平成30年7月の豪雨から1年 被災した福富町に復興シンボルを制作!

近畿大学工学部(広島県東広島市)の建築学科 准教授 谷川 大輔とゼミ学生は、平成30年(2018年)7月の豪雨で被災した福富町の復興シンボルとして「福富ハレやぐら」を制作しました。令和元年(2019年)10月14日(月・祝)、「復興記念マルシェ」の開催に合わせて完成披露会を行います。

【本件のポイント】
●平成30年(2018年)7月の豪雨による被災からの復興シンボル「福富ハレやぐら」が完成
●常設東屋「郷のえんがわ」も学生らの作品で、被災していたものを復旧
●「福富ハレやぐら」は100%福富町の樹木を活用し、森のメンテナンスの役割を果たす

【本件の内容】
近畿大学工学部建築学科 准教授 谷川 大輔と歴史意匠研究室は、平成27年(2015年)から継続して福富町と連携を行いまちづくりに参加し、「星降るテラスプロジェクト」と称して、築100年超の古民家を地域のコミュニティスペースとしてリノベーションするほか、福富地域の朝市「たけにの郷のえんがわマルシェ」や地域の祭りに参加するなど日常的に福富町と交流をおこなっています。
福富町では、平成30年(2018年)7月の豪雨により、河川の決壊など甚大な被害を受け、学生がマルシェ開催時に使用できるよう制作した常設東屋「郷のえんがわ」が半壊、また隣接する特産品直売所も浸水被害等で約5カ月間、休業を余儀なくされました。
この度、谷川准教授とゼミ学生10人が地元の方と力をあわせ、約半年間かかり復興のシンボルとしてやぐらを制作し「福富ハレやぐら」と命名しました。「福富ハレやぐら」は、高齢化や林業の衰退により、山の管理が難しくなっているという地元住人の声を受け、密集して生えている木を適度に伐採するなど、森のメンテナンスも兼ねて100%福富町の樹木を活用しました。今後は祭りやマルシェ開催時に使用される予定で、このたび住民自治協議会により開催される「復興記念マルシェ」に合わせて、完成披露会を行います。

【「福富ハレやぐら」完成披露会開催概要】
日時:令和元年(2019年)10月14日(月・祝)10:30~12:30
場所:広島県東広島市福富町下竹仁466-1(福富物産しゃくなげ館 隣)
対象:一般の方(入場無料、入退場自由、申込み不要)

【関連リンク】
工学部 建築学科 准教授 谷川 大輔(タニカワ ダイスケ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1146-tanikawa-daisuke.html

「福富ハレやぐら」制作の様子
「福富ハレやぐら」制作の様子

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