【名城大学・女子駅伝部】全日本大学女子駅伝を前に合同取材会を開催
メディア各社の記者にチーム状況や8連覇に向けた意気込みを語る
宮城県仙台市で10月27日(日)に行われる「第42回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」(杜の都駅伝)を前に、本学女子駅伝部の合同取材会が10月16日、天白キャンパス第2グラウンドで開催されました。米田勝朗監督(法学部教授)や選手たちがメディア各社の記者に現在のチームの状況や史上初の8連覇に向けた意気込みを語りました。
谷本キャプテン「チームの状態は上がってきている。8連覇を目指し頑張ります」
取材会では、集まった一般紙やスポーツ紙、テレビ局などの記者やカメラマンに走り込みなどの練習風景を公開したほか、米田監督と谷本七星キャプテン(人間学部4年)、米澤奈々香副キャプテン(人間学部3年)、上野寧々選手(同)がそれぞれ個別の取材に応じて記者からの質問に答えました。
今シーズンもチームは前半は故障者が出たり、トラック種目で思うような結果が出せなかったりしたものの、谷本キャプテンは「これまでの積み重ねの結果がこの時期に出てきて、チームの状態は上がってきています。8連覇だけを目指して頑張っています」ときっぱり。個人の目標を問われると「区間賞の走りが自分の役割」と力強く語りました。
3年生で副キャプテンを務める米澤選手は「下級生の意見もしっかり聞いて反映させながらチームを作ってきました」と振り返り、「最高のパフォーマンスができるよう残りの期間で仕上げたい」と強調。レースでは「前半に配置されると思うので、チームの勢いをつける走りをして区間賞を獲りたい」と意気込みました。
米田監督から「すごく成長した選手。3000㍍で50秒も自己記録を縮めた」と名前が挙げられた上野選手は急きょ記者から呼ばれて取材に。10人のエントリーメンバー入りは初めてで「今も実感はないですが、選ばれた責任とみんなの気持ちを背負って練習しています。レースで走ることができたら、精いっぱいの力を出し切って8連覇に貢献したい」と語りました。
米田監督「大事なことは選手たちが勝ちたいかどうか」と奮起を促す
チームの現状について米田監督は「夏までの状態では立命館大学の方が上だったが、秋の記録ではかなりいい状態になってきた」と手応えを語り、レースの見通しを「立命館大学、大東文化大学、日本体育大学と競り合う展開になる」と予想。前人未到の8連覇に向けて「大事なことは学生たちが勝ちたいかどうか、自分たちのチームとしてやるべきことをやったかどうかが大事」と選手たちの奮起を促しました。