毎年9月10日は『世界自殺予防デー』です! ~コロナ禍でも『生きよう』~

ヴェリタスジャパン、「産業医ラボ.com」コラム更新のお知らせ

産業医と企業をマッチングするサービス展開するなど、企業のヘルスケアをサポートする産業医ラボ.comを展開する株式会社Veritas Japan(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中川隆太郎、以下産業医ラボ.com)は、『世界自殺予防デーに関するコラムを更新しましたのでお知らせいたします。

■ 世界自殺予防デーとは・・・?!

世界保健機関 が「自殺に対する注意・関心を喚起し、自殺防止のための行動を促進すること」を目的として制定した国際デーの事です。日本においては、(※)自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から16日を自殺予防週間と定めています。((※)自殺対策基本法・・・2006年(平成18年)6月21日公布、同年10月28日施行)

■ 自殺者数の推移は増加の一途へ

自殺予防週間である夏休み明けのこの時期は、子どもたちの自殺が1年の内で最も多い時期だそうです。また、累計でみても、令和3年1~7月の自殺者数(12,452人:速報値)は、対前年比1,009人(約8.8%)増との事(警察庁自殺統計より)。10年連続で減少していた自殺者数は、昨年(2020年)にリーマン・ショック後の2009年以来11年ぶりに増加に転じたと厚生労働省は発表しています。この背景には、新型コロナウイルス感染拡大での経済悪化や未知なるウイルスとの長期的な闘いによる心身の疲弊、収束の兆しがみえないことへの心理的な不安等の社会情勢が大きな影響を及ぼしているのでしょう。

■『生きる』ために声を聴こう、届けよう

「死にたい」と周りの人から言われたら動揺し、「そんな事言わないで」や「そんな事言っちゃダメだよ」とつい返答してしまいがちです。ですが、先ずは、「死にたい」と思っているほど辛い何かがあるんだというその人の状態や気持ちをありのままに受容し、誠実な態度で聴いてあげましょう。時には、黙り込んでなかなか気持ちを打ち明けてくれない場合もあるでしょう。それは、「話さない」のでなく、混乱していて「話せない」のかもしれません。その場合には、沈黙を恐れずに焦らずじっくり待ち、一緒に沈黙の時もそばで寄り添ってあげましょう。その上で、最終的に最も大切な事は、専門的な機関への相談及び治療を働きかけてあげましょう。自殺予防は早期に適切な助けを求められるかどうかにかかっています。

「死にたい」と思っているあなたは、苦しすぎてその苦しみから抜け出すには「死ぬしか楽になれない」と思っている事でしょう。ですが、世の中には、案外、様々なセーフティーネットが存在しています。一人で抱えて頑張りすぎず、周りにありのままを話してみましょう。心の内を周りに伝えてみるのは、特別なことではありません。信用できる方に相談してみるのが一番ですが、相手を困らせてしまうのではないかと躊躇してしまう方は、「いのちの電話」や「こころの健康相談ダイヤル」を利用してみるのもいいでしょう。とにかく先ずはあなたの声を届けて下さい。きっとみなさんが受け入れてくれるはずです。

一人でも多くの尊い命が繋がれますように・・・。


Veritas Japan 会社概要

・ 会社名:株式会社 Veritas Japan
・ 代表者:代表取締役 中川隆太郎
・ 所在地:〒231-0015 横浜市中区尾上町 6 丁目 87 番地 3 産経横浜ビル3階
・ 事業内容:産業医紹介、メンタルヘルス対策、医療コンサルタント事業 他
・ 公式HP:https://www.corivapartners.com/field-veritasjapan


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