機械警備業務におけるSalesforce Sales Cloud導入による DX化にむけて ~業務効率化による生産性向上と新たなサービスの創造~
セントラル警備保障株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役執行役員社長:澤本 尚志、以下 CSP)は、機械警備業務のデジタルトランスフォーメーション化(以下 DX化)を目的に、セールスフォースが提供する顧客管理支援サービスSalesforce Sales Cloud(以下 Sales Cloud)を採用しました。CSPは2017年より三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野 謙吾)と共同でCSPの既存システムとSales Cloudの連携をマルチクラウドで実現するための開発を行い、2019年に全社へ展開を開始しました。導入後もDX化を加速するためにシステムの拡張を続け、この度、すべての開発が完了し、当社ホームページでご案内しております。
今後は、Sales Cloudのノウハウを常駐部門、グループ会社へ展開し、更なる業務効率化による生産性向上を推進します。また、Sales Cloudを警備サービスのDX化への基盤として、最新技術の導入やAIなどを活用した新しいビジネスモデルの創出を目指してまいります。
Sales Cloud導入効果
・警備員が携帯するタブレット端末を通じて、機械警備業務に関するデータをSales Cloudと連携させることで、帳票の電子化、データの集計、分析、管理などが自動処理、リアルタイムで情報共有できるなど、業務プロセスの改革を行い、省力化により情報処理時間の約80%の削減が実現しました。今後は、リアルタイムで処理した膨大な警備データを新たな警備サービスの創出に繋げていきます。
・紙媒体での処理が中心であった機械警備業務に関する情報において、Sales Cloudを導入したことで、警備員の日報作成、警備車両の管理表、警報対応の報告書など多くの業務がペーパーレスとなり、年間約54万枚の印刷書類の削減が実現しました。また、ペーパーレスになったことで、書類の保管問題も改善され、データのアクセス・閲覧制限を設けられるなど情報の紛失、盗難、消失などのセキュリティリスクの軽減も実現できました。