三井化学開発の圧電センサー「PIEZOLA(R)」を採用した Z-Works社製品の本格展開開始
三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:橋本 修)が開発したフレキシブルな極細同軸線構造の張力センシング基材「PIEZOLA(R)」*1を採用した、Z-Works社*2製介護ベッド用バイタルセンサーによる介護支援システム「LiveConnect(R)」の介護施設で本格展開が始まりました。これまで千葉県・沖縄県の4施設で有効性が検証され10施設の導入が決定し、今後の全国展開にむけ販売活動を強化しています。
また、本システムは、「令和2年度 新型コロナウイルス感染症緊急対策 東京都トライアル発注認定制度 認定商品」*3となりました。導入面でメリットが得られることから一層の普及が見込まれます。
当社は、PIEZOLA(R)採用の本システムの利用拡大を通じ、Withコロナ下で最前線に立たれる介護職員の業務負担削減と安全確保に貢献していきます。
◆PIEZOLA(R)とは
高感度、柔軟性のある同軸線構造を生かした接触、振動を検出するセンサーです。今回はその高感度と柔軟性を生かして介護用ベッドの下に配置することで、ベッド上の要介護者のバイタルサイン(脈拍数、呼吸数)や僅かな体位移動等を感知することが出来ます。
◆介護支援システム「LiveConnect(R)」とは
センサーを高齢者の居室・介護ベッドに設置することで、個々の高齢者の行動や生体データ、異常状態を遠隔から可視化できるシステムです。複数高齢者の状態を一覧で確認できます。
◆本システム採用のメリット
1.安否確認のためのフロア巡回を減らすことができ、本当に介護が必要な高齢者に集中することができる。
2.巡回を減らすことで、介護職員と高齢者の接触機会を減らし、新型コロナウイルス感染症予防対策に有効。
3.Wi-Fi環境不要。電源さえあれば設置が可能で、見てすぐに使えるシステム。