[奈文研イベント]XRミートアップ奈良 文化財 × XR

現実空間と仮想空間を融合させるXR技術は、これまでゲームや映画などエンターテインメントの文脈で注目されてきた。しかし産業界では試験開発や教育訓練など既に実用化が進んでいる。またデジタルツインの文脈では、都市開発、インフラ整備、防災など行政分野への応用が検討されている。リアルな3Dモデルを見せる、体験させるだけでなく、実物では困難な試験・実験のデジタルツインでの実施、3Dモデルと現実空間との重ね合わせによる検証を可能にするのがXR技術の根幹である。文化財との関連では、博物館法改正により進む博物館デジタルアーカイブの利活用の一端として、利用者にあらたな体験を提供することが期待される。GIGAスクールにおける学校教育との連携も注目される。XRミートアップ奈良では、日本国内において先駆的に文化財XRに取り組む自治体、企業が事例紹介を通じて最新技術を周知し、文化財の保存・活用分野におけるXR技術導入の促進を目指す。文化財保存・活用のステークホルダーと、技術開発者との交流を深め、取り組みの拡大と展開を推進する。

日時

令和6年6月21日(金) 10:00~17:00(開場9:40)

場所

奈良市佐紀町 平城宮跡資料館 講堂
(近鉄大和西大寺駅下車 東へ徒歩10分)
<専用駐車場はありません。公共交通機関でお越しください。>

主催・共催

主催:奈良文化財研究所 企画調整部文化財情報研究室
共催:株式会社ホロラボ、株式会社桑山瓦(ykuw-design)、公立小松大学次世代考古学研究センター

定員

先着100名(先着順)
※入場無料・事前申し込み不要

参加資格

デジタル技術やXR技術に関心がある方

演題・講演者

文化財におけるデジタル技術の可能性 高田祐一(奈良文化財研究所)
(仮)文化財分野におけるXRへの期待 井川博文(文化庁)
記録・保存・修復と利活用をワンストップでつなぐ文化財XR 野口 淳(公立小松大学 次世代考古学研究センター)
HBIMとXRで文化財活用の事例と可能性 桑山 優樹(株式会社 桑山瓦)
文化財のデジタルアーカイブ事例のご紹介 中村 薫(株式会社 ホロラボ)
※他に展示体験会等あり


AIが記事を作成しています