地域の救急医療を守る！クラウドファンディングで救急車導入

支援者152人の協力で3,362,794円を達成、新救急車が地域医療に貢献

2025-01-07 09:10

医療法人医誠会（本社：大阪府大阪市、代表者：谷幸治）は、2024年12月20日（金曜日）に医誠会国際総合病院でクラウドファンディング「地域の救急医療を支えるため救急車を増台させてください！」のリターンイベントとして、新しい救急車のお披露目会を開催しました。
このクラウドファンディングでは、152人の支援により総額3,362,794円が集まりました。新たな救急車導入により、地域の救急搬送体制が強化されます。

クラウドファンディングの目的と成果

地域の救急搬送件数が年々増加している中、医誠会国際総合病院は「無料救急搬送」の体制強化を目指し、クラウドファンディングを実施しました。救急車の増台は、搬送件数の増加に対応し、広域医療に貢献することを目的としています。
クラウドファンディングは2024年8月31日に終了し、支援総額は3,362,794円でした。地域住民や企業、病院関係者など152人の支援により、救急医療体制の充実が図られました。

救急車の特徴と今後の展望

導入した救急車は中古のハイメディック車で、車内は広く、医療機器や搬送用ストレッチャーを余裕を持って配置できます。また、電源設備が完備され、安定した走行性能により迅速な搬送が可能です。
この救急車の導入により、医誠会国際総合病院の無料救急搬送の受け入れ件数が増加し、これまで救急車不足によりお断りしていた案件の減少が見込まれます。地域の医療体制をさらに強化し、患者さんへの迅速な対応が可能となります。

お披露目会の詳細とリターン

2024年12月20日（金曜日）に医療複合施設「i-Mall」北棟アートストリートにて、新救急車のお披露目会が開催されました。支援金額10万円以上の支援者11名が参加し、救急車の内覧や記念撮影が行われました。さらに併設のヘルシーカフェ「さくらテラス」で軽食を楽しみながら救急医療体制について理解を深めました。
リターンとして、支援額に応じて以下の特典が用意されました。

3,000円：お礼のメッセージ
10,000円：上記に加え、病院HPにお名前掲載（1年間）
30,000円：上記に加え、救急車活動報告（PDF）
50,000円：上記に加え、院内サイネージへのご芳名掲載
100,000円～：上記に加え、新救急車お披露目会へのご招待

【医療法人医誠会】

医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は47診療科、総職員数1,893名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療ＤＸ、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。地域医療に貢献するとともに、国際医療ツーリズムにも挑戦します。また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台（ドクターカー4台・救急車2台）、医師12名、看護師24名、救急救命士30名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の医誠会無料救急搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。その結果、令和3年度救急搬送件数が大阪府第1位、全国第10位となりました。（出展：令和3年度DPC 導入の影響評価に係る調査「退院患者調査」の結果報告について）
※ 2024年4月現在