布施警察署協力のもと「電動キックボード安全講習会」を開催 試乗研修も実施し、警察官が走行時の注意点を指導
近畿大学（大阪府東大阪市）は、令和5年（2023年）10月3日（火）、東大阪キャンパスにて、布施警察署協力のもと、学生・教職員を対象とした「電動キックボード安全講習会」を開催します。
本学では、電動キックボードの社会実装を見越して、令和2年（2020年）から大学構内で実証実験を行ってきました。法改正により、16歳以上で一定の要件を満たす電動キックボード等であれば公道を走行できるようになったことを受けて、交通ルールを正しく理解し安全に走行できるよう、講習会を開催します。
【本件のポイント】
●警察官の指導のもと、電動キックボードの交通ルールを学び事故防止と安全運転につなげる
●電動キックボードの分類や車両の特性を理解し、交通法違反を未然に防ぐ
●試乗研修も実施し、仮設コースで実際に運転しながら走行時の注意点を学ぶ
【本件の内容】
令和5年（2023年）7月1日から、特定小型原動機付自転車（電動キックボード）に係る改正道路交通法等に関する規定が施行されました。これに伴い、性能上の最高速度などが一定の要件を満たす電動キックボード等は、特定小型原動機付自転車として新たな交通ルールが適用され、16歳以上であれば公道を走行できるようになりました。
学生が、日常生活での移動や通学で使用する際に守るべき交通ルールを正しく理解し、安全に走行できるよう、警察官の指導のもと、「電動キックボード安全講習会」を開催します。交通規則や交通法規上の位置づけなどに関する講義を受けた後、キャンパス内に設けた仮設コースで、車両の特性を踏まえた試乗研修を行います。
【開催概要】
日時 ：令和5年（2023年）10月3日（火）13:00～14:30
※ 雨天の場合は、10月10日（火）に延期
場所 ：近畿大学東大阪キャンパス
〈講習会〉11月ホール 2階小ホール／〈試乗研修〉立体駐車場前
（大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分）
対象 ：近畿大学生、大学院生、教職員（定員：200名）
プログラム：13:00～13:30 座学形式の講習会
13:40～14:30 学内仮設コースでの試乗研修
協力 ：布施警察署、株式会社Luup
【電動キックボード実証実験】
本学では、広大なキャンパスを「仮想の都市空間」と見立て、次世代技術の社会実装の場として提供することで新技術の実用化に貢献するとともに、学生に社会の新たな取り組みにいち早く触れる機会を提供するため、実証実験の誘致に積極的に取り組んでいます。
令和2年（2020年）11月からは、株式会社Luup（東京都渋谷区）と連携して、東大阪キャンパスで電動キックボードの有償シェアリングサービスに関する実証実験を行ってきました。将来的に電動キックボードの利用が広がることを見越して開始したもので、当時、大学構内において「有償」かつ「シェアリングサービス」形式で電動キックボードの実証実験を行うのは日本初の取り組みでした。
【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/
