AI技術を活用して山口市・湯田温泉の魅力を再発見! 経営学部生による地域創生プロジェクトの成果を報告
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)経営学科教授 古殿幸雄ゼミは、令和6年(2024年)4月から、AI技術を活用して湯田温泉(山口県山口市)の情報を収集・分析し、その魅力を再発見するプロジェクトを進めてきました。これまでの活動を報告書にまとめ、令和6年(2024年)12月24日(火)に山口市で開かれる「第11回山口市スマートシティ推進協議会」で発表します。
【本件のポイント】
●学生が湯田温泉の魅力を探求し、AI技術を活用して地域創生・観光戦略を提案
●山口市の歴史や観光スポット、経済状況を学習したAIが、学生のアイデアに論理的な評価や改善点を示すことで、現実的で具体性のある創生案を作成
●学生が現地訪問して地域性を深く理解することで、街の可能性を再発見する実学の取り組み
【本件の内容】
近畿大学経営学部の古殿ゼミでは、山口市スマート・ライフ・シティ推進協議会オブザーバーであり、近畿大学発ベンチャー企業「株式会社D・PROGRESS」(山口県山口市)代表の須原誠氏のアドバイスを受けながら、関西在住の学生ならではの視点を生かし、山口市・湯田温泉の魅力を探求するプロジェクトを実施しています。
ゼミ生たちは、令和6年(2024年)8月に山口市や湯田温泉を訪れ、豊かな文化と人々の温かさに触れてその魅力を体感。地域の歴史・文化・自然環境、関西とは異なる地域特性を深く理解することで、新たな視点で湯田温泉の魅力を捉え直し、観光資源の発掘に取り組んできました。
また、本プロジェクトではAIを積極的に活用しています。山口市の歴史や観光スポット、経済状況などのデータをAIに学ばせて、ゼミ生が考える「山口市の未来の創生案」に対して、仮想の専門家として論理的な評価や改善点を示してもらうことで、より現実的で具体性のある創生案を作り上げることを目指しています。
これらを通じて、観光客のニーズや地域の潜在的可能性を科学的に分析し、山口市と湯田温泉の魅力を最大限に引き出す持続可能な観光戦略についてまとめ、古殿ゼミの代表学生がプロジェクトの最終報告として「第11回山口市スマートシティ推進協議会」で発表します。
【開催概要】
日時 :令和6年(2024年)12月24日(火)10:30~12:00
場所 :やまぐち湯田温泉 防長苑 2階 孔雀の間
(山口県山口市熊野町4-29、JR山口線「湯田温泉駅」から徒歩約16分)
内容 :スマートシティ推進ビジョンの進歩状況、分科会の活動状況、学生による地域創生
プロジェクト成果報告 等
参加予定:山口市スマートシティ推進協議会委員 13人
近畿大学経営学部商学科 3年 新本玲奈
【関連サイト】
山口市スマートシティ推進協議会
https://smartcity-yamaguchi.jp/smartcity/
株式会社D・PROGRESS
https://dprogress.co.jp/
【関連リンク】
経営学部 経営学科 教授 古殿幸雄(コドノユキオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1363-kodono-yukio.html