ラック、中堅・中小企業のランサムウェア被害を防ぐ マネージドEDRサービスにトレンドマイクロの製品を追加

~サイバーセキュリティ対策に手が回らない、 標的になっている中堅・中小企業の対策を支援~

2023-05-11 11:30

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、エンドポイントセキュリティの運用支援を行うマネージドEDR(Endpoint Detection and Response)サービスに「Trend Micro Apex One(TM) SaaS with XDR」を用いて実現されるEDR機能を加え、2023年5月11日に提供を開始しました。

コロナ禍において、テレワークなど場所を選ばない働き方が多くの企業で取り入れられました。現在では、オフィスとテレワークのハイブリッドに対応するIT環境が広く普及しています。このような変化の中、VPN機器の脆弱性やリモートアクセス、メールを利用したランサムウェアを中心とした被害が増加しています。これまでは大企業を狙った攻撃が中心でしたが、今や企業規模を問わず、被害企業の約半数が500名以下の中堅・中小企業であると言われています。

コロナ禍前後でサイバー犯罪の被害を受ける企業の変化(イメージ)

これまで、ラックのマネージドEDRはランサムウェア対策に有効な対策として、主に大企業を対象にサービスを提供してきました。EDRが必要とされる脅威が大企業のサプライチェーンや取引先となっている中堅・中小企業にまで広がってきた中、ラックは企業規模を問わず利用しやすいトレンドマイクロの「Trend Micro Apex One(TM) SaaS with XDR」のEDR機能をマネージドEDRサービスのラインナップに追加し、「マネージドEDRサービス for Trend Micro(TM)」として提供します。

XDR機能を提供するトレンドマイクロのサイバーセキュリティソリューション「Trend Vision One(TM)」は、EDRを起点にクラウドやネットワークなどマルチレイヤのログを集約し、高度なスレットインテリジェンスとの相関分析による迅速なインシデント対応を実現します。今回ラックから提供するマネージドEDRサービス for Trend Micro(TM)は、XDRの起点となるエンドポイントのEDR機能を、マネージドサービスに組み込んでいます。

マネージドEDRサービス for Trend Micro(TM)のサービスイメージ

なお、EPP※とEDRを併せて導入する場合、サービス提供対象ライセンスは「Trend Micro Apex One(TM) SaaS with XDR」を、すでにSaaS版のEPPを導入済みの場合はEDR「XDR:Endpoint and Server(TM)」の追加導入となります。
※ EPP:Endpoint Protection Platform(アンチウイルス機能)

●マネージドEDRサービス for Trend Micro(TM)で提供する内容の一部
本サービスの利用で、中堅・中小企業によくある課題に、ラックはITセキュリティのエキスパートとしてお応えします。
・24時間365日のアラート監視
・危険性の高いアラートに対する自動隔離
・取引先などへの説明や今後の対策に利用可能な詳細調査報告書の作成

●トレンドマイクロ株式会社からのエンドースメント
トレンドマイクロは、ラック様による「マネージドEDRサービス for Trend Micro(TM)」の提供開始を心より歓迎いたします。サイバー攻撃は企業規模を問わず、中堅・中小企業にもその脅威は広がっています。また、サプライチェーンリスクの観点から、お客様や取引先からのセキュリティ体制の問合せ・要求も高まっています。サイバーセキュリティのエキスパートであるラック様が「Trend Micro Apex One(TM) SaaS with XDR」を活用し、EDR/XDRサービスを提供することで、様々なお客様へ迅速なインシデント対応の支援ができることを確信しています。
トレンドマイクロは、今後もラック様と連携し、お客様の課題解決に向けたソリューションの提供を推進してまいります。

トレンドマイクロ株式会社 上席執行役員 コマーシャルビジネス統括
バイスプレジデント 新井 一人

ラックは、今後もお客様のITセキュリティのお悩みにお応えできるよう、より良いサービスを提供してまいります。

【株式会社ラックについて】( https://www.lac.co.jp/ )
ラックは、システムインテグレーションとサイバーセキュリティの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、日本初の情報セキュリティサービス開始から25有余年にわたり、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線に立ち、情報セキュリティ分野のリーディング企業としても成長を続けています。

* ラック、LAC、サイバー救急センター、JSOCは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。

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