日本初※、「情報発信型ゲストハウス・ますきち」が、愛知・瀬戸市でグランドオープン！メディア編集室とFMラジオ局が併設！【記念イベント開催】

2018-11-14 12:00

　愛知県瀬戸市のゲストハウスますきち(代表：南慎太郎)は、2018年11月24日(土)にグランドオープンし、宿泊事業を開始します。また、当日はオープン記念イベントと内覧会を開催します。

　“せともの”が生まれた陶磁器の産地、愛知県瀬戸市。その中心市街地に、築140年の古民家を改装した「ゲストハウスますきち」がグランドオープンします。昨年から少しずつ工事を進め、今年7月28日にプレオープンしました。プレオープン期間は金曜日と土曜日だけの営業にも関わらず、すでに100名以上のゲストに宿泊していただきました。

　代表の南慎太郎は、大学を卒業してすぐ23歳で地元の瀬戸市へ戻り、ゲストハウスをつくるため単身で取り組んできました。今年5月に実施したクラウドファンディングでは、ゲストハウスの工事費として181名の方々から1,279,500円ものご支援をいただきました。

　内装のリノベーションでは、古くから瀬戸の陶房で使用されてきた「もろ板」や古廃材を再利用し、モダンな雰囲気をだしつつも、どこか懐かしい感じを大切にしました。また、館内にはウェブメディア「ほやほや」の編集室と、地元FM局「ラジオサンキュー」のスタジオが併設されており、これまでになかった「情報発信型ゲストハウス」として、瀬戸市の観光・暮らしの情報のハブになることを目指しています。

宿泊スペース(ドミトリー)

ウェブメディア「ほやほや」編集室

FM局「ラジオサンキュー」スタジオ

ゲストハウスますきちのここがすごい！

＜その1＞瀬戸の偉大な陶芸家・川本桝吉(ますきち)さんが昔住んでいた家です！
　幕末から明治時代に活躍した陶芸家・川本桝吉さんの元邸宅をリノベーションし、ゲストハウスますきちは誕生しました。桝吉さんは、明治6(1873)年、日本が初めて国を挙げて参加したウィーンの万国博覧会に出品し、瀬戸の陶磁器を世界に広めました。また、日本で初めて茶碗に持ち手をつけ、コーヒーカップの製造に成功するなど、現在の日本の暮らしにも大きな影響を与えている人物です。

＜その2＞館内にはせとものをはじめ、ツクリテの作品が多数！
　瀬戸市は日本六古窯(ろっこよう)として、平成29年に日本遺産にも登録されています。館内の玄関には日本で初めて量産された「瀬戸本業窯」の本業タイルが装飾され、キッチンには市内の窯元や作家による多数のうつわがあり、宿泊やイベント時にご利用いただけます。また、近年、やきものに限らず様々なツクリテが活躍。ますきちの館内にも銅作家や現代美術作家による作品がちりばめられています。

「瀬戸本業窯」の本業タイル

＜その3＞みんなで作ったゲストハウス。リノベーションには延べ300名が参加！
　ゲストハウスますきちは、代表の南がおよそ1年がかりで少しずつリノベーションを進めてきました。場作りに特化した大工さんにアドバイスをもらい、口コミで集まっていただいた多くの皆さまと共に、なんとか完成させることができました。下は中学生から、還暦を過ぎたご近所さんまで、幅広い世代からおよそ300名の皆さまにご参加いただきました。

みんなでリノベーション

＜その4＞瀬戸の日常を楽しむ町歩きをお手伝いします！
　宿泊のゲストには、どんな場所に興味があるかをお聞きし、地元の人が通うディープな喫茶店や居酒屋、路地にある窯垣の風景が見られる場所などをご紹介します。また、2019年8月1日～10月14日には「あいちトリエンナーレ2019」が開催されます。ますきちでは館内の個室で市内のアーティストによるお部屋コーディネートをはじめ、見学ツアーを計画しています。

瀬戸の日常を楽しむ町歩き

グランドオープン記念イベント

日時　：2018年11月24日(土)　10:00～22:00
会場　：愛知県瀬戸市仲切町22　ゲストハウスますきち内
参加費：無料(感謝祭を除く)
予約　：不要

　オープン記念イベントとして、当日11時ごろを目安に「のれん掛け式典」および、内覧会を実施する予定です。取材をご希望の場合、イベント開催中の10時～22時の間で、お気軽にお声がけください！

当日のスケジュール

10:00(受付9:30) ：報告会
11:00 ～ 12:00　：のれん掛け式典、内覧会、お茶会
18:00(受付17:30)：感謝祭(参加費：2,000円)
　　　　　　　　　※東京の神保町に拠点をおく、今話題の
　　　　　　　　　　「スパイスカレー研究部」の“一平ちゃんカレー”や、
　　　　　　　　　　地元飲食店のお食事をご用意します
22:00　　　　　：閉会