【岡山理科大学】ロボコン中国地区予選大会の運営を教員・学生がサポート

2024-09-30 15:30
主審、副審を務めた横田助教(右端)と大学院生たち

 高等専門学校(高専)の学生がロボット技術を競う「ロボットコンテスト2024」(全国高等専門学校連合会主催)の中国地区予選が9月29日、岡山県津山市の津山総合体育館で開かれ、中国5県の8高専から計16チームが参加して熱戦を繰り広げ、呉高専Aが優勝しました。岡山理科大学は審判役として教員1人、大学院生4人がこの予選大会の運営をサポートしました。
 審査員を務めたのが情報理工学科の赤木徹也教授。同科の横田雅司助教が主審を、また大学院理工学研究科博士課程の小林卓巳さん、修士課程の山下隼平さん、石橋卓実さん、林倖平さんの4人が副審を務めました。
 今大会のテーマは「ロボたちの帰還」で、縦11㍍、横5㍍の競技スペース内で、親機から発射装置で放たれた子機が着地した場所のポイントと、回収した箱、ボールの数で得点を競いました。
 運営サポートにあたった林さんらは「安全の確保とルール順守の徹底に一番、気を使いました。高専生が頑張っている姿を見て、大いに刺激になりました」と感想を話していました。

 今回の予選大会の模様は、2024年11月10日(日)午前11:00~11:54、NHKで放映される予定です。

「里吉先生」をしのんで…

 赤木教授は「私が津山高専でロボコンの指導をしていた当時、私自身をロボコン指導者として教育してくれた名物教授の里吉昭宣先生(故人)がいました。里吉先生がめざされた『ロボコンを通じた教育』は、岡山理科大学の情報理工学科でしっかり引き継いでいます。ロボコン教育で育った学生や、この教育のバトンを将来へとつないでくれる若手の教員が、また津山に集い、躍動してくれたことが何よりうれしかった。里吉先生もきっと喜んでくれていると思います」と感無量の様子で話していました。

審判用ユニフォームに着替える大学院生たち
本番では審判として紹介されました
ロボットの動きからは片時も目が離せません
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