幼稚園・保育園の90%以上が SDGsについて具体的な取組を実施・検討中
幼稚園・保育園に特化したSDGsセミナーを開催 150園以上が参加
2022年2月18日(金)に、株式会社シンクアロット主催のオンライン無料セミナー『幼稚園・保育園のためのSDGsセミナー』を開催。150を超える園関係者の方にお申込みいただき、ご参加いただいた方にSDGsに関する意識や取り組みをお伺いするアンケートにご回答いただきました。
様々な海外や日本の園、園関係者さまとお付き合いさせていただく中で、「SDGs」というキーワードを耳にすることがとても増えたように感じており、一方で、何をどうやってこどもたちに伝えたら、というお悩みも同時にお伺いすることが多くありました。
そこで、本セミナーでは「幼稚園・保育園のためのSDGsセミナー」と題して、SDGsの概要、また、園での活動のヒントとなるような海外園や日本園における取組事例をご紹介いたしました。
幼稚園・保育園におけるSDGsへの意識・取り組み調査結果
セミナーご参加者様を対象としたアンケートでは、ご回答いただいた方のうち、SDGsへの取り組みを実施されている、または実施していないが検討しているとご回答いただいた園さまは合計93%でした。
Q1)当セミナーに限らず、他の園/施設の子どもたちのSDGsの学びに関する取組を共有することに、価値があると思いますか?(n=55)
Q2)貴園/貴施設での、こどもたちのSDGsの学びに関する取り組み状況を教えてください(n=55)
Q3)(既に取り組んでいるとご回答された方へ)貴園/施設では、SDGsのどの分野の学びをこどもたちに提供されていますか?(複数回答)(n=29)
Q4)(既に取り組んでいるとご回答された方へ)特に、力を入れていらっしゃる取組があれば教えてください
●食育の日に諸外国の食事を昼食・おやつで提供している。
●給食で、外国メニューを取り入れている。
●野菜を育て、調理して食べること
●プルタブ・ペットボトルキャップ回収
●物を大切にする、水を汚さないように給食のお皿を紙で拭く
など
イベント概要
SDGsをどのように園で扱うか、という疑問について考えるべく、「園の視点も踏まえて、SDGsの概要をお伝えする」「海外園・日本園での事例をもとに、活動のヒントにしていただく」という二点を趣旨として実施いたしました。
当社はビジョンとして「様々な選択肢に触れることで、世界観を広げる」ことを掲げており、SDGsが包含する多様なゴールや考え方は、園と一緒にことどもたちにつたえるべきコンセプトとして共感しています。そこで園におけるSDGs活動のサポーター・伴奏者の立場から、交流のある園さまなどから実情をお伺いし、情報共有させていただきました。
満足度は98%とご好評いただき、特に事例紹介については園での活動の参考になった、ヒントを得られてよかったというお声をたくさんいただいており、続編の実施も検討しております!
Q)セミナーの満足度はいかがでしたでしょうか?(n=55)
★今後のセミナー・イベント開催情報はこちら
https://www.tal-entry.com/
【レポート目次】
・SDGsへの関心の高まりについて
―世間や保護者はどのようにとらえ、こどものSDGs教育についてどのように考えているか
・SDGsの概要
―SDGsとは何か、幼稚園・保育園で取り組む意義は何か
・SDGs×幼児保育・教育について
―幼稚園・保育園に求められる役割、取り組み方はどのようなものか
・取り組み事例(国内・海外)
―弊社と交流のある園さまなどからお伺いした実践事例をご紹介
・園における取り組み方のまとめ
―現場での実践方法
・Q&A
SDGsプログラム「ちきゅうふれんず」について
幼稚園・保育園のSDGsへの取り組みを支援する活動の一環として、当社シンクアロットは独自に幼稚園・保育園向けのSDGsプログラム、「ちきゅうふれんず」を開発いたしました。様々な国の人々と、遊びながら友達となり、文化を知り、サステナビリティについて考える全8回の動画プログラムで、こどもたちが楽しく世界を学び身近に感じることで、自分で考え関心を持ち続けることを目的としています。
動画一本で一つの国について紹介し、合計8か国を体験します。
先生が一方的に教えるのではなく、世界を回って様々な人が登場し、みんなと友達になる、というコンセプトで、ただ座って見るのではなく、体を動かしたり、声を出したりして楽しみながら、多様な文化を学べるようになっています。