訪問看護師って何?
在宅看護への道
タイトル通り、今日は「訪問看護師とは何か」について簡単に説明します。
訪問看護とは、自宅で療養する方のもとに看護師などが訪問しケアをおこなうサービスです。訪問看護師は、主治医が作成する訪問看護指示書に基づき、健康状態のチェックや療養指導、医療処置、身体介護などをおこないます。
また、利用者とその家族の相談に乗り、アドバイスを行い、利用者・家族・主治医の橋渡し的な存在として、連携をスムーズにおこなうための調整役でもあります。
利用者のイメージとして、高齢者で寝たきりの方の印象が強いかもしれませんが、乳幼児の小児分野から高齢者まで、幅広い年齢が対象です。
診療科は内科系だけでなく、精神科疾患、脳神経・整形外科のリハビリに特化したケア、ターミナルケアなど多岐に渡り対応します。
訪問看護師の就業場所は、訪問看護ステーション、病院、クリニック(診療所)があります。
訪問看護ステーションは、訪問看護をおこなう職員たちの事業所として機能しており、訪問看護師は訪問看護ステーションを拠点として利用者のお宅へ赴き、看護サービスを提供します。
基本は1人で訪問を行います。そのため、1人じゃ不安だな、、と思う方が多いと思います。この不安を解消するため、多くの訪問看護ステーションではスタッフ間で密に連携できるシステム作りがされていたり、しっかりとした教育制度があります。
また、訪問看護=ベテラン看護師
というイメージがある方も多いと思いますが、日本看護協会などでは新卒で訪問看護師という道も推奨されています。
訪問看護師を若手を育てるため、多くの訪問看護ステーションではしっかりとした教育制度体制が整えてあります。
また、訪問看護師ステーションは看護師の免許があれば設立できます。
自分で会社を立ち上げたい、自分で職場を作りたい!
と考えている看護師の方がいたら現在の知識も活かせる訪問看護師になってみるのも一つの手かもしれません^^