パズル好きの脳も心も夢中にさせる 『高校生が感動した数学の物語』8/12発売
代ゼミ人気NO.1講師の紙上授業シリーズ第3弾
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023年8月12日に『高校生が感動した数学の物語』(山本 俊郎著/税込1,320円)を発売します。パズルは依然人気が高く、ナンプレやクロスワードなどは、愛好家のみならず中高年の脳トレとして広く親しまれています。本書は、「日本一わかりやすい」授業が評判のカリスマ数学講師が、まるでパズルを解いていくように、3次方程式などの高校数学の解法をわかりやすく解説していきます。「答え(解)」にたどり着いたときの興奮と感動が、パズル好きにはたまらない1冊です。
■数学オンチも決して落ちこぼれない、丁寧な解説
数式の解法の合間には、「どうして?というのは3行後にわかります」「16世紀の数学者たちの知恵と工夫を肌で感じることができますよ」のように、ちょっと立ち止まって読み手に寄り添うようなひと言が加えられており、その優しい語り口で決して読者を置いてけぼりにはしません。「パズルは好きだけど数式はちょっと……」と数学に苦手意識のある人はもちろんのこと、久しぶりに数学的思考で脳の柔軟性を取り戻したい人にとっても、よい「頭の体操」になります。
■アルキメデス、デカルト……名だたる数学者たちのクセ強エピソード
・古代ギリシャの数学者・アルキメデスが見つけた「円周率」の求め方は1900年もの間、円周率を科学的に扱う唯一の方法だった
・代数学の父・ディオファントスの墓碑銘には、自身の死亡年齢を解く「一次方程式」の問題が刻まれていた
・相次ぐ国家間戦争と、キリスト教と科学との相容れない関係のため、数学の進歩は1000年間ストップした
・「我思う、ゆえに我在り」の哲学者・デカルトが、この世に「方程式」を誕生させ、さらに座標と結び付けた
・門外不出とされた「3次方程式の解法」をめぐって行われた数学者同士の激しいバトル
など、数学の進歩の過程で活躍した数学者たちの驚くようなエピソードも記述されており、下手な小説よりも楽しめる1冊です。
■著者プロフィール
山本 俊郎(やまもと・としろう)
代々木ゼミナール数学科講師。日本一わかりやすいと絶賛される丁寧な授業を展開、予備校生だけでなく全国の高校生や先生方からも圧倒的な支持を受ける。東京都国立市の少人数の教室「山本数学教室」での指導も行なっている。主な著書に『高校生が感動した微分・積分の授業』『高校生が感動した確率・統計の授業』(以上、PHP研究所)、『センター攻略 山本俊郎の数学I・A エッセンシャル34』『センター攻略 山本俊郎の数学II・B エッセンシャル40』(以上、東京書籍)など。
【書誌情報】
タイトル:高校生が感動した数学の物語
著:山本 俊郎
判型製本:新書判並製
定価:1,320円(税込)
発売日:2023年8月12日
ISBN:978-4-569-85527-1
発売元:株式会社PHP研究所
※書評などのための献本も承っておりますので、お申し付けください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社PHP研究所 広報担当:加納、高橋
TEL 03-3520-9638
prinfo@php.co.jp