古典芸能「狂言」で祝う開館15周年。三原市芸術文化センターで味わう趣深い人間賛歌。

野村萬斎の解説付で狂言「佐渡狐」「二人袴」の2演目を上演。

開館15周年を飾る記念公演

この秋、三原市芸術文化センターは開館から15周年を迎えます。世界的な建築家・槇 文彦氏が手掛けた個性的な建物とともに、ホールの音響にも高評価をいただいています。
開催ジャンルでは音楽公演が多い中、日本の伝統的な芸能も毎年開催しており、この秋は開館15周年記念公演として、過去にも特に人気を博した「万作の会」の狂言公演を上演することになりました。人気狂言師の野村萬斎が解説を行い、続いて「佐渡狐」「二人袴」の2演目をお楽しみいただきます。「二人袴」では、野村萬斎の長男である野村裕基との親子共演も見どころの一つです。

狂言「二人袴」
狂言「二人袴」

番組

解説 野村萬斎

狂言 佐渡狐

   佐渡の百姓  野村太一郎
   越後の百姓  中村修一
      奏者  石田幸雄
      後見  飯田 豪

狂言 二人袴

       親  野村萬斎
       舅  深田博治
    太郎冠者  高野和憲
       聟  野村裕基
      後見  中村修一

あらすじ

佐渡狐(さどぎつね)

年貢を納めに都へ上る途中で道連れになった佐渡と越後のお百姓。佐渡に狐のいるいないを巡り賭けをすることになったが、実は佐渡に狐はおらず、狐を知らない佐渡のお百姓は、奏者(取次の役人)にワイロを使い味方についてもらう。しかし奏者の「佐渡に狐はいる」という判定に納得のいかない越後のお百姓に、狐の形格好を問いただされ…。

二人袴(ふたりばかま)

今日は聟入り(結婚後、妻の実家に初めて挨拶に行く事)の日。舅の家では準備を整え、聟が来るのを心待ちにしている。一方の聟は、一人で行くのは心細いからと父親に舅の家の門前まで付き添われてやってくる。聟に礼装の長袴をはかせてやり、父は表で待っていたのだが、太郎冠者に見つけられてしまい、父親も舅に挨拶することになってしまう。しかし、長袴は一つだけ。さて、この親子はどうやってこの場を切り抜けるのか…。

狂言は庶民の日常や説話などを題材に、人間の習性や本質をするどく切り取り、大らかな「笑い」にしてしまいます。様々な登場人物たちが織りなす喜怒哀楽は時代を超えて生き続ける普遍的な人間の姿を描きます。
人間の感情の機微を描いた狂言の世界を、ぜひお楽しみください。

公演の詳細 ⇒ https://mihara-caf.jp/?p=8427

公演情報

公演名:古典芸能への誘い 野村萬斎 狂言の夕べ
会場:三原市芸術文化センター(広島県三原市宮浦2-1-1)
開催日時:2022年11月9日(水)18時30分開演(17時45分開場)
入場料:S席一般5,500円、A席一般4,400円 *未就学児は入場不可
取扱い:三原市芸術文化センターポポロ、ポポロオンライン、イープラス
ポポロオンライン:https://p-ticket.jp/mihara-popolo

主催:一般財団法人みはら文化芸術財団、中国新聞備後本社
後援:三原市

ご来場の皆様へ

当ホールでは「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づき、感染拡大防止に努めて公演を実施して参ります。
ご来場の際にはマスク着用、手指消毒、検温などの感染防止対策に、ご協力をお願いいたします。

アクセス

◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分
 「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ
◎山陽自動車道 本郷ICより約30分。福山西ICより約30分
※公演当日は隣接する宮浦公園多目的広場を、無料駐車場としてご利用いただけます。(16時45分~21時)
※駐車場には限りがございます。公共交通機関をご利用ください。
※公演終了後、ホール西側バス停よりJR三原駅行きの無料シャトルバスを運行します。

主催者概要

団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団
所在地:広島県三原市宮浦2-1-1 三原市芸術文化センター ポポロ
設立 :2019年11月27日
URL :https://mihara-caf.jp/

お問い合わせ先

三原市芸術文化センター ポポロ
(一般財団法人みはら文化芸術財団)  担当:吉本
電話番号:0848-81-0886
E-mail:event@mihara-caf.jp


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