医者・病院選びがあなたや家族の人生を決めるー確かな指針となる『国民のための名医ランキング2021~2023』

幸せな人生を歩むために、最善を選ぶために、あなたに是非伝えたい

名医を様々な観点から分析しランク付けした画期的な試み

新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいます。世界の製薬メーカーが競って開発を進め、コロナワクチンによってこのパンデミックは収束するのではないかと期待が集まっています。しかし、強力な感染力を持つ変異株の感染も広まり、まだまだ感染症対策を緩めることはできません。コロナ以前の生活に完全に戻るまでかなり長い道筋となるでしょう。今後もコロナをはじめ、感染症といかに共存していくかは人類共通の課題です。しかし、それは悪いことばかりではありません。リモートワークなどコロナによって生じた変化は、積極的に取り入れるべき新しい生活様式といえます。特に健康への意識は高くなり、その重要な役割を担う病院や医師との関わり方を模索する動きは今後も続きそうです。

コロナが心配で病院に行きたくない

新型コロナの流行によって、病院へ行くことをためらう人は多くなりました。高齢化社会の時代にあって、患者が増えることはあっても、まさか病院へ行く機会を患者自身が意図的に減らす時がくるとはまさに想定外です。コロナの影響で全国の3分の2の病院が赤字転落しているということです。患者が受診を控えたことに加え、入院や手術の延期などによる収益減と感染防止策のコスト増が原因です。すでに医療従事者の報酬の減額・不支給が発生しており、長期化すれば病院経営自体が崩壊しかねない事態となっています。国民の社会的な財産である病院、地域医療を何としても維持しなければなりません。病院側にもこの急激な時代の変化に対応し、オンライン診療などシステムの変更が求められています。

しかし、個人の医療費負担のことを考えれば、不必要な診療が減ることは良いことではあります。また、病院に行かずに済むように、病気の予防を真剣に考えるきっかけとなっているのではないでしょうか。日本の保険制度は高度な医療を低負担で受けられ、世界に誇れるものではありますが、日本人は病院に行き過ぎだったのかもしれません。とはいってもこれはあくまで若年層、健康な人の話で高齢者や持病がある人では状況は全く変わってきます。

受診控えが持病を悪化させる恐れ

コロナを恐れて受診をためらうのは仕方のない心理ではありますが、慢性疾患など持病を抱えている人にとって状況は深刻です。コロナの影響で受診控えをすると、薬が足らなくなることや定期的な検査ができないなど、その影響はじわじわと大きくなるおそれがあります。通院は「いつももらっている薬だけ」という方も多いと思いますが、医師に直接状況を報告することは非常に重要です。がん検診を自治体で受ける人も前年より約30%も少なくなっています。イギリスのBMJ誌(2020年11月4日号掲載)によると、がん治療が4週間遅れるだけで、手術、全身療法、放射線療法の適応となる7つのがんで全体の死亡率が上昇するという報告がされています。コロナを恐れて、その他の病気が悪化しては本末転倒です。優先順位はなにより病気を治すことです。診療は近くの病院で済むことが望ましいですが、本質はその治療が本当に適切・有効かどうかにかかっています。よくあるのは近くの病院で何となく治療を受けたけど、結果に不満が残ってしまったという体験談です。手術などして、あとから「もっと医者から説明を聞くべきだった、よく病院や医者の評判を調べればよかった」と思っても取り返しがつきません。病院に行く機会を減らすためにも、もっと病院や医者選びを真剣に行うことが求められます。

ヤブか?名医か? こんな時こそ病院・医者は選ぶ

コロナ時代こそ病院や医師は慎重に選ぶべきです。選んでいる暇はないのは緊急時だけで、やはり可能な限り慎重に選ぶべきです。誰もが近くの病院で簡単に検査、治療を受けたいとは思うでしょう。しかし、残念ながら医療の現場は理想と大きくかけ離れています。将来はAI技術によって医師や病院のレベル差は解消されることが期待されていますが、現状ではまだまだ「人間がやること」で医師の個人差が大きいのが実態です。あなたを診断・治療するのはヤブか、良医か、名医か。近道と思っていたものがかえって遠回りになることはよくあります。皆がコロナを恐れる時こそ、的確な診断を迅速に行う名医がいる病院を選ぶべきです。

問題はその自分にとって最適な病院、医者をどうやって探すのか。その情報をどうやって得るのか。実際にどうやって目的の医者にたどり着くのか。現在は多くの病院紹介本やネット情報が溢れています。しかし、情報が多いゆえに結局、どこに行けばよいかはわからないというのが現実です。このような要望に対し、桜の花出版は約10年間、読者の視点に立ち、名医を探して、ランキングするという試みをしています。この種の病院紹介本でよくある病院の広告などを一切排し、本気で日本のトップ1045人を厳選したのが『国民のための名医ランキング2021~2023』です。

「名医ランキングのお陰で命が助かりました!」の反響続々!

AI医療時代の情報戦に勝つ

いつの時代、どこの国にも医療格差はあります。現代でも良い病院・優れた医者の治療を受けられる人は経済的に豊かで、有効な情報を早く手に入れる能力のある人です。しかし、日本の場合は国民皆保険制度によって名医でもヤブでも治療費に差は基本的にありません。問題は情報の質と名医にかかるまでの根気があるかどうかにかかってきます。実は医療関係者ほど病院・医者の技量に差があることを知っているので、実際に手術などを受ける時に信頼できる情報を集めているのが現実です。また、病院選びは地元の評判も重要です。現代ではネットの口コミが参考になりますが、実態は病院の宣伝であることも多いので注意が必要です。『国民のための名医ランキング2021~2023』ではがん、心疾患、脳卒中など手術が必要な病気から、生活習慣病、認知症、眼、耳、整形外科、感染症など全身の病気など全34分野の名医を掲載しています。感染症に関する情報も増やし、コロナ時代を生き抜くために本当に必要な病院・医師選びの情報を掲載しています。本書は特に医療現場の実情を知る、医療関係者から高い評価を得ています。

初回版の2016年版は、医師にランキングを付けるというこれまでの常識を打ち破る本として大反響を巻き起こしました。次の2018年版は完全完売し、読者の方から、次回版の出版時期の問い合わせが相次ぎました。今回待望の全面改訂版です。読者だけでなく医師も自身の治療の際に参考にしているとの声が、編集部に届いています。掲載する医師は臨床・治療の第一線にいることを条件としています。今すぐに入院や手術を決めなければいけないという方には大きな支えとなってくれます。更に慢性的な病気で長期にかかる医師を探している方にも役立つ情報を厳選しています。また、現在は特に病気はないという方も対象にしています。本来、もっとも望ましいのは病気にかからないことであり、手術などせずに軽症で済むことです。健康体で異常がない方も定期的に検査をされることをお薦めします。そのために本書は前回版から大幅に内科医を増やし、大都市圏以外の病院・医師も可能な限り掲載しました。

必読の特別読物「名医の選択」 人生の岐路に立つ人の指針に

ただの医者紹介の本ではありません。様々な人生の問題を真正面から考察し、今まさに人生の岐路に立つ人の指針となることでしょう。名医を選ぶことがなぜ決定的であるかをよく認識して、医師を選ぶ勇気を持つことが大切です。また、「コロナと生きる社会」です。次々と変化する情報に対してどのように対処したらよいでしょうか。そもそも治療する目的は何でしょうか、どうやったら充実した人生が送れるのでしょうか。本書の「名医の選択」「おわりに―死を迎える人たちへ」を読めば、自ら答えが見出すことができ人生観がきっと変わるでしょう。

名医を探し求め、これまで多くの医師・病院から情報提供にご協力を頂きました。これらの貴重な情報は誰のものでもなく、国民の財産と考えて、本書に『国民のための名医ランキング』というタイトルをつけました。情報が溢れている時代だからこそ、信頼できる情報を提供し、患者が一人でも多く名医と出会い適切な治療を受けられるよう、弊社も微力ながら貢献して参りたいと願っております。

掲載分野(全34分野)

総合診療/神経内科/老年科・認知症/脳神経外科/眼科/耳鼻咽喉科/頭頸部外科/循環器内科/心臓血管外科/呼吸器内科/呼吸器外科/感染症/肝胆膵内科/肝胆膵外科/消化器内科/内視鏡検査・治療/消化器外科/腎臓/高血圧/糖尿病/甲状腺/泌尿器/婦人/不妊/乳がん/血液/放射線/化学療法/整形外科/膠原病・リウマチ/形成/皮膚/小児/<参考情報>歯科

スペシャルインタビュー
◇「診断力のある名医を味方につける」 竹村洋典 医師 東京医科歯科大学
◇「新型コロナウイルス対策」 上昌広 医師 医療ガバナンス研究所
◇「ホウ素中性子捕捉療法」 鈴木実 医師 京都大学複合原子力科学研究所
◇「がんゲノム医療」 西原広史 医師 慶應義塾大学

■書籍『国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国1045人厳選』

編集:桜の花出版編集部
定価:2,530円
ページ数:589ページ
ISBN-10: 4434275992
ISBN-13: 978-4434275999
発売日:2020年8月16日
サイズ:A5判並製本 21 x 14.8 x 2.5 cm
発行:桜の花出版/発売:星雲社

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