産官学連携商品「あまいもグラッセ」を新発売 道の駅 大和路へぐり くまがしステーション等にて、11/30より

2018-11-26 14:00

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、奈良県平群町、(株)奈良祥樂(奈良県斑鳩町)との産官学連携により、サツマイモを利用した商品の芋納豆「あまいもグラッセ」を企画・開発しました。また、平成29年にすでに商品化した、ほし芋「みんながほしいもん」のパッケージデザインをリニューアルしました。これらの商品のパッケージデザインは、本学文芸学部の「近大 デザインラボ」の学生が手がけました。平成30年(2018年)11月30日(金)から数量限定販売し、一部の店舗では、農学部の学生による店頭販売を行います。

【本件のポイント】
●産官学連携で、サツマイモの甘みを活かした芋納豆等を開発し、数量限定で販売
●本学農学部の学生がサツマイモ(生産地:奈良県平群町、品種:べにはるか(ほし芋)、金時いも(芋納豆))を生産し、近大デザインラボの学生がパッケージデザインを担当
●学生は農産物の生産から加工・流通・販売までを、座学だけでなく現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識を習得する

【本件の概要】
近畿大学農学部農業生産科学科は、アグリビジネス実習の一環として、奈良県平群町、(株)奈良祥樂と連携し、ほし芋「みんながほしいもん」を平成29年度に商品化しました。今年度は新たに、芋納豆「あまいもグラッセ」を商品化すると共に、「みんながほしいもん」のパッケージデザインのリニューアルを行いました。芋納豆・ほし芋のいずれについても、原材料のサツマイモの生産は農学部の学生が担当し、パッケージデザインは学内連携により文芸学部文化デザイン学科の近大デザインラボの学生が考案した、秋の4色でサツマイモの形を表現したデザインを採用しました。これらの商品を、平成30年(2018年)11月30日(金)から、道の駅大和路へぐりくまがしステーション(奈良県平群町)等で数量限定販売します。一部の店舗では、農学部の学生が店頭販売を行います。

<販売概要(芋納豆「あまいもグラッセ」)>
■道の駅大和路へぐり くまがしステーションでの販売
店  名:道の駅大和路へぐり くまがしステーション
住  所:奈良県生駒郡平群町平等寺75-1(近鉄生駒線「平群駅」から徒歩約10分)
営業時間:9:00~18:00、不定休
販売価格:410円(税込、140g入り)
販売数量:700袋
     ※販売数量は変更となる場合があります。
      また、数量限定のため売り切れ次第終了となります。
学生による店頭販売:11月30日(金)14時15分~16時

■青果店「大和情熱野菜」での販売
店  名:青果店「大和情熱野菜」
住  所:奈良県奈良市西大寺東町2-4-1 近鉄百貨店奈良店 地下1階
     (近鉄奈良線・京都線・橿原線「大和西大寺駅」から徒歩約3分)
営業時間:10:00~20:00、不定休
販売価格:410円(税込、140g入り)
販売数量:200袋
     ※販売数量は変更となる場合があります。
      また、数量限定のため売り切れ次第終了となります。
学生による店頭販売:12月8日(土)10時30分~13時30分

■奈良祥樂 近鉄奈良駅店での販売
店  名:奈良祥樂 近鉄奈良駅店
住  所:奈良県奈良市東向中町29 地下コンコース 近鉄奈良駅Time's Place内
     (近鉄奈良線「近鉄奈良駅」Time's Place内)
営業時間:9:00~20:00、年中無休
販売価格:410円(税込、140g入り)
販売数量:300袋
     ※販売数量は変更となる場合があります。
      また、数量限定のため売り切れ次第終了となります。

<販売概要(ほし芋「みんながほしいもん」)>
■道の駅大和路へぐり くまがしステーションでの販売
店  名:道の駅大和路へぐり くまがしステーション
住  所:奈良県生駒郡平群町平等寺75-1(近鉄生駒線「平群駅」から徒歩約10分)
営業時間:9:00~18:00、不定休
販売価格:648円(税込、100g入り)
販売数量:90袋 ※販売数量は変更となる場合があります。
学生による店頭販売:11月30日(金)14時15分~16時

商品に関するお問い合わせ
(株)奈良祥樂 TEL(0745)74-0526(担当:植田)

【(株)奈良祥樂について】
(株)奈良祥樂は、古都奈良を拠点とし、独自ブランド商品の「らほつ饅頭」「奈良県産ひのひかり米粉ロール」をはじめとした菓子類の企画・製造・販売や直営店の経営などを行っています。奈良祥樂の「祥」という言葉には「きざし」、特に「吉事のしるし」という意味があります。拠点としている奈良はさまざまな食物や文化が集結し、また発信地となったシルクロードの終着点です。その終着点から再び「日々の暮らしに楽しい予感を・・・奈良からの贈り物」をコンセプトに、お菓子を通して楽しく心豊かなひとときをお届けします。

■本社所在地 :奈良県生駒郡斑鳩町龍田2丁目2番11号
■代表取締役 :植嶋 修治
■創    業:平成11年(1999年)4月1日
■事業内容  :直営店舗(菓子)の展開、オリジナル商品開発
■直営店所在地:奈良祥樂 本社直売所(奈良県生駒郡斑鳩町龍田2-2-11)
        奈良祥樂 近鉄奈良駅店
        (奈良県奈良市東向中町29 地下コンコース 近鉄奈良駅 Time's Place)
■U  R  L:http://nara-shogaku.jp/

【平群町について】
平群町と近畿大学は、平成25年(2013年)に「アグリビジネス実習」に関する業務委託契約を締結し、農学部農業生産科学科の実習を平群町内に設置した実習圃場で行う等、農業・食品関連分野を中心とした連携を実施しています。平成29年(2017年)1月17日には包括連携協定を締結し、平群町の有する豊かな自然環境、歴史、文化と、14学部48学科を有する本学の知見を生かして、まちづくりや文化学術振興等の様々な分野でのさらなる連携を進めています。

【アグリビジネス実習】
近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を開設しており、その一環で3年生を対象に「アグリビジネス実習(通年)」を行っています。本実習では、奈良県平群町の耕作放棄地を再生した圃場を中心に、農産物の作付け計画から栽培、管理、収穫、そして加工や販売までを一貫して学んでいます。平成30年度(2018年度)は40人の3年生がアグリビジネス実習を受講しています。

【アグリビジネスマイスター認定制度】
時代の流れとともに農業やアグリビジネス(農業関連産業)の形態も大きく変わってきました。作物を作って終わりではなく、「いかに売れるものを作っていくか、付加価値を高めていくか」への発想の転換が求められてきています。
そのような社会のニーズに応える人材の育成を目的に、近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を平成23年(2011年)4月に開設しました。生物現象の知識とともに、農産物の生産から加工、販売までをトータルに学修し、課程修了後に近畿大学農学部からマイスターの称号が与えられます。特徴的なカリキュラムとしては、アグリビジネス実習、アグリビジネス起業論、農業実習等が挙げられます。
これまでに計 142人を認定しており、卒業生は、自ら就農するほか、農協や農機具メーカー、食品会社などに就職し、農業やアグリビジネスに貢献しています。

【近大デザインラボ】
学生・教員・企業・行政が一体となって、創造的発想(デザイン)の力で新しい社会を築くためのプラットフォーム。近畿大学文芸学部文化デザイン学科が主体となり、超ジャンル教育実践の場として複数のプロジェクトが同時進行し、あたかもデザインオフィスのような活動拠点となります。

近大デザインラボ
あまいもグラッセ(左)とみんながほしいもん(右)
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