奈良の林業発ブランド「MORITO」木材を使った家具のデザインコンペ2022に入賞
木の個性を見極め、無駄を極限まで無くしたスタイリッシュなコートハンガーを提案
森庄銘木産業株式会社(本社:奈良県宇陀市、代表取締役:森本定雄、以下「森庄」)の4代目森本達郎が主宰するブランド「MORITO」がデザインしたコートハンガー「THE HINOKI 100」が木材を使った家具のデザインコンペ2022にて入賞しました。桧の間伐材の枝を室町時代から続く「磨き丸太」の技術を応用した新商品を提案しています。このコンペは、主催:東京インターナショナル ギフト・ショー LIVING&DESIGN、運営事務局は株式会社フレーズクレーズ 家具コンペ2022事務局。全国から317作品の応募がありました。詳細は(https://medium.com/@FrazeCraze)よりご確認ください。
THE HINOKI 100とは
THE HINOKI 100(ザヒノキワンハンドレッド)は、桧の間伐材を豊かな水と気候風土を生かして室町時代から続く「磨き丸太」の技術を応用して作られています。また商品名には原点に立ち返り、尊い資源である木を余すところなく使う、木の声を聴いて個性を活かし100%使う/またビンテージ酒のように木の樹齢に対して新たな価値観を表現していきたいという想いが込められています。
今回入賞したコートハンガーは店舗やオフィス什器としての使用を想定した新商品になります。写真は既に販売を開始しているヒノキのポールハンガーとなっており、土台部分を亜鉛メッキ塗装を施した鉄板土台とすることで安定性を向上させています。
今後販売を検討しておりますので、自然素材を生かした店舗内装/什器にご興味のある方、ないし関係業者様、お問い合わせいただけますと幸いです。
林業×ものづくりの可能性
日々山の中で事業を行っている私たちにとって森林はかけがえのない資源です。しかし建築材として取引される価格は下落を続けており、林業存続の危機に瀕しています。
その中でMORITOは、林業D2Cブランドを目指し様々なインテリアの製造販売を行い、新たな市場の開拓に挑戦しています。
MORITOとは
MORITOは森と暮らしを繋ぐ~Live with nature~がコンセプト。森庄4代目が主宰するブランドで年齢や性別問わず、緑あふれる豊かな暮らしをという思いから、シンプルで木の個性を生かしたプロダクトを展開します。
ブランドデビューにあたり、ディレクターの森本達郎は自身の運用するInstagram及びTiktokにて、ブランドの思いや製作の裏側、森づくりの様子などを発信しています。
ロゴには下記のような思いを込めています。
現在、私たちは鹿さんの深刻な食害に頭を悩ませています。植林をした若い苗や樹皮を食べられてしまうのです。しかし見方を変えると、鹿さんが私たちに警鐘を鳴らしているのかもしれません。管理の放棄された森林が増えたことで、生態系が乱れ、地盤保持力が低下し、人を含む様々な「いのち」が脅かされています。
森と、鹿と、人と。
多様性の乏しく、災害リスクの高い荒れた森が少しでも「多様性の豊かで元気な森」、「手入れされた明るい森」に変わっていきますように
お問い合わせ/会社情報
■森庄銘木産業株式会社(モリショウメイボクサンギョウ)
企業理念 「吉野の山を護り継ぎ、伝統ある銘木の技術を磨く」
創業1927年、奈良県宇陀市を拠点に地域課題解決へ向けた取り組みをおこなっています。林業事業を中心に木材販売、木質空間の企画提案、インテリア販売を行っています。元気な森を増やし、日本の豊かな暮らしを支えています。
お問い合わせ先/担当専務 nara.morisho@gmail.com
■SNS
Instagram:@tatsuro.morisho
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tiktok : @morito1927
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