ビーマー社、視覚品質を保ったまま動画ファイルの容量を小さくするクラウドサービスにAIキャプション機能を追加

クラウドGPUを利用したAI機能を順次リリースする計画の第一歩

2024年7月3日 ― ジャパン・トゥエンティワン株式会社(本社:愛知県豊橋市、以下:J21)は、海外パートナーであるビーマー社(Beamr Imaging, LTD.、NASDAQ:BMR、本社:イスラエル)が、同社の動画軽量化サービス「Beamrビデオクラウドサービス(※1)」(以下:Beamrクラウド)に、ビデオAI拡張機能を追加したことを発表しました(※2)。ビーマー社は「Beamrクラウド」に動画軽量化と同時に利用できるAI機能を順次リリースしていく計画を立てており、その第一歩としてビデオのキャプション・文字起こし機能を追加しました。

[新機能] ワークフロー設定の「AI」セクションにて、AIによるキャプション追加等を設定

「Beamrクラウド」では、事前に定義した「ワークフロー」を元に、ビデオの軽量化を行います。「ワークフロー」設定画面では、入出力ファイルの場所や、画面解像度やコーデックなどのプリセットなどを定義しますが、新たにAIを利用したキャプション追加等を選択できるようになりました。GPUの能力を活用した本機能のリリースは、ビデオ処理を合理化するというビーマー社のミッションの新たな一歩となるものです。

「Beamrクラウド」は、ビーマー社独自のコンテンツアダプティブビットレート(CABR)技術によって実現されています。CABRは、13年にわたる研究開発の成果であり、2021年には「テクノロジー&エンジニアリング・エミー賞」を受賞(※3)しています。本サービスは、動画ファイルのサイズやコストを大幅に削減しつつ、オリジナルのすべてのピクセル、すべての色、すべての動き、を維持することを目標としています。あたかも映像の専門家が1フレーム1フレームを検証したかのような最適化を全自動で行うサービスであり、ビデオの視覚的品質を変えずにファイルサイズを30%から50%軽量にすることで、クラウドストレージや、ネットワーク帯域、CDNのコストを削減することが可能です。

J21では、大手ポータルサイト運営事業者様を中心に、ビーマー社ソリューションを10年以上に渡り提供してきました。今後も同社のソリューションを国内企業に安心してご利用いただくことに注力してまいります。


ビーマー社(Beamr Imaging, LTD.)について

イスラエルのヘルツェリアに本拠を置くNASDAQ上場企業で、コンテンツアダプティブビデオソリューションの世界的リーダーです。「テクノロジー&エンジニアリング・エミー賞2021」や「Seagate Lyve Innovator of the Year 2021」を受賞、53件もの関連する取得特許に裏付けられた同社の軽量化技術は、視覚的品質を維持したまま最大50%のビットレート削減を可能にします。
Web:https://www.beamr.com

ジャパン・トゥエンティワン株式会社について

1992年9月に創業し、“イノベーションを市場化する”を掲げ、イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業の技術や製品のビジネス開発を日本で展開。主な取り扱い製品には、自動車の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」、車両の運行情報を管理・分析するフリートマネジメントシステム「イトラン」、タブレットの盗難防止製品「コンピュロックス」、聴力アシスト機能付き無線イヤホン「BeHear® ACCESS」、衛星画像データを活用した水道インフラ管理・更新のための「アステラ製品」、視覚的品質を維持したまま動画のファイルサイズを削減する「Beamrビデオクラウドサービス」などがあります。
Web:https://www.japan21.co.jp/

※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。

お問い合わせ先

ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京本社:東京都渋谷区神宮前6-19-13 J-6ビル4F
Tel:03-6775-7450
E-mail:beamr@japan21.co.jp
Web:https://beamr.japan21.co.jp/

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