青山商事として全国初となる「森林保全に関する連携協定」を締結 高知県梼原町とmore treesとの 三者間連携協定式 および 植樹イベントを12月2日に開催
青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))は、当社として全国で初めてとなる「森林保全に関する連携協定」を、高知県梼原町(ゆすはらちょう)と一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)との三者間で締結し、12月2日(金)に梼原町役場にて協定式を開催します。また、この締結を記念して、同日に植樹イベントを仲洞地区にて実施。植林エリアを「AOYAMAの森」として設定し、看板を設置します。
more treesは、地域との協働により森林保全を行う「more treesの森」を全国各所に展開し、そのプロジェクト第一号(2007年11月)のパートナーである梼原町と多様性のある森づくりに取り組まれています。この度more treesを立会人として、梼原町と当社は本協定にて、協働による森林づくり活動や地域資源の保全、持続可能な生産推進および利活用を行い、地域の活性化を図っていきます。
当社では、2018年度よりmore treesが進める“森と人がずっとともに生きる社会を目指す”取り組みに賛同し、スーツ売上金の一部を寄付し梼原町の森林づくりに役立てていただいています。加えて、2021年度からは、お客様が不要になった衣料品の店頭回収量に応じた寄付も開始しており、消費者と共に取り組むエコ活動を通して環境保全に取り組んできました。
梼原町は高知県の北西部に位置し、面積の9割を森林が占めています。林業はもちろん、木質バイオマス地域循環利用をはじめとした再生可能エネルギーへの取り組みにも注力されており、環境への取り組みを中心としたまちづくりに努めています。当社は、中期経営計画『Aoyama Reborn 2023』において、SDGsを重視したサステナブル経営を推進しており、本協定により地域課題の解決を図り、持続可能な社会の実現を目指していきます。
開催概要
日時:2022年12月2日(金)13:00~ ※植樹イベント(仲洞地区)14:30~
場所:梼原町役場 2階会議室1
主な出席者:
高知県梼原町 梼原町長 吉田 尚人
一般社団法人more trees 事務局長 水谷 伸吉
青山商事株式会社 取締役 兼 常務執行役員 山根 康一
協定における連携内容
(1)多様性のある森づくりに関すること
(2)木材の利活用促進に関すること
(3)地域資源の保全、持続可能な生産推進および利活用に関すること
(4)人材育成のための双方の職員研修および地域住民等との交流に関すること
(5)地域の安全・安心の確保や災害時の支援に関すること
(6)SDGsの17の目標とターゲットに関すること
一般社団法人more treesについて
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家 坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体です。加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすため、坂本龍一氏らが発起人となって、100名以上の賛同人とともに2007年に設立されました。
地域との協働で森林保全を行うmore treesの森の展開、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指した、さまざまな取り組みを行っています。(HP:https://www.more-trees.org/)
森林保全活動への支援
①2018年度からは、スーツの売上金の一部をmore treesに寄付し、梼原町の森林づくり活動に役立てられています。2021年度までで合計5,570,100円を寄付しました。
②2021年度より、『下取りサービス※』による衣料品の回収量に応じて森林保全団体more treesに1キロあたり2.5円を寄付する取り組み(年間上限100万円)を新たにスタートしました。2021年度(2020年4月~2021年3月)回収量実績は約340トンとなり、850,322円を寄付しました。
※『下取りサービス』について
年間を通して衣料品を商品割引券と引き換える『下取りサービス』を「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」などで実施しています。回収した衣料品は、主に海外へのリユース、車の断熱材や荷物の緩衝剤などにリサイクルされており、2018年からは近年の全国的な自然災害の増加を受けて防災毛布へのリサイクルも新たに開始しました。これに伴い2019年より、奄美市の他に、龍郷町(奄美大島)・石川県輪島市・新潟県佐渡市・熊本県天草市の計5自治体に寄贈させていただいております。