近畿大学が開発した、ヒラマサ♀×ブリ♂のオリジナル養殖魚 「ヒラブリ」を期間限定で提供 ~近畿大学水産研究所 大阪・銀座の両店舗にて~
近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成30年(2018年)4月9日(月)から、養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」大阪店・銀座店にて、本学が開発したオリジナル養殖魚「ヒラブリ」を、握り寿司と梅塩焼きで、期間限定で提供します。
【本件のポイント】
●ヒラマサ雌×ブリ雄による交雑魚「ヒラブリ」を開発
●ヒラマサとブリの旨味を持つ、上品な味わいのヒラブリを、握り寿司と梅塩焼きで提供
●研究成果を社会に提供し、その評価を研究に反映することで更なる品質向上をめざす
【店舗での提供について】
■提供期間:平成30年(2018年)4月9日(月)から在庫終了まで
■場 所:養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」
大阪店(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館6階)
銀座店(東京都中央区銀座6丁目2番先 東京高速道路山下ビル2階)
■メニュー:「近大産ヒラブリの握り寿司」 600円(税抜)
「近大産ヒラブリの梅塩焼き」 800円(税抜)
※両メニュー共にディナーでのみ提供
■お問合せ:大阪店 TEL(06)6485-7103、銀座店 TEL(03)6228-5863
【ヒラブリについて】
近畿大学は、品種改良の一環として、「ブリ」と「ヒラマサ」の交雑魚である「ブリヒラ(ブリ雌×ヒラマサ雄)」の研究を昭和45年(1970年)に成功させました。その「ブリヒラ」を平成27年(2015年)6月から1年間、近畿大学水産研究所 大阪・銀座の両店舗にて提供し好評を得ました。今回は、ヒラマサ雌×ブリ雄による交雑魚として初めて生産に成功した「ヒラブリ」を、店舗で初提供します。
ブリは脂質含量が高く脂の乗りは良いもののコラーゲン含有量が低く、ヒラマサに比べて歯ごたえが劣っていました。そこで、ブリ属で最も美味とされているヒラマサを掛け合わせることによって、ブリ特有の脂肪分を少なくすることに成功し、ヒラマサの歯ごたえを継承した美味しい「ヒラブリ」が誕生しました。
【近畿大学水産研究所大阪店 料理長 植田克己のコメント】
今回の「ヒラブリ」は、前回の「ブリヒラ」に比べ、透明感があり歯ごたえが非常に良いことが特徴です。ブリヒラも脂が乗っており非常に美味ですが、ヒラブリはまた違った良さがあります。色々な調理方法がありますが、透明感のある身質はシャリとの相性が抜群ですので、握り寿司でお召し上がりいただくのがお勧めです。また、握り寿司と共に、さっぱりとした風味が印象的である「梅塩焼き」も併せて提供させていただきます。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
【交雑魚とは】
交雑魚とは、異なる魚種の特質を受け継ぐ研究を行い、交配させることで、それぞれの魚種の良い部分を遺伝させます。近畿大学では昭和39年(1964年)に初めての交雑魚となるマダイ雌とクロダイ雄の交配に成功し、その後多くの組合せによる交雑種を作出しています。
【販売店舗】
■近畿大学水産研究所 大阪店
大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル6階
(JR各線「大阪駅」から徒歩約3分) TEL(06)6485-7103
営業時間:〈ランチ〉11:00~15:00(LO.14:00) 〈ディナー〉17:00~23:00(LO.22:00)
■近畿大学水産研究所 銀座店
東京都中央区銀座6丁目2番先 東京高速道路山下ビル2階
(JR山手線「有楽町駅」から徒歩約5分) TEL(03)6228-5863
営業時間:〈ランチ〉11:30~LO.14:00 〈ディナー〉17:00~23:00(LO.22:00)
※〈日・祝のディナー〉17:00~22:00(LO.21:00)