「周五郎作品といえば前進座」 劇団前進座『雨あがる』51年ぶりの再演決定 カンフェティでチケット発売
歌手・松原健之が17年ぶりに前進座の舞台に出演 歌声を披露
一般社団法人劇団前進座(理事長:今村民路)主催、前進座 爽秋公演『雨あがる』が東京3会場・名古屋・京都にて上演されます。東京公演のチケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
東京公演概要
【国立劇場小劇場】2022年9月23日 (金・祝) ~2022年9月27日 (火)/国立劇場 小劇場(東京都千代田区隼町4-1)
【武蔵野市民文化会館】2022年9月30日 (金)/武蔵野市民文化会館 大ホール(東京都武蔵野市中町3-9-11)
【たましんRISURUホール】2022年10月8日 (土)/たましんRISURUホール 大ホール(東京都立川市錦町3-3-20)
カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/zenshinza
公式ホームページ
http://www.zenshinza.com/stage_guide5/2022-ameagaru/index.html
公式Twitter(@zenshinza)
「周五郎作品といえば前進座」といわれる、座のアンサンブルに加え、
歌手・松原健之さんが、17年ぶりに前進座の舞台に出演!
劇中でその魅力的な歌声を披露します。
前進座は、巨匠・山本周五郎氏から「自分の作品はどれでも芝居にして良い」との信頼を得、これまで19作品を舞台化し「周五郎作品といえば前進座」と好評をいただいてきました。
『雨あがる』は、前進座では1970年に津上忠=脚本・演出で初演。今回は51年ぶりの再演ながら、市川正=演出・補綴で短編小説「雨あがる」を柱に「おしゃべり物語」を織り交ぜて構成し直し、生まれ変わった作品となります。
誰にも負けない腕を持ちながら、争うことが苦手で浪々の身となった三沢伊兵衛と、夫の人間性を認めながらも歯がゆい想いを拭えない妻・たよ。そんな二人と、長雨で足止めにあい木賃宿に集う人々の人間模様に、笑い、涙し、爽やかな感動とともに、優しさとは…、本当の強さとは何か…、心に深く響く舞台です。
歌手の松原健之さんをゲストに迎え、旅芸人与十郎役で披露される歌声も見どころの一つです。
【あらすじ】
とある街道筋の宿屋、近くの川が長雨のために川止めとなり、客たちはもう何日も旅立てずにいる。その中に三沢伊兵衛(早瀬栄之丞)とその妻たよ(浜名実貴)がいた。伊兵衛は浪人の身で、剣の腕は立つがお人よしの性格もあって仕官の先が見つからないでいる。
宿の客たちは長引く川止めのために稼ぎもできないイライラと貧しさからもめ事を起こす。人に優しい伊兵衛は、この時ばかりは、妻に固く止められている道場破り(賭け試合)の禁を破り、得た金で宿の皆に酒と料理をふるまう。いっときの贅沢に皆の憂さも晴れ、それぞれの事情を呑み込んだ客たちはわだかまりを解いてゆく。
伊兵衛の剣法は「謝り剣法」とも言えるもので、争いを避けて相手に謝りながら対しているうちにいつの間にか勝っている…。その見事さに感服した若侍の紹介で仕官の道が開けるのだが…。
周五郎の短編「おしゃべり物語」のエピソードを織り込みながら、新たに広がる爽やかな物語に乞う、ご期待!
劇団 前進座
前進座は、1931年(昭和6年)若き歌舞伎俳優たちによって創立され、本年2022年5月に91周年を迎えた劇団。
戦前戦後の時代から現代まで、都市大劇場から各地小中学校体育館に至るまで、演劇普及に邁進。
歌舞伎をレパートリーに持つ貴重な劇団として知られ、国立劇場大劇場での公演は、前進座の看板公演として1981年から続いている。
毎年秋には、東京・大阪・名古屋等で、現代劇や時代劇などの都市公演をおこなっている。
前進座 爽秋公演『雨あがる』 東京公演概要
【国立劇場小劇場】
公演期間:2022年9月23日 (金・祝) ~2022年9月27日 (火)
会場:国立劇場 小劇場(東京都千代田区隼町4-1)
■公演スケジュール
9月23日(金祝)11:00/14:30
9月24日(土)11:00/14:30
9月25日(日)11:00/14:30
9月26日(月)11:00/14:30
9月27日(火)11:00
※開場は、開演の30分前
※26日(月)14:30終演後 アフターイベントあり
【武蔵野市民文化会館】
公演日時:2022年9月30日 (金) 14:00開場/14:30開演
会場:武蔵野市民文化会館 大ホール(東京都武蔵野市中町3-9-11)
【たましんRISURUホール】
公演日時:2022年10月8日 (土) 14:00開場/14:30開演
会場:たましんRISURUホール 大ホール(東京都立川市錦町3-3-20)
■出演者
三沢伊兵衛:早瀬栄之丞
妻・たよ:浜名実貴
願人坊主・法鉄:柳生啓介
巡礼の爺・武平:松涛喜八郎
その孫娘・おみつ:山本春美
渡り芸人与十郎:松原健之(ジェイピィールーム)
与十郎女房・おこう:横澤寛美
与十郎娘・おはな:中野里咲
松葉屋主人・寅吉:上滝啓太郎
寅吉女房・おかじ:北澤知奈美
酌婦おろく:上沢美咲
相川屋庄吉:中嶋宏太郎
渡り大工・源太:藤井偉策
源太女房・おふじ:黒河内雅子
畝山藩士・典木泰三:新村宗二郎
老百姓・おせき:松川悠子
茶店女・おみね:清水麻美
■スタッフ
原作:山本周五郎
脚色:津上忠
補綴・演出:市川正
美術:石井強司
照明:森田博
音楽:小堀ひとみ
音響効果:川名あき
殺陣:中川邦史朗
振付:芳瞠香榎
舞台監督:小野文隆
■チケット料金
A席:8,500円
B席:5,000円
C席:3,500円 ※国立劇場は設定なし
(全席指定・税込)
<カンフェティ限定>
【国立劇場小劇場】A席:8,500円 → カンフェティA席:7,500円!