東京演劇アンサンブル創立70年記念公演Ⅱ『ヤマモトさんはまだいる』 ドイツを代表する劇作家デーアーローアーの新作をスイスと2カ国同時に上演
チューリッヒ国立劇場(スイス)と2カ国同時の世界初演を皮切りに、シュツットガルト州立劇場(ドイツ)など、続々と公演予定。
東京演劇アンサンブル(代表:志賀澤子)主催、『ヤマモトさんはまだいる』が2024年9月12日 (木) 〜 2024年9月16日 (月・祝)にあうるすぽっと(東京都 豊島区 東池袋 4-5-2)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/@/tee-yamamoto
東京演劇アンサンブル公式ホームページ
http://www.tee.co.jp/wordpress_3/?p=2838
東京演劇アンサンブル公式X
https://x.com/tokyoengekiesb
TEE 東京演劇アンサンブル創⽴70年記念公演Ⅱ 第36回池袋演劇祭参加作品
劇作家デーア・ローアーの厳しくも優しいまなざしの向こう側にある景色をわたしたちはどのように受け止めることができるのか。ドイツを代表する劇作家デーア・ローアーが東京演劇アンサンブル創立70年を祝うために書き下ろした最新作。スイス・チューリッヒ劇場と世界ダブル初演を迎える。
あらすじ
――わたしたちはきみがいないと寂しくなる――
西欧の大都市。ミセス・ヤマモトは年配の女性。彼女は一人、小さなアパートに暮らしている。同じアパートにニノとエリックのカップルも住んでおり、彼らのあいだに友情のようなものが芽生えていく。ところがその後、ミセス・ヤマモトは階段で転んで病院に運ばれ、そのまましばらくして亡くなってしまう。
この物語を中心にさまざまな人物が描かれる。それらのシーンは、相互の繋がりを連想させながらも直線的な時間軸の構造をなしていない。ここに扱われるのは、大都市の孤独、社会の変化。そしてなにより、私たちはこれからどうやって共に生きていくのか……
――君たちはバーチャルな世界を作ってる。最後にはそこに住み着いて、バーチャルなお金と家とアバターといくつもの人生を手に入れたら、ようやく現実世界を安心して焼却できる、そういう計画?――
東京演劇アンサンブルとは
戦後日本の新劇活動の一翼を担った演出家・広渡常敏を中心に1954年に創設し、「演劇行為の中に人間の変化の契機をつくる」ことを根底においた創造の集団をめざしてきた。1977年、東京練馬区・武蔵関の辺境に on the corner をこころざして劇場「ブレヒトの芝居小屋」を建設。オープンスペース、ブラックボックス、客席数可変の前衛的な劇場で、約50名の劇団員が、常にアクチュアルな演劇を求めつづけ、時代と世界に向きあった活動を、年間250~300ステージの規模で展開している。現在の代表は志賀澤子。
モスクワ、ロンドン、イタリア、ベトナム、韓国、ルーマニアなど海外公演実績も豊富。学校演劇への協力にも積極的。
2024年で創立70周年を迎える。
公演概要
『ヤマモトさんはまだいる』
公演期間:2024年9月12日 (木) 〜 2024年9月16日 (月・祝)
会場:あうるすぽっと(東京都 豊島区 東池袋 4-5-2)
■出演
志賀澤子
永野愛理
雨宮大夢
青木鉄仁(劇団青年座)
入澤愛
宮山知衣(プロダクションエコー)
菊地柾宏
原口久美子
三木元太
福井秦美
林亜里子
二宮聡(希楽星)
林亜里子
永濱渉
奈須弘子
洪美玉
浅井純彦
■スタッフ
作/デーア・ローアー
翻訳・ドラマトゥルク/三輪玲子
演出/公家義徳
音楽/池辺晋一郎
舞台美術/池田ともゆき
衣裳/稲村朋子
照明/真壁知恵子
音響/島猛
舞台監督/八木澤賢
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
制作/小森明子 太田昭
■公演スケジュール
9/12(木)19:00
9/13(金)14:00/19:00
9/14(土)14:00/19:00★
9/15(日)14:00/19:00★
9/16(月)14:00
★=Low Price Day
※開場は開演の30分前
■チケット料金
一般:4,300円
U30:3,300円
Low Price Day:3,000円
(全席自由・税込)