メンズファッションのコダマコーポレーションが在庫DXクラウド『FULL KAITEN』を新規導入

在庫分析を自動化し、卸事業の売上増加へ経営リソース集中

小売業・卸売業向けに売上増加と在庫削減の両立を支援するSaaS(クラウドシステム)『FULL KAITEN』を開発・提供するフルカイテン株式会社(本社・大阪市福島区、代表取締役・瀬川直寛)は、ジーンズを中心としたメンズカジュアルウェアを製造・卸販売する株式会社コダマコーポレーション様がFULL KAITENを新たに導入し、システムが稼働しましたことをお知らせします。

コダマコーポレーション様は従来、売れ筋・死筋商品の分析等の業務を手作業で行い、卸営業に注力する商品を決めていました。しかしこの分析業務は多大な時間と人的リソースが必要であり、営業部門にとって大きな負担を強いることになっていました。今回、コダマコーポレーション様はFULL KAITENの在庫分析機能を活用してデータの集計と計算を自動化し、営業部門を分析業務から解放することで、営業部門が営業活動に使う時間を最大化することを目指します。同時に、営業部門が営業を強化すべき商品を可視化することも行います。
弊社はプロダクトとカスタマーサクセスチームが一丸となってコダマコーポレーション様の事業成長に貢献してまいります。

FULL KAITENで「攻めのDX」投資

コダマコーポレーション様は1963年(昭和38年)の創立以来、ジーンズをはじめとするカジュアルウエアの企画、製造、卸販売を手がけており、繊維の街である広島県福山市を代表する企業の1つです。

在庫ビジネスにおける事業成長のために在庫は必要不可欠ですが、いくら売上が増加しても在庫が消化できないようでは資金繰りなど経営上の問題が出てきます。

しかし卸事業の特徴として、営業担当が「明らかな売れ筋商品」や「黙っていても注文が入る売れ筋商品」ばかり売ってしまい、それ以外の商品が手付かずになってしまう課題があります。そうした商品の中から、卸先の担当者が知らないような「隠れた売れ筋商品」を営業しなければ、売上増加と在庫消化を両立させることはできません。

このような提案ができていないことが、売上が増えても在庫がそれ以上に残るという問題の原因になっています。

ではなぜそのような提案ができないのかというと、それは営業担当者に「卸先も気づいていない隠れた売れ筋商品」の情報を伝える仕組みがないからです。
しかし、手元の在庫の中から「隠れた売れ筋商品」を見つけ出すためのデータ集計・計算は人力で行うことが非常に困難なほど複雑であり、業務負荷も高いため、有限である社内リソースだけでは対処が難しいという問題があります。

コダマコーポレーション様はこういった課題を解決するための手段として、在庫DXクラウドシステムFULL KAITENの導入を決定しました。

FULL KAITENは、導入企業から日々受け取る販売データや在庫データを用いて次の3つの価値を提供します。

 ・「今ある」在庫のポテンシャルを引き出して売上・粗利を最大化
 ・在庫分析に必要なデータ集計・計算をAIで完全自動化
 ・異なるチーム間で同じデータを共有し情報格差を解消

このほど、コダマコーポレーション様とFULL KAITENとの間のデータ整備および連携が完了し、システムが稼働いたしました。これを機に弊社は、コダマコーポレーション様の営業部門が全卸先企業に対して売れ筋商品以外に「隠れた売れ筋商品」の営業活動を開始できるよう支援してまいります。


【会社概要】
社名: フルカイテン株式会社
URL: https://full-kaiten.com
本社: 大阪市福島区福島1-4-4 セントラル70 2階B
設立: 2012年5月
代表者: 代表取締役 瀬川直寛
事業内容: 在庫問題を解決するSaaS『FULL KAITEN』の開発・提供
従業員数: 23名

【会社概要2】
社名: 株式会社コダマコーポレーション
URL: http://www.kodama-web.net/
本社: 広島県福山市新市町戸手634-1
創立: 1963年6月
代表者: 代表取締役社長 畠山直秀
事業内容: カジュアルウエアの企画、製造、販売
従業員数: 57名(2021年1月末現在)

卸売企業向け「在庫DX」ウェビナー、2月18日(木)開催

フルカイテン株式会社は、株式会社コダマコーポレーション様の上述のようなFULL KAITEN導入の背景を踏まえ、卸売企業向けの無料オンラインセミナーを2021年2月18日(木)午前11時から開催します。

新型コロナウイルス危機の影響で、小売業界は業績悪化により仕入れを抑制したため、卸売企業もこれまで以上に「出荷する商品の偏り」と「在庫の膨らみ」が顕著になっているという相談が弊社に寄せられています。

しかし、小売企業は業績が悪化するなかでも全く仕入れをしないわけではありません。少しでも売上を作るため「売れる可能性が高い商品」なら仕入れを継続しています。つまり、卸における「出荷する商品の偏り」と「在庫の膨らみ」という問題は、卸売企業が小売企業に「売れる可能性が高い商品」を提案できていないことが原因なのです。

では「売れる可能性が高い商品」とはどんな商品のことでしょうか?

実は営業担当者が把握している「売れ筋商品」以外に、「隠れた売れ筋商品」が存在するのです。
本ウェビナーでは、コロナ禍で小売企業の業績が悪化する中でも、売上増加と在庫削減に成功している卸売企業の具体的な販売戦略と、そのカギとなる「隠れた売れ筋商品」の見つけ方を在庫DXクラウドサービスFULL KAITENを用いて説明します。

【講師紹介】
フルカイテン株式会社代表取締役 瀬川直寛
慶應義塾大学理工学部で天然ガスの熱力学変化に関する予測モデルを研究。
ベビー服ECの経営者として、在庫問題が原因で3度の倒産危機に直面。それを乗り越える過程で外的要因や予測不能な変化に強い小売経営モデルである在庫実行管理(IEM = Inventory Execution Management)を生み出す。
さらなる研究の末、IEMを実践するツールである『FULL KAITEN』を開発。2017年11月、FULL KAITENをクラウド事業化し、SaaS型システムとして販売を開始した。
2018年9月にはEC事業を売却し、FULL KAITENに経営資源を集中している。
IEMは「売上・粗利の増加」と「在庫削減」を両立できるアプローチ、またその実践ツールであるFULL KAITENは「今ある在庫」のポテンシャルを引き出すことで売上・粗利を最大化できる在庫DXクラウドとしての評価を確立。現在、全国の大手アパレル企業やスポーツメーカーなどで導入が進んでいる。

在庫問題を解決するクラウド型DXツール『FULL KAITEN』

FULL KAITENは、在庫問題の解決に特化したSaaSです。在庫問題とは、「在庫を増やせば売上は増えるが売れ残る。在庫を減らすと売上も減る」というという長年解決されてこなかった課題を指します。

多くの企業が「売上を失うより在庫を持つ方がよい」と考えるため、小売業・卸売業では在庫過多が常態化しており、新型コロナウイルス危機で在庫過多は経営破綻に直結する喫緊の課題であることが浮き彫りになりました。しかも2030年以降、毎年100万人近くの人口が減っていく国内市場では、今回のコロナ危機クラスの需要消失が続くことが確実です。

一方で、こうした在庫問題をデータの有効活用で解決しようとするDX(デジタル・トランスフォーメーション)ツールは多くないのが実情です。

在庫過多を放置して売上ばかりを追求する従来のビジネスモデルは限界を迎えており、限られた手持ちの在庫の中から、DXによってまだまだ売れる「隠れた売れ筋商品」を可視化し、値引きを抑えながら売上を立てていく手法が求められています。
このような流通業界の転換期において、多くの小売企業・卸売企業は下記のような経営課題を抱えています。

【小売業】
 ・来店数が減った。店舗売上を取り戻したい
 ・店舗売上が減少した。EC化率を上げたい
 ・在庫ばかり増える。売上を増やしたい
 ・社内リソースは増やせない。でも倍々の成長をしたい
 ・事業は絶好調。今のうちに在庫分析力をつけたい
 ・仕入れを抑制した。でも売上は作る必要がある

【卸売業】
 ・取引先の売上が落ちた。だから自社の売上も落ちた
 ・在庫ばかり増える。売上を増やしたい
 ・事業は絶好調。今のうちに在庫分析力をつけたい

FULL KAITENはこうした課題を解決するクラウドシステムとして評価されています。現在、エンタープライズや楽天ショップオブザイヤー受賞店舗などを中心に、多くの小売企業(ECおよび実店舗)や卸売企業にご契約いただいています。

弊社は在庫問題で悩む小売業・卸売業の皆様、新型コロナウイルス危機で表面化した在庫問題の解決に取り組んでいる企業の皆様のお役に立てるようプロダクト改善を継続しております。
そして、在庫問題を解決する先にある「世界の大量廃棄問題を解決する」というミッションの遂行に向け、ユーザーである小売業の皆様のお役に立てるよう取り組んでまいります。


【本件の問い合わせ先】
フルカイテン株式会社
 広報チーム 南
電話: 06-6131-9388
Eメール: info@full-kaiten.com


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