【調査報告】日本の観光名所、満足度ランキングを発表
~ 白谷雲水峡が98.38%の高評価で首位、 意外にも札幌市時計台は期待はずれとの声も ~
2024-11-07 10:00
言語学習プラットフォーム「Preply(プレプリー)」は、全国80箇所以上の観光名所について、旅行者の評価を分析した調査結果を発表しました。本調査では、観光地の満足度を「良いレビュー」の割合で数値化し、ランキング形式で整理しています。
調査結果のポイント
- 満足度トップは「白谷雲水峡」で、98.38%という圧倒的な支持
- 上位5位は全て日本の伝統や自然に関連する観光地が占める
- 都市型の商業施設や繁華街は相対的に低評価
- 人気スポットでも、混雑や商業化により満足度が低下する傾向
高評価の観光名所 TOP5
- 白谷雲水峡(98.38%)
- ジブリ映画「もののけ姫」のモデルとなった神秘的な渓谷
- 豊かな緑と静寂な雰囲気が高く評価
- 高野山奥の院(97.38%)
- 荘厳な杉林の中の歴史ある墓地
- 精神的な充実感と歴史的価値が支持される
- 宮島(96.23%)
- 象徴的な「浮き鳥居」と調和のとれた景観
- 自然と伝統文化の融合が魅力
- 東大寺(96.15%)
- 世界最大級の仏像と歴史的建造物
- 精神文化と建築美の調和が高評価
- 奥入瀬渓流(95.16%)
- 四季折々の自然美を楽しめる渓流
- 整備された遊歩道と豊かな自然が人気
期待値とのギャップが大きい観光地
- 札幌市時計台(46.03%)
- 実際の規模の小ささが期待を下回る
- 展示内容の充実度に課題
- 根津美術館(50.60%)
- 貴重なコレクションを有するも、高額な入場料が不満
- 展示スペースの制限が評価に影響
調査概要
- 調査方法:トリップアドバイザーの旅行者口コミを分析
- 評価基準:4~5つ星をポジティブ評価、1~3つ星をネガティブ評価として集計
- 分析対象:全国80箇所以上の主要観光地
- 調査期間:2024年7月まで
今後の展望
本調査結果は、インバウンド観光の質的向上や、観光地の満足度向上に向けた施策立案の基礎資料として活用されることが期待されます。Preplyは、言語学習を通じた異文化理解の促進と、より良い旅行体験の実現に貢献してまいります。
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