栗山英樹×横田南嶺 成功者の共通点に迫る!『運を味方にする人の生き方』致知出版社より刊行
禅僧と名将が語り合った勝者の哲学 2025年1月28日発売
2023年にWBCで優勝を果たした侍ジャパンの監督の栗山英樹さんと、鎌倉・臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺老師による共著『運を味方にする人の生き方』が2025年1月28日、致知出版社より刊行されます。
栗山英樹監督の指導哲学と、禅の教えとが見事に融合した本書は、雑誌『致知』での対談が発端となりました。
栗山監督が「教えを乞う」と言えば、横田管長が「学ぶところが多い」と応える対談は、スポーツ、禅という全く異なる文化を超えて「勝運を引き寄せるもの」、野球と禅に通底する道、家庭環境や両親の教え、選手時代・修行時代の忘れ難い思い出、人生における「信」の大事さなどの幅広いテーマで語られ、二人の人生哲学が凝縮された対話集となっています。
目次
まえがき 栗山英樹
第1章 私心を捨てて、一つになる
――侍ジャパンを世界一に導いたもの
第2章 その人の「生き方」が、
その人の「運」になる
――勝利の女神があなたに微笑む瞬間
第3章 「出逢い」が、人の運命を変えていく
――運を味方にしている人に学ぶ
第4章 私たちは「信じられている」中で生きている
――理不尽・逆境を乗り越える法
第5章 夢を正夢にする人の生き方
――自分で考えて失敗する、自分で考えて成功する
あとがき 横田南嶺
第1章では、監督とは「決める係」「人が嫌がることをする係」と言う栗山監督が、WBCの大舞台でどのように采配をしていたのか、裏側エピソードを横田管長に問われるままに語っています。
第2章では、勝つために必要な「運」を味方にする姿勢について禅の姿勢との共通点が語られます。
第3章では、二人が現在のポジションにたどり着くまでの「出会い」について。特に、まったく仏教とも寺とも関係がない出自ながら、小学生で禅の道を志した横田管長がどのようにして禅の道に入り、歩んできたのか「人生はすべて、目に見えない糸で繋がっている」という言葉が印象的です。
第4章では、辛い修行や練習を乗り超えるときに二人を支えた「信じる」エピソード。栗山監督の「リーダーは「信じる」では不十分。「信じ切る」という言葉に横田管長が感銘を受けます。
第5章では、野球、禅の世界で多くの後進を指導する二人が、いかに努力をするかについて語られています。
「生きるということは理不尽なもの」という二人が、遭遇する不運や人生の逆境を乗り越え、運を味方につけてきた心がけや行いについて、具体的なエピソードがふんだんに収録された1冊です。
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書籍概要
■タイトル:『運を味方にする人の生き方』
■著者:栗山英樹、横田南嶺・共著
■発売日: 1月28日
■判型:四六判並製
■定価: 1,650円(税込)
■INBN:9784800913234
著者プロフィール
栗山英樹
くりやま・ひでき――昭和36年東京都生まれ。59年東京学芸大学卒業後、ヤクルトスワローズに入団。平成元年ゴールデン・グラブ賞受賞。翌年現役を引退し野球解説者として活動。24年から北海道日本ハムファイターズ監督を務め、同年チームをリーグ優勝に導き、28年には日本一に導く。同年正力松太郎賞などを受賞。令和3年侍ジャパントップチーム監督に就任。5年3月第5回WBC優勝、3大会ぶり3度目の世界一に導く(同年5月退任)。6年北海道日本ハムファイターズの最高責任者であるチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に就任。著書に『信じ切る力』(講談社)など多数。
横田南嶺
よこた・なんれい――昭和39年和歌山県新宮市生まれ。62年筑波大学卒業。在学中に出家得度し、卒業と同時に京都建仁寺僧堂で修行。平成3年円覚寺僧堂で修行。11年円覚寺僧堂師家。22年臨済宗円覚寺派管長に就任。29年12月花園大学総長に就任。著書に『禅の名僧に学ぶ生き方の知恵』『人生を照らす禅の言葉』『禅が教える人生の大道』『十牛図に学ぶ』『臨済録に学ぶ』『無門関に学ぶ』(いずれも致知出版社)など多数。