近畿大学九州短期大学講師 立石力斗の研究をマツダ財団が助成 知的障害や発達障害がある方の旅行をVR技術で支援

VRを使用している様子(左)、VR上のホテルの様子(右)
VRを使用している様子(左)、VR上のホテルの様子(右)

近畿大学九州短期大学(福岡県飯塚市)保育科講師 立石力斗は、公益財団法人マツダ財団の「第39回(2023年度)青少年健全教育関係研究助成 地域連携・コミュニティづくり分野」に採択され、研究助成を受けることになりました。令和5年(2023年)11月9日(木)、近畿大学九州短期大学にて贈呈式が実施されます。

【本件のポイント】
●九州短期大学講師 立石力斗が、マツダ財団から研究助成を受けることが決定
●知的障害や発達障害がある方が旅行に行く前に旅先のVRコンテンツを視聴することで、心理的負担が軽減されるのかを検証
●現実空間をデータ化するデジタルツインによるVRコンテンツを活用した研究

【本件の内容】
近畿大学九州短期大学保育科講師 立石力斗は、現実空間をデータ化するデジタルツイン技術を活用し、知的障害や発達障害がある方の旅行支援に役立つVRコンテンツの開発について研究しています。知的障害や発達障害がある方の中には、未知の空間に行くことに心理的負担を感じ、旅行に行くことをためらう方が多いという課題があります。そこで旅行前に旅先に慣れることができるよう、現実空間に類似した仮想空間の開発を行なっています。この研究が公益社団法人マツダ財団の研究助成に採択され、60万円の助成を受けることになりました。
助成を受けることでさらに研究を発展させ、旅行に行く前に旅先のVRコンテンツを視聴することで、心理的負担が軽減されるのか、客観的・主観的なストレス評価を通して、その影響を明らかにします。本研究が、知的障害や発達障害のある青少年が旅行をするきっかけとなることをめざし、青少年の健全育成に係る教育現場及び市民活動に貢献します。

【贈呈式概要】
日時  :令和5年(2023年)11月9日(木)10:00~10:30
場所  :近畿大学九州短期大学 学長室
     (福岡県飯塚市菰田東1-5-30、
      JR福北ゆたか線「飯塚駅」から徒歩約3分)
出席予定:公益財団法人マツダ財団 事務局長代理 本郷佳加(ほんごうよしか)氏
     近畿大学九州短期大学 保育科 講師 立石力斗(たていしりきと)
     学長 金俊華(きむじゅんふぁ)
     保育学科長 久世安俊(くせやすとし)

【プロフィール】
立石力斗(たていしりきと)
所属  :近畿大学九州短期大学保育科 講師
学位  :修士(教育学)
研究分野:特別支援教育、教育方法学、教育工学

【公益財団法人 マツダ財団】
青少年の健全な育成への支援を通して、世界の人びとが共に繁栄を享受し、心豊かに生きることのできる社会の実現を願い、すぐれた研究に対する、費用の一部もしくは全額の助成や、青少年の健全育成に寄与する講座・セミナー等の事業を実施しています。
所在地:広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ株式会社内
理事長:菖蒲田清孝(しょうぶだきよたか)氏
設立 :昭和59年(1984年)10月26日

【関連リンク】
近畿大学九州短期大学
https://www.kjc.kindai.ac.jp/


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