その他の特典
・エクセル形式の市場予測(ME)シート
・アナリストによる3ヶ月間のサポート
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