日本古来の四季折々の美しさをバレエで表現 大和シティー・バレエ『雪月花』上演決定 日本舞踊や和楽器演奏も交えたオリジナルダンス作品

大和シティー・バレエ 想像 × 創造 Vol.5 SUMMER CONCERT 20224 『雪月花』が2024年8月17日 (土) にやまと芸術文化ホール メインホール(神奈川県 大和市 大和南 1丁目8-1 シリウス 1階)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。

カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/ycb24s

公式ホームページ
https://www.ycb-ballet.com/2024summer
公式X
https://x.com/yamatoballet

冬の雪は、静寂のうちに
秋の月は、我を映す鏡に
春の花は、壮絶なまでに

日本古来の四季折々の美しさを、移ろいやすい人の心情と共に紡ぎ出す
雪・月・花 にまつわる3つの物語

日本の自然美を表す雪月花。その美しさを日本舞踊や和楽器演奏も交え、雪月花の美を和洋の掛合いで多彩に表現いたします。

▼公演予告 リハーサル動画

「雪月花」作品紹介

雪「ゆきひめ」

井上バレエ団の重要なレパートリーの一つである「ゆきひめ」は、バレエの井上博文と日本舞踊の杉昌郎の出会いにより1972年に初演されています。
『白鳥の湖』や『ジゼル』といった白いバレエの世界と日本舞踊の雪の世界を、小泉八雲の『雪女』を題材に融合させた〈日本らしいバレエ〉の金字塔的作品です。
初演では“ゆきひめ”も“雪の精たち”も日本舞踊の方々が着物の裾を曳いて踊っていて、それが1983年関直人振付により、ポワントを履き、着物をかけて踊る作品にもなったそうです。
YCBでは、2018年に新国立劇場バレエの小野絢子/福岡雄大を主演、ミストレスに井上バレエ団・鶴見未穂子を迎え、上演いたしました。

※動画は2018年ダイジェストのため、主演は異なります。

美しく切ない甘美なワーグナーの旋律にのせて、あの「ゆきひめ」が帰ってきます。
主演には、昨年のYCB/YCD版「Giselle」でも好評を博したハンブルクバレエ団プリンシパル菅井円加、そして新国立劇場バレエ団ファーストソリスト福田圭吾がキャスティングされています。

菅井円加
福田圭吾

月「月夜に集う民の詩」

日本のコンテンポラリーダンスを牽引してきた二見一幸の新作。抽象的でありながらも強く琴線に触れる作風は、月の光の中に否が応にも人々の内面を浮かび上がらせます。
「見る人のその時の心の状態により様々な印象を与える月。満月や半月、三日月など見え方が変わる月には特別なパワーを感じる。この月に感じる神秘的世界観をテーマに、月明かりに吸い寄せられ照らさる身体。そこに集まった人達の意識が、交錯し色々な関係性が生まれては消えて生まれては消えて。やがてひとつの流れになって行く様を舞踊作品にしたいと思う」 by二見一幸

小出顕太郎

花「桜の森の満開の下」

近年、日本の物語をモチーフに大和シティー・バレエとクリエーションを重ねてきた池上直子が、坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」を美と残酷さをモチーフに展開する新作。
ジャンルの異なる二人の主役、藤間蘭黄・本島美和の円熟した演技が、劇場の空間を忘れさせます。

「この作品は、妖しくも欲望のままに生きる美しい女と、惚れた女に翻弄される山賊の物語です。
原作は坂口安吾の『桜の森の満開の下』ですが、梶井基次郎の「桜の樹の下には」の「桜の樹の下には死体が埋まっている」の一説もインスピレーションにとりいれています。

また、構成や振付に対比を多く用いています。

美しさと残酷さ
色気と狂気
優しさと服従
本能とエゴ

これらは全て表裏一体。人の欲望は限りなく続きます。
満開の桜の花の残酷なまでに美しい情景と共に、歪んだ愛が織りなす壮絶な孤独や虚空の風を感じて頂けたらと思います」by 池上直子

藤間蘭黄
本島美和

大和シティー・バレエ/ダンスについて

神奈川県大和市に本拠地を置くバレエ団。バレエとコンテンポラリーダンスを中心に舞台を展開。
多くの舞踊ファンの方々に楽しんで頂けるよう、伝統芸能ほか様々なジャンルとのコラボレーションも行い、ダンス、音楽、ストーリーが調和した斬新で躍動感あふれる舞台創りを進めております。多くの日本人ダンサーが世界で活躍していますが、振付家として活躍している日本人はごくわずかです。今後は、大和から世界へ発信していけるような公演をクリエイトしていきます。

▼団員紹介動画

公演概要

大和シティー・バレエ 想像 × 創造 Vol.5
SUMMER CONCERT 20224 『雪月花』
公演日時:2024年8月17日 (土) 16時15分開場/17時00分開演
会場:やまと芸術文化ホール メインホール(神奈川県 大和市 大和南 1丁目8-1 シリウス 1階)

■出演者
『ゆきひめ』
ゆきひめ:菅井円加
男 :福田圭吾
ソリスト: 盆子原美奈 古尾谷莉奈
アンサンブル:成田遥 西村明莉 窪田夏朋 細井佑季 室屋しおり 萩原ゆうき 橋本侑佳 田中杏奈 中村安里 仲程美優 朝井美菜満 廣瀬麻理花 堀友香 星野裕菜 山口京香 小形さくら

『桜の森の満開の下』
男:藤間蘭黄
女:本島美和
脚の悪い女:杉本真耶
女の化身:森本天子 窪田夏朋 萩原ゆうき 室屋しおり

影:古尾谷莉奈 細井佑季 田中杏奈
朝井美菜満 廣瀬麻理花 仲程美優
堀友香 中村安里 尾崎くるみ

『月夜に集う民の詩』
小出顕太郎
森本天子 古尾谷莉奈 窪田夏朋 萩原ゆうき
細井佑季 田中杏奈 室屋しおり
杉本真耶 仲程美優 廣瀬麻理花 尾崎くるみ

■スタッフ
プロデューサー:佐々木三夏
舞台監督:篠塚裕太 ((株)フェイカーズ)
照明:辻井太郎 ((有) 舞台照明 劇光社)
音響:中村蓉子
美術:岩本三玲
衣装:さとうみち代(GAZAA)、小野りか

■チケット料金
+S席:8,800円 S席:6,600円
 A席:5,500円 B席:4.400円
(全席指定・税込)

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