『日本人初となる世界7大陸アドベンチャーマラソン走破』 Ultra Africa Raceでアドベンチャーランナー北田雄夫が3位入賞!

2017-11-15 14:30

2017年11月5日~9日の5日間にわたりモザンビークにて開催されたアドベンチャーマラソン『Ultra Africa Race』に、近畿大学AC(アスリートクラブ)の北田雄夫(33)が3位でゴールし、『日本人初の世界7大陸アドベンチャーマラソン走破』を達成しました。
北田はこれまでに6大陸の大会を完走してきましたが、このアフリカ大会を完走したことで「世界7大陸走破」となりました。

ゴール後(北田雄夫)

●北田雄夫コメント
ここまでの道のりは長かったです。砂漠、荒野、山岳、南極、そのどれもが極端で、計画も準備も大変でした。レース中は熱中症になるし、凍傷にもなるし、高山病にもなる。もちろん毎回肉体も精神もボロボロになりました。でもゴールした後には、その苦しさを超える大きな喜びがありました。他の道では決して出会うことのない、世界の絶景、世界のランナーとの出会いもありました。この4年間チャレンジをしてきて、本当に良かったです。自分の目指す目標に向かって、人生を賭けて挑戦できていることが何より幸せです。今まで応援してきてくださったみなさま、本当にありがとうございます。

●『アドベンチャーマラソン』とは
地球の果てを走る、世界で最も過酷なマラソン。厳しい自然環境(砂漠、南極、ジャングルなど)の中、レース中に必要となる食料、衣料、寝袋、サバイバル道具など、水以外のすべてを背負いながら200km以上を走る。10~20キロごとのチェックポイントをたどりゴールを目指し、合計タイムで順位を競う。またレースによっては、「気温‐50~50℃」「高度5,000m以上」「砂漠・氷河・山・川・沼・洞窟」「獣や虫の危険」などを乗り越える必要があるため、体力以外にも精神力、順応力、判断力、生命力が求められるレースでもある。

●『Ultra Africa Race』大会概要
名称 : Ultra Africa Race
開催日: 2017年11月5日~9日(5日間、現地時間)
場所 : モザンビーク(サバンナ地帯)
距離 : 216km(5ステージ計)
参加者: 18名(日本人初挑戦)
ルール: Self-Supported(レース中に必要となる食料、寝袋、サバイバル道具
     などのすべてを背負いながら、自らの力だけでレースを行う)。
     ステージ毎のタイムを計測し、全ステージの合計タイムで順位を決める。
URL  : http://www.canal-aventure.com/en/ultra-africa-race

●レース結果
順位 :3位
記録 :26時間08分45秒

●北田雄夫 プロフィール
1984年生まれ、大阪府堺市出身。中学から走ることを始め、近畿大学時代に日本選手権3位(4×400mリレー)。その後国内外でレース経験を積み、2015年に日本人として初めてThe Track(オーストラリア10日間521km)に挑戦し10位。Fire+Ice(アイスランド6日間250km)では3位入賞。2017年、日本人初の世界七大陸アドベンチャーマラソン走破を達成。
また講演、執筆、レース映像の配信などを通じて、世界の果てで学んだ経験を伝える活動も行う。

・競技実績
2014年 6月 Gobi March(中国 250km)【51位】
2014年10月 Atacama Crossing(チリ 250km)【64位】
2015年 5月 The Track(オーストラリア 521km)【10位/日本人初挑戦】
2015年 8月 Fire+Ice(アイスランド 250km)【3位/日本人初挑戦】
2016年 9月 Grand to Grand Ultra(アメリカ 273km)【8位】
2016年11月 The Last Desert(南極 250km)【2位/チーム戦】
2017年 2月 Ice Ultra(スウェーデン 230km)【3位/日本人初挑戦】
2017年11月 Ultra Africa Race (モザンビーク 216km)【3位/日本人初挑戦】

レースシーン
レースコース風景
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