シリーズBエクステンションラウンドとして総額10億円の第三者割当増資を実行 ~事業会社との事業連携を加速~

かわさき新産業創造センター(KBIC)

『かわさき新産業創造センター(KBIC)』(所在地:神奈川県川崎市)に本社を置く、株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役Co-CEO:山崎文敬、狩野高志、以下イクシス)は、社会・産業インフラ領域を代表する大手事業会社との事業連携の加速を目的とした第三者割当増資を行いました。

今回のラウンドは、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、SBI4&5投資事業有限責任組合及びSBI4&5投資事業有限責任組合2号、Sony Innovation Fundからの出資で、総額10億円です。(各社の出資額は非公表)

イクシスは今回の出資により、次の事業連携を加速します。

・ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社
ENEOS株式会社と石油・石炭・化学・ガス等の事業関連設備での、保守・管理・運用等を目的とした事業連携
・SBI4&5投資事業有限責任組合及びSBI4&5投資事業有限責任組合2号
SBIインベストメント株式会社と接点のある様々な事業会社との事業連携
・Sony Innovation Fund
 ソニーグループ株式会社として既にシリーズAで出資済みで、今回の追加出資によりソニーグループとの事業連携加速

各社からのコメント

・ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社

 社長 矢崎 靖典 様

 イクシスは、長年の社会・産業インフラ業界での経験を活かし、石油・石炭・化学・ガス等のプラントや電力関連設備においても、様々なソリューションを提供できる高い技術力を持ったベンチャーです。
既に当社グループのENEOS株式会社とはロボティクスを活用したプラント保守点検技術の共同開発も進んでおります。今回の資本提携により共同開発を加速させるとともに、当社グループとして今後力を入れていく再生可能エネルギー・水素等の分野でも幅広い事業連携を実現させ、ともに新たな価値を創るパートナーとして強固な関係を構築していけると期待しています。

・SBIインベストメント株式会社

 代表取締役 執行役員会長兼社長 北尾 吉孝 様

イクシスは、社会・産業インフラ分野での長年の知見・ハードウェア/ソフトウェアを通した尖った技術を活かし、「ロボット×AI/XR×3Dデータ連携」によりデジタルツイン領域でNo.1を目指す、国内で唯一のベンチャーです。イクシスが提供するソリューションは、2023年に原則3Dデータ活用の導入が進行する公共工事はもちろん、幅広い業界で活用可能なソリューションです。既に数多くの大手事業会社との共同開発案件が進み急成長しており、今後スマートシティ構想の中でも大いに飛躍していくメガベンチャーになることを期待しています。

・ソニーベンチャーズ株式会社

 代表取締役 土川 元 様

 イクシスは、「ロボット×AI/XR×3Dデータ連携」による尖った技術で、社会・産業インフラにおけるデジタル・トランスフォーメーション化に貢献する事業を順調に拡大してきています。建設分野でのロボット利活用においてソニー R&Dセンターとの共同開発もスタートしまして、実事業での連携もますます進んできています。イクシスはESGに対する意識も高く、今回の追加出資により、長期的な企業成長を期待しています。

イクシスの注力領域

イクシスは、産業保安人材の高齢化や設備の高経年化等の環境変化、また感染症の拡大への対応も喫緊の課題となる中、社会・産業インフラ向けロボット・AI/XR※システム・3D技術を活用したデジタル・トランスフォーメーション※の推進に取り組んでいます。
今回の出資により社会・産業インフラ領域を代表する大手事業会社との事業連携を加速させ、デジタル・トランスフォーメーション推進を目指して、イクシスは「どこでも現場を手の中に」を実現すべく、3D連動ソリューションとして各種サービスを展開していきます。これにより、各大手事業会社と連携して社会・産業インフラのデジタルツイン化※を実現していきます。

イクシスがインフラ業界に提供する3D連動ソリューション

※デジタル・トランスフォーメーション:
デジタル技術の活用により、既存のビジネスの枠組みを覆し、より良いものへ変革を起こすことで生活やビジネスのスタイルの価値変革を起こすこと。建設分野でもロボット、人工知能(AI)、拡張現実(AR)、BIM/CIMといったデジタル技術の活用による生産性向上、品質向上、安全性向上等が期待されています。
※ BIM/CIM:
Building Information Modeling/ Construction Information Modeling(Management) 計画、調査、設計段階から3次元モデルを導入することにより、その後の施工、維持管理の各段階において3次元モデルを連携・発展させて事業全体にわたる関係者間の情報共有を容易にし、一連の建設生産・管理システムの効率化・高度化を図る取り組みです。
※ デジタルツイン(Digital Twin):
サイバー空間に現実空間をコピーしシミュレーション予測等ができる技術
※ 3D Point Cloud:
3Dスキャナ等を用いて3次元点群データを取得する技術
※ XR:
クロスリアリティ、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)の総称

株式会社イクシスの概要

イクシスは「ロボット×テクノロジーで社会を守る」をミッションとし、ロボットを利用したデータ取得・AI解析・3次元データ連携等、インフラ関連業界におけるDXを支援、そして社会課題の解決への貢献を目指しています。

設立  : 1998年6月
所在地 : 神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 AIRBIC内
代表者 : Co-CEO兼CTO山崎 文敬、Co-CEO狩野 高志
事業内容 : 社会・産業インフラ向けロボット及び特殊環境対応型ロボット等の開発・販売、取得データのAI解析サービス、3D-Data Solutionサービスの提供

株式会社イクシス | 社会・産業インフラ向けロボット × AIデータサービス企業
社会・産業インフラ向けロボット×AIデータサービス企業。ミッション「ロボット×テクノロジーで社会を守る」のもと、インフラの抱える社会的課題解決に貢献してまいります。
https://www.ixs.co.jp/

KBIC概要

かわさき新産業創造センター(通称:KBIC)は、「新川崎・創造のもり」内に川崎市がベンチャー企業や企業の新分野進出の支援を目的とし整備した首都圏最大級のインキュベーション施設。現在、施設には50社を超える企業や大学の研究室が入居しており、入居企業の成長支援やオープンイノベーションの推進を行っている。

新川崎・創造のもり 新しい科学技術や産業を創り出す研究開発の拠点
「新川崎・創造のもり」はKBIC、NANOBIC、AIRBIC等の施設からなる日本の未来を支える科学・技術や新しい産業を創造するインキュベーション・先端研究開発拠点です。産業界、大学、行政、市民が集い、知識や技術を持ち寄って、新たな化学反応を起こす場を目指します。
https://kawasaki-sozonomori.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社イクシス
神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 かわさき新産業創造センター(AIRBIC)内
Strategy & Alliance Division
電話:044-589-1500 、メールアドレス:press@ixs.co.jp