【名城大学】本学を含む「名古屋六大学」が学生による「魅力創出プロジェクト」の発表会を開催

本学から社本大昂さん(経済学部4年)が参加 小原学長らを前にプレゼン

終了後の記念撮影。前列右から3人目が小原学長、後列右から3人目が社本さん
終了後の記念撮影。前列右から3人目が小原学長、後列右から3人目が社本さん

本学を含む「名古屋六大学」による「名古屋六大学魅力創出プロジェクト」の発表会が6月27日、名古屋市昭和区の中京大学名古屋キャンパスで開催されました。本学経済学部4年の社本大昂さんら各大学から1人ずつ参加したチームが、「一つの大学では難しいが名古屋六大学が連携することで創出できる大学の魅力」をテーマに、半年間にわたって議論を深めてきた独自の企画案を6学長にプレゼンテーションしました。

「六大学合同PBL」「六大学へのオリター制度の拡充案」「魅力推進部の発足」を提案

本学と名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、南山大学、中京大学による「名古屋六大学」は、2023年5月に国公私立の枠を超え、教育・研究・学生交流の分野で連携・協力に関する協定を締結。これまでに石川県金沢市で合同の入試説明会や高校生や高校教員を対象にした六大学の学長によるトップメッセージフォーラムをはじめ、公開講座や教育の質保証に関連する公開講座などを共同開催してきました。

プレゼンの様子
プレゼンの様子
マイクを持ってプレゼンする社本さん
マイクを持ってプレゼンする社本さん

今回の発表会は、6つの大学から異なる専門分野の学生たちが一堂に会して、大学間の壁を越えて共通の課題やテーマについて議論を交わし、新たな視点からの課題発見や解決能力の向上を目指す「名古屋六大学魅力創出プロジェクト」との一環として初めて開催。各学長が直接、学生のプレゼンにフィードバックし、優れた企画は今後、名古屋六大学共同の事業として実施される可能性もあります。

6人の学生たちは2023年12月に初めて顔を合わせた後、対面やオンラインで20回にわたって企画案を検討。大学生活の満足度などを聞くアンケートを実施したり、教員らからもアドバイスを受けたりして、①新たな学びの機会 六大学合同PBL(課題解決型学習)②大学間の魅力促進 六大学へのオリター制度(新入生サポート制度)の拡充案③継続的な魅力創出 魅力推進部の発足-の3案をまとめ、この日、発表しました。

小原学長「社会に名古屋六大学を発信するため、もう一歩進んで考えて」と期待

6学長や各大学の職員ら約40人を前に、社本さんら学生6人は分担して企画案を明快に発表。六大学合同PBLでは今後の展望として各大学の教養科目の1つとして単位認定してもらうことなどを挙げたほか、学生・職員・教員が一体となって考える組織として魅力推進部を設立することを考えたことなどを分かりやすく説明。最後に「このプロジェクトをきっかけに、六大学を満足度日本一の大学群となることを目指したい」と宣言しました。

発表後、各学長が講評し、「アンケートの人数が少ないのでは」「長期的なスケジュールが伝わってこなかった」などの指摘もあったものの、全体的には「意欲的な企画案ができあがった。楽しく聞かせていただいた」「PBLで新しい価値観や考えを学ぶことができる」などと高い評価を得ていました。本学の小原章裕学長は「社会に名古屋六大学を発信するため、もう一歩進んで考えてください」と期待しました。

「詰めが甘かったというのが率直な感想」と講評後の質疑応答で振り返った社本さんでしたが、発表会後には「すごく楽しい半年間で、この場を薦めてくださった学務センター長の山本雄吾先生(経済学部教授)に感謝しています。この半年間、名古屋を盛り上げていく施策、名古屋六大学が連携することでできる施策を考えたので、名古屋を盛り上げて魅力ある街にしていきたいです」と話していました。

講評する小原学長
講評する小原学長
質疑応答で率直な思いを口にした社本さん
質疑応答で率直な思いを口にした社本さん
好評を聞く社本さん(中央)ら
好評を聞く社本さん(中央)ら
メディアの取材を受ける学生たち
メディアの取材を受ける学生たち

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