【8月1日から水の週間】漏水検知のアステラが、「水道管の健康診断」で大切な水を宇宙から守ります。

人工衛星とAIで水道管を漏水検知する「アステラ製品」の採用が拡大中。日本国内の水道事業者の採用実績、30超え!

日本の北から南まで

ユーティリス社(本社:イスラエル)の衛星画像データとAIを活用した漏水検知システム「アステラ」が、日本国内の水道事業者を中心に採用拡大中です。
アステラは、天候や昼夜に左右されず、広範囲を検知・調査することができ、一度に水道事業者のインフラ全体をカバーする漏水検知を行うことが可能です。
また、独自のアルゴリズムにより、衛星から地上に電磁波を照射して得られた画像データから、水道水に特有の反射特性をAIで補正・解析し、漏水可能性がある区域を半径100mの範囲で特定することで、調査対象エリアの大幅な絞り込みが行えるため、現地調査を大幅に効率化できることがメリットです。
水道管の調査を劇的に効率化できるアステラについては、水道管の維持管理において調査員確保やコストという課題を抱えている、日本国内の北から南まで数多くの事業者のご担当者様から、問合せをいただくようになりました。
さらに、採用を決めた事業者の中には「水道管の健康診断」として複数年の採用を決めた事例や、県単位での採用を初めて決めた大分県の事例、近隣の地域との協調発注を試みる事例など、継続性と広域性に視野を広げて検討を進める事業者も増えています。

8月1日から7日は水の週間

8月1日から7日は水の週間です。
厚生労働省の調査によると、日本の水道管普及率は98.1%で、水道管の総距離は約72万キロ(地球約18周分)ありますが、その多くは戦後の高度成長期に敷設されており、老朽化が進んでいます。※1
日本国内のインフラ設備が更新時期を迎え、水道管の6分の1は、耐用年数とされる約40年を超過していると言われています。漏水などで失われる水(無効水量)は、1年間に約11億立方メートルもあり、東京ドームの約900杯分にあたります。これは年間給水量の約7.7%です。※2
水を考えることは、未来を考えることです。
ユーティリス社のサービスは他に類をみない革新的なサービスであり、漏水を早期に検知し効率的に発見、修繕を促していくという側面では、パートナーである水道事業者のみならず、持続可能な社会の実現にも繋がると考えます。
J21は、アステラ製品の国内正規代理店として、これからも日本の水道事業の持続・発展に貢献したいと考えています。

※1
水道管普及率:厚生労働省水道の基本統計より
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/database/kihon/index.html
水道管経年化率・管路更新率:厚生労働省 令和2年度全国水道関係担当者会議資料10ページ目
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197003_00004.html
※2
日本水道協会 「令和元年度水道統計」よりジャパン・トゥエンティワンが算出
年間給水量は14,586,766(千㎥)。そのうち無効水量は1,118,183(千㎥)、東京ドームは1杯124万立方メートル


<アステラ社(旧ユーティリス社)の水道事業者向け製品>

水道管の漏水検知システム「アステラ・リカバー」
衛星画像データの解析をもとに水道管の漏水箇所を特定し、水道管の補修・維持管理を効率化します。
水道管路の更新計画支援システム「アステラ・マスタープラン」
衛星画像データの差分解析をもとに水道管路のリスク状態を調査・分析します。優先順位付けが可能となり、リスク管理や管路更新計画の最適化が可能になります。

■アステラ(Asterra)社について

2013年に地球物理学と水文学、地形学を研究していた科学者によって設立されたユーティリス(Utilis)社が前身です。衛星の画像データを独自のアルゴリズムにより分析する水道管の漏水検知システムは、2016年から提供を開始、すでに世界64カ国・780件以上のプロジェクトに採用され、莫大な量の飲料水の漏水節約に役立てられています。衛星のLバンドマイクロ波データを活用した水道管の漏水検知や更新計画支援のためのシステムは、導入にあたって設備投資や機器の設置が不要なシステムで、これら製品は、2021年8月より、「アステラ」の社名・ブランド名で提供されることになりました。イスラエル、米国(サンディエゴ)、英国の拠点では、各分野の専門家が現行システムを継続的に改善し、革新的な新サービス・製品を市場に投入するために、研究開発に多大な投資を行っています。
URL:https://asterra.io(英語) https://asterra.japan21.co.jp(日本語:J21運営サイト)

■ジャパン・トゥエンティワン株式会社について

1992年9月に創業し、“イノベーションを市場化する”を掲げ、イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業の技術や製品のビジネス開発を日本で展開。主な取り扱い製品には、自動車の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」、車両の運行情報を管理・分析するフリートマネジメントシステム「イトラン」、タブレットの盗難防止製品「コンピュロックス」、プログラミング学習サービス「コードモンキー」、聴力アシスト機能付き無線イヤホン「BeHear® NOW」、衛星画像データを活用した水道インフラ管理・更新のための「アステラ製品」などがあります。
URL:https://www.japan21.co.jp/

お問い合わせ先 広報担当
ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京都渋谷区神宮前6-19-13 J-6ビル4F TEL:03-6775-7450
Email:utilis@japan21.co.jp

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